竹美家ららさんのレビュー一覧

雪よ林檎の香のごとく 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

あぁ、青春

 Amazonの評価の高さに惹かれて購入、大当たり!

 先生と生徒、一途で不器用な二人の、それはもう丁寧に描かれた恋愛模様にどっぷり浸って幸せ一杯。

 青春っていいなぁ。
 恋愛っていいなぁ。

 読み終えた後、そんな風に思いながら本を閉じました。

 派手さも、エロさもないけれど、登場人物全員がちゃんと自分で考え、地に足をつけて立ってるのがイイ。
 透明感のある文章から滲…

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雪よ林檎の香のごとく 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

流れるような文章に引き込まれて

新人さんです、これがデビュー文庫のようですね。先生と生徒のカップリングでカップリング設定はありきたりなのですが、その、背伸びをしていない感じがかえって良かったんじゃないかなと思いました。

父親の母校の入試に失敗し来年編入試験を受けるために毎朝図書館での勉強を日課にしてる高校1年生の結城志緒は5月のある雨の日の朝、普段通り向かった図書室で現国の教師で担任の桂が本を読みながら泣いているところを目…

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ア・プレイス・イン・ザ・サン コミック

竹美家らら 

今風に言えば「キャッキャウフフ」

例えばここに二人の男の子が居て、何とはなしに
じゃれ合っているのですがその様子が殆ど友人の
域を超えてカップル同然のオーラを漂わせている訳です。
それが多分「キャッキャウフフ」と言う物言いの表す
所です。
そして、この一冊にはそのキャッキャウフフがミッシリ
詰まっています。表題作なんてキャッキャウフフを
そのまま展開した様なものです。

H度は「少ない」と言う事になっていますが、…

2

いとし、愛しと言うこころ コミック

竹美家らら 

さりげなく、さりげなく

狂言回しと御伽噺が上手い具合に混ざり合って
織り成される少々不思議なラブコメディ。
寝室を覗かなくとも髪結いと便利屋の仲の加減が
判りましょう。

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