中村明日美子さんのレビュー一覧

非BL作品

王国物語 1 非BL コミック

中村明日美子 

これだけ確立された世界はもはやファンタジーの域を超えている…!

「アードルテとアーダルテ」1~2話

蒼い眼をしたアードルテ
紅い眼をしたアーダルテ

アードルテは囚われの身として長年監禁され続け、アーダルテはシャリバルテ国王の第一皇太子として王位を継ぐ身

或る日1日だけその立場を入れ替えてくれと懇願するアードルテ
彼の「すぐ戻る」という言葉を信じたアーダルテ
アードルテは戻らぬままとうとう王位継承日を迎えます
そして彼らの運命を動かす事…

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火花 コミック

中村明日美子 

女性視点のBLだけど

中村明日美子先生の描く女性視点で描いたBLですが、メインの女性の戸森は一見クールに見えるけど実は芯の強いかっこいい人だったので、BLで登場する女性は物語で少し邪魔に思えるときもあるけどもかなり重要な役割をはたしつつかっこよかったです。
彼女の目を通して犬飼と三郷の恋愛を見守っていきます。
高校で出会った3人が大学生~社会人になるまでのあれこれにドキドキでした。
先生の描く人物ってどうしてこん…

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惡い男 コミック

中村明日美子 

忘れられない男

「惡い男」という作品タイトルだけれどもその実は「忘れられない男」って事なのかな?と感じました

「忘れられない男」ではすこしパンチに欠ける凡庸さが掠める可能性をこのインパクト絶大な「惡い男」というタイトルでまとめ上げているのかな、と・・・

確かに「惡い男」なんて絶対に「忘れられない」ですからね!!

そんな訳で性悪でどうしようもないクズな男達の短編集、という訳ではないのでそこは誤解し…

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惡い男 コミック

中村明日美子 

全部美味しい

最初の話しがとくに好きだった 春の画

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卒業アルバム(「同級生」「卒業生」公式ファンブック) コミック

中村明日美子 

ファンなら大満足できる1冊

カラーイラストがたくさん、漫画も収録されていて(短編)ファンなら大満足できる1冊になっていると思います。
私の失敗は電子で購入しちゃったんですよね。
これはどう考えても紙で買うべきだったな、と思いました。
前半がイラスト集なので電子だと存分に堪能できない!ちょっと考えたら分かることなんだけど。
改めて先生の絵は本当に繊細で美しいな〜と思いました。カラー本当にキレイです。
高校生だけが持っ…

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火花 コミック

中村明日美子 

描かない美しさを感じさせる一冊

誤解を恐れず言わせてもらえるなら、先生の代表作、「同級生」と背中合わせのような話だと思った。あちらが朝日ならこの作品は黄昏…的な。(因みに中村先生のお話は大体読んでいます。同級生の大ファンです)



(あらすじは既に多くの方が触れていらっしゃるので大体は省かせていただきます)

高校の時の一瞬目があったときに、恋に落ちる。自ら恋に落ちたことことを認められず、ただ湧き起こる激情をどう宥…

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home コミック

中村明日美子 

珠玉のオムニバス

同級生だった二人が結婚して一緒に暮らすまでを収録したオムニバス作品集となっています。

あー、本当に心からいい〜と叫びたくなるくらい、まさに珠玉のオムニバスですね。
同級生だった2人がお付き合いを経て結婚、そしていよいよ一緒に暮らすところまでたどり着きました。
正確には一緒に暮らすことが決まっていて、それまでの時間という感じです。
あくまで2人がメインですが、これまで2人と関わってきた人…

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火花 コミック

中村明日美子 

火花か

戸森のすることが全部納得行くし、自分はそうしないってことでも戸森はするよなって感じで、どんどん読み進められちゃうのにその1回でしっかり心に残っちゃって、場面を思い出して何度も味わっちゃう

戸森はいつのときもよーじのこと好きで、何かしたから嫌いになるみたいなんじゃなくて、よーじという人間に惚れている
戸森も初めてみたときに好きになったんだよね
一目惚れのときに散る火花
よーじは激しい人間…

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火花 コミック

中村明日美子 

貫禄

中村明日美子先生の漫画読んで、
良くなかった事なんて…ありません!!

女性目線BLっていうのをこれの前に
何作か読んでいて、楽しみにしてました。

内容はもちろん、明日美子先生らしく、
ツラッ…、イタッ…と思いながらも、
最後には凄まじい熱量の愛、愛、愛。

女って強い、そして突然脆い。幸せになって欲しい。

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火花 コミック

中村明日美子 

さすがの巨匠!ありがとうございます!

 うーん、さすが…。
女の子視点でのBL、しかもB当事者の一人の彼女という設定が斬新であるからだけじゃない、この設定だからこそのストーリー展開、中村明日美子先生、唯一無二!
 戸森さん、犬飼くん、三郷くん、みんな美人。明日美子先生の絵、ほんとに美しい。戸森さんの視点で物語は進むので、執拗なまでに拳を振るう犬飼くん、無抵抗で受ける三郷くん、の心情は会話としてもモノローグとしてもほとんど描かれてい…

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