中原一也さんのレビュー一覧

アルファ士官学校の秘密の華~堕とされた孤高のオメガ~ 小説

中原一也  奈良千春 

男同士ならではの憧憬が良い…ッ!!!

評価は神寄りです。(変更するやも)

バディがお好きな方に刺さりそうだなと思いました。
漢惚れをして憧憬を抱くのと同時に、
こいつには絶対負けたくない!と切磋琢磨する関係。
思春期特有の青臭さも加わって堪らんのです…!!!

受け:レオンハルトは
脇目も振らず夢だけを追ってきた王道エリートで。
教科書通りのことなら完璧にこなせるし、
それだけの努力をコツコツと積み重ねてきた子で…

3

アルファ士官学校の秘密の華~堕とされた孤高のオメガ~ 小説

中原一也  奈良千春 

二人の切磋琢磨と成長がまぶしい

エースパイロット候補生、森の中の士官学校、16歳、学園にたった一人のオメガ、そして中原一也さん!どう料理してくれるのか?
この設定たちが読みながら萌えが湧き上がってきましたとも!

中原さんのオヤジ攻めが好きなのですが今作の攻めも、年は若く規律の厳しい寮生活の中でも良い味を出してました。

森のざわめきが聞こえて来そうな臨場感を感じる学園もの?

もう冷静で規則正しく真っすぐな美しす…

5

アルファ士官学校の秘密の華~堕とされた孤高のオメガ~ 小説

中原一也  奈良千春 

空を駆ける世界観と青春の恋模様 気軽に楽しめる

ヴォルフ(α)×レオンハルト(Ω)


休戦中の架空世界を舞台にした
エリート養成航空士官学校の物語。

国家や政治には一切踏み込まず、シリアスすぎなく、
非常に読みやすい。さすが中原一也先生!


心を奪われてしまったのは、
オメガバースの青春の恋模様!
男子だけで封じられたパブリックスクールのような空気感!
その中で繰り広げられる
空軍の卵たちが空を駆ける世界観!

4

色悪幽霊、○○がありません! 小説

中原一也  小山田あみ 

探しモノは何ですか?見つけ難いモノですな

中原一也先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
お人好し 3
エロ 3
異物挿入 2
コミカル 2
な感じだと思います。

土方さん×安田さんのカプです。

タイトルの○○で何となくアレかな?と思っていたら、本当に当たってしまった、なかなかなコミカル設定でした。

先祖の屋敷を相続した安田さん。そこであるものを失くした地…

0

夕陽が落ちても一緒にいるよ 小説

中原一也  ミドリノエバ 

悲しい

とても面白かった。
家庭環境最悪な父子家庭で育った受けと、幼馴染で裕福な家庭で育った攻め。生きる環境が違った二人だけど大人になっても縁は切れずに親友として過ごしていた。失踪した父親との区切りをつけるためにも失踪宣告の手続きをしたことをきっかけに受けと攻めは過去と向き合うことに…というお話。

幼少期のエピソードや、お互いに救い救われてきた関係性、お互いを大切に思いあっている気持ちの強さに涙。…

1

僕たちは昨日まで死んでいた 小説

中原一也  笠井あゆみ 

後半はあまり楽しめなかった

内装業の職人(佐埜)とおにぎりメインの食事処の店主(月島)

他人の「死の匂い」を感じとることのできる月島。その匂いを発する人間とは深く関らないようにと生きてきたが、「死の匂い」のする佐埜と親交を深めるように。


家族を喪った辛い過去のある月島。今も辛い状況から抜け出せずにいる。
佐埜も、他人には触れさせたくない辛いものを抱えている様子。

お互いに距離感をはかりつつ近付いていく…

1

拝啓、百年先の世界のあなたへ 小説

中原一也  笠井あゆみ 

アンドロイドの人権とは…?

未来からきた美形アンドロイド(キース)と一度は夢敗れた新人小説家(なつめ)

ある日突然なつめの元に現れたキースは、なつめに再び小説を書いてもらうため、なつめの子孫の手で未来から送られてきたという。


小説家としての自己肯定感が地を這っていたなつめが、キースの後押しで再び小説を書き、小説家として復活する様は読んでいてカタルシスがあった。

新しい編集者や人気作家の真島先生との出会い…

1

はだれ恋 ~拾われ男の妄想~ 小説

中原一也  小山田あみ 

No Title

定期摂取、小山田あみ先生。
初読み作家さんでしたがアンリミのレビューが良くて読みました。

女も抱ける攻め、奥さんいる攻めは基本性癖対象外なんですが、これはとーーってもよかったです♡
奥さんは病気で亡くなってしまい
もちろん忘れることはできず、
ずーっとふたりの間に存在しているのですが
その加減が絶妙でした。
了が想いを持て余してこれでもか!!ってくらい
夜遊びしちゃうのはソワソ…

0

僕たちは昨日まで死んでいた 小説

中原一也  笠井あゆみ 

”擬態”からの救済と再生の物語

キャラ文庫さんのフェアに合わせて(特典のクリアカードが欲しくて…)、中原一也先生作品の中で未読だったこちらを購入、読んでみました。

”家族の死”をテーマにした、苦しく切ない内容。
でもその奥深さと面白さにページをめくる手が止められず、一気読み。さすが中原先生だなあ、と感嘆せずにはいられない、深みのある内容です。

攻め受け共に不幸で暗い背景を持っており、今でもその影に苦しめられている設…

1

夕陽が落ちても一緒にいるよ 小説

中原一也  ミドリノエバ 

最高の煮付けBL

母を亡くし、兄は出て行ってしまった。
ろくでなしの父からの暴力を受けていた小学生時代、幼馴染とすごす時間だけが心の支えだった。
父が失踪し、恐怖から解放された主人公を支えてくれたのは幼馴染。今でも正義感が強く、検事となった今も大切にしてくれている。
そんな中、ずっと行方がわからなかった兄が接触してくるようになった。お前のせいだ、と金を要求されるようになったが。

メリバ、といえばそうなの…

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