中原一也さんのレビュー一覧

花吸い鳥は高音で囀る 小説

中原一也  笠井あゆみ 

とにかく面白い。

作家買い。作家買いですが、中原さん×笠井さんということでテンションMAXで読み始めました。

最近、個人的に中原作品はホントにはずれが無くてどれを読んでもめっちゃ面白いのですが、今作品もすんごく面白かったです。中原さんはコミカルな作品も書かれますが、今作品はどちらかというとシリアスでダークなお話でした。

すみません、ネタバレ含んでいます。





主人公は潜入捜査やおとり捜…

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深森少年は烏に恋をする「梟はなぜ烏を黒く染めたのか」番外編書き下ろしSSペーパー グッズ

なんて可愛い!

本編でも書かれていた祭りの日の後のお話。
小学生時代の体育祭での出来事を深森少年視点で書かれてます。

深森の一目惚れ時の感情や、黒羽の歌声を聴いた瞬間の幻滅。
好きだっただけに自分の想像外のマイナス面を見て抱いてしまった感情が、すごく正直に素直に書かれています。
でもそのマイナスはギャップ萌となって深森の心に突き刺さり、体育祭での見当違いな行動に駆り立ててしまうのです。
その行動・思…

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今、できること「ドMの変態がエロ男爵に恋をした!?」初回特典SSペーパー グッズ

前向き!

短いですが、本編後の気負わずに頑張ってる門倉の姿が見れて良かったな~と思えるSSでした。
タイトル通りに今できることを頑張ってる門倉の姿にきゅんっときました。

義務教育すらまともに受けてなかったのに、時間を忘れるほど、夜更かし迄して勉強してる門倉。
やっと高校の数学に突入したばかりと言ってますが、かなり頑張ってる姿が感じられます。
それもこれも、周りが敵だらけの弟をサポートしたいと思う…

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ドMの変態がエロ男爵に恋をした!? 小説

中原一也  nagavic 

この母は、中原さんが書いてきた『オヤジ』像と被る様な気がして

まず、初っ端にひと言。
「私もあの猥雑な所が沢山残っていて、泥臭く、田舎くさい昭和が大好きです!!」

……と叫んでスッキリした所で感想をば。
中原さんの作品とは思えぬタイトル&ド派手な表紙です。特にマゼンタが良く効いたショッキングピンクの『ドM』と『エロ男爵』の文字がポップに踊っていて、たまらなく恥ずかしいです。
ここの所、中原さんの書かれるお話には大変驚かされている私は、とてもドキド…

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溺れた純愛 小説

中原一也  高嶋上総 

是非読んでいただきたい(それしか言えない)

2015年9月刊行の『エロとじ♥悦』掲載作品。イラストが1枚入っています(表紙絵はそれを構成したもの)。

「北斎かよ!」と心中で『キワモノ』と決めつけて読み始めたのですが、ちょっと待って。これ、全然違う!
むしろ、今年の某有名映画賞で作品賞を取った『シェ○プ・オブ・ウォー○ー』を思わせるようなラストに、今日一日、無意識のうちにこの作品のことを考えてしまっていました。完全に心を持って行かれた…

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ドMの変態がエロ男爵に恋をした!? 小説

中原一也  nagavic 

心に沁みる名作なんです!!

表紙やタイトルからは想像がつきづらいと思いますが、笑ってホロリと来てと、心に沁みる感動作でした。
逆に、このタイトルで「感動作ね!!」と想像される方がおられたらビックリですが(^_^)ゞ


まずこちら、現代が舞台でありながら、昭和感漂う「旅人遊郭」が舞台です。
そこで男娼として暮らす門倉と、客としてやって来た手塚と言うカップリング。

この門倉が、根っからのドMで変態なんですね~。…

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ドMの変態がエロ男爵に恋をした!? 小説

中原一也  nagavic 

タイトルとのギャップがすごい

タイトルと表紙にちょっとビビりつつも、でも作家買い。

やばい。
すごく良かった…。

主人公は『旅人遊廓』で働く男娼・壱。
彼には戸籍がない。
戸籍がないから学も無く、34歳になった今も男娼として働いている。

と書くと、すごく薄幸なのかなと思うのだけれど、彼自身は自分の環境をネガティブにはとらえていない。
なぜなら、彼には母親から愛された記憶があるからだ。

彼の母親は…

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ドMの変態がエロ男爵に恋をした!? 小説

中原一也  nagavic 

愛情たっぷり

昭和が香る現代遊郭人情モノ。
一見タイトルからは想像できないくらい愛情が溢れてました。
特に壱のお母さんの描写はとっても素敵です。

何でも持ってるけれども子供の頃に愛情を受けなかったので愛がわからない攻×お金的な豊かさとは縁遠いけど、愛情だけはたっぷり貰って育った受。
そんな二人の切なくどMエロいお話です。
遊郭なので仕込みとかお仕置きとか勿論お客とってますし、受がドMなので変態チッ…

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梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

ほんとに鳥でした。

鳥か…鳥だよねぇ…。タイトルからして『フクロウの染物屋さん』の話が絡むんだよな~とは思っていましたが、本当に鳥だとは思わなかったのでびっくり。さらには政界の話でまたびっくり。

中原一也さんなので確かに面白いんです。電車の中でいけない、いけないと抑えようとしても、それでもにやにや笑っちゃっうくらい面白いんです。鳥のもつ特性をいかした名前がついてたり、各々の人物の行動もよく練られているし…

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梟はなぜ烏を黒く染めたのか 小説

中原一也  奈良千春 

鳥人×政治

鳥の生態を擬人化しているというのか、ディテール細かく、こだわりもあって面白い!
名前の読みも違う読み方するとその鳥に関わりあるものだし、すっごく凝ってる!
某議員そっくりの人物も出てくるし(笑)

政治絡めてるんだけど、固くなりすぎず、鳥絡めてるからかソフトでとっつきやすいです。
出てくる鳥人達の形容や役割にはクスっときます。
烏のカラオケ・・・ちょっと聴いてみたい!

そして、サ…

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