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中村明日美子
すみれ0401
「同級生」シリーズを再読しました。 以前読んでいた時は、訳あって「空と原」を読まないままで、左条と草壁のお話だけを読んでいました。(一応他のお話も読んだものの、いきさつが良く分からなくて・・・) でも、今回「O.B」を再読している内に、「空と原」が無性に読みたくなって、ようやく「空と原」(←今まで勝手な思い込みで避けてしまっていて本当に勿体なかった・・・)を読んでから、再び「O.B」を読ん…
同級生シリーズの再読をしているうちに、この作品の再読もしたくなったので久しぶりに読みました。 作者様が、小さい頃に読んでいた少年誌にだいたい一つぐらいはHなラブコメがあって、それが好きだったのでBLでもやってみたいと思いこの作品を作った・・・というようなことをあとがきで書かれていたのですが、まさにHなラブコメでした。でも、ただHで面白おかしい・・・というのではなく、色々と小技も効いていて、切ない…
「同級生」シリーズを再読し、その流れでもちろん「O.B」も再読しようとページを開きました。 「O.B」、以前読んだ時は、一応全体に目を通したものの、基本的には草壁と佐条の部分を重点的に読んでいました。 しかし今回、「O.B」を読み始めて、急に「空と原」も読みたい!!!という気持ちになりまして、慌てて購入して読んだ次第です。 何故今まで読まなかったのか・・・それは私が「空と原」が痛くて切なくて…
はるぽん
ネタバレ
禁断の兄弟愛、完結巻です。 目隠しが相変わらずエロかった。兄にではなく、弟に目隠しをしてのエッチにはクラクラしました。兄、エロいです…。 そして、何となくハッピーな展開に向かっているのかな、と思いながら読んでいたら、とんでもなかったです。この終わり方には賛否両論あるのかな、と思いましたが、切なくはあれど、とても綺麗な終わり方だったと思います。兄の手紙には泣いてしまった。 前巻で謎だっ…
今まで未読だったのですが、BL百名山のコーナーにこのタイトルがあったので上下購入してみました。 義兄弟、義弟×義兄です。 弟・攻めはいわゆる愛人の子で、兄・受けは御曹司。受けの父が再婚した相手の連れ子、という関係です。 血のつながりのない(仮定)兄弟で、兄はいつも弟に冷たく当たっています。いじめるわけでも暴力をふるうわけでもないのですが、ただただ冷ややかに対応しています。 でも弟は兄が…
シリーズ最終巻です。 じっくりゆっくり、文字通り愛をはぐくんできた2人。 この2人を見る度に、高校時代に一生の相手と巡り合えるなんて本当になんて素敵で羨ましい奇跡なのだろう・・・と思います。 勿論、ただの運命とか奇跡・・・とかだけでなく、この2人がとても真摯に相手の事を想い、大切にするという姿が、本当に素敵なんです。 ピュア・・・を超越して、もはやこの2人の存在は神々しさすらも感じます。 …
「同級生」に続くシリーズ第二弾「卒業生 冬」。 帯にも「恋が、愛しさに変わるまで。」とあるのですが、まさにそうでした! このシリーズの魅力の一つは、じっくりゆっくり丁寧に2人の話を描いているところだと思うのですが、流れゆく時間の中で、2人の気持ちが「恋」から「愛(愛しさ)」に変わっていく(変わっていくというか、自覚していく・・・という感じでしょうか・・・)、その一部始終を見守ることのできる幸せ…
水崎かるや
絵柄の綺麗さに惹かれ購入しました。 実際に読んでみると、とれも繊細で綺麗な世界観に吸い込まれました。 キャラクターの心の動きや、草壁と佐条の惹かれ合う様子や過程などもしっかりとしており、とても読みやすかったです。 本当にピュアです.....甘酸っぱいです......素晴らしい.....もう好きすぎます..... 「まじめに、ゆっくり、恋をしよう」というフレーズがとても似合う、そんな作品だと…
フジモト→隠れ腐女子
「まじめに、ゆっくり、恋をしよう」 草壁の髪色と同じ、レモンの炭酸飲料を飲んだような読了感があります。 同級生は、ドロドロのおせっせが読みたい人にはお勧めできません。この物語に、恋に落ちる→おせっせのスピード感のある展開はありません。同級生の2人が、まじめに、ゆっくり、恋をします。 佐城(暗い・ガリ勉・メガネ)、草壁(明るい・バカ・人気者)と、真逆な2人の物語です。この2人、共通…
charazou
一度読んで切なすぎて、暫く読み返すのは辛いなぁと、封印してたのですが、今日再度読んで改めて溜め息が出るほど、切なく情熱的な作品でした。 言葉は少なく、絵で表現する中村明日美子先生の独特な手法は胸を熱くさせてくれて、どんどん引き込まれていきます。本当に美しいです。 少し内容に触れますが、竹蔵と名前を呼んだ忍。最後の笑顔の忍。奥さんに宛てた手紙のラスト。脳裏に焼きいて離れません。この結末し…