竹美家ららさんのレビュー一覧

ぼくの太陽 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

かわいい子供時代

3つのお話が入っていました。


「メモリーズ」は、計と潮と竜起が小学生時代のお話で、
それぞれが社会科見学でテレビ局を訪問するという内容でした。

あのキャラのまま小さくした感じですごくかわいかったです。
特に竜起は、きっと子供時代ってこんなだったんだろうな~と想像・共感できちゃう感じで笑えました。

「ぼくの太陽」は、潮視点のお話。
潮がネットから計の出ている過去の番組動画…

2

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

可愛いね!

面白くてスラッと一日で読めました。アナウンサーとアニメーターのラブコメみたいな感じです。
何より受けの計が可愛すぎます笑 いちいち頭の中で暴言を吐く姿に、この人いちいち文句を言うのめんどくさくないのかなぁと思ってしまいました。でも頑張るところはしっかり努力するし、普通にいい子じゃないかと思いました笑
少し疑問に思うのは、顔をマスクで隠してるだけで違う人だと思う潮です。いや、声でバレるだろ!い…

1

しもべと犬 小説

玄上八絹  竹美家らら 

つらさを乗り越えよう

読み始めてしばらくは、衰弱していく信乃のことがどうにも不憫で、結構読むのがつらかったです。この2人は(特に信乃は)幸せになれるのか…? と思いながら読んでいました。 
読むのが辛いながらも、信乃の一途な愛がいじらしくて、前半のおかげで信乃のことが大好きになりました。
智重にはかなり根深いトラウマがあって、信乃を苦しませている智重の態度は智重が信乃を愛しているからこそ…というのを信乃が理解したと…

2

イエスかノーか半分か 2 世界のまんなか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

200万点の壁ドンありがとう!

イエスかノーか半分かの続編。
また計と潮の掛け合いが見れて幸せです。

今回は、ライバル?!の木崎了の存在に弱気になる計が見られます。
そんな、計を気に掛ける潮ですが、当然ながら負けず嫌いな計は素直になれるはずもなく、二人の関係がぎくしゃくします。

そんなこんながあり、ようやくラブラブの二人にもどったと思いきや、まさかの記憶喪失。
うわー、このタイミングでくるかーと一喜一憂してしま…

4

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

素の自分でいられる特別な場所

表向きの顔は優等生のアナウンサー国江田計。
でも心の中の素の計は常に悪態をついています。
その裏の顔を知っているのは親だけのはずだったのに、
ひょんなことから都築潮に知られてしまいます。

そして素の自分(裏の顔)でいられる潮との時間が、計にとって心安らぐ時間となり、潮との関係も急接近!

とにかく可愛くてお似合いの二人。
「愚民ども」と悪態をつく計は笑えます。
そして素直じゃな…

5

ふったらどしゃぶり When it rains, it pours 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

好きな気持ちと体を求める気持ちはイコールじゃない

セックスレスに悩む二組のカプ。
彼女を抱きたいのに拒まれる萩原と同居中の幼馴染の和彰から抱いてもらえない整。

同じ悩みを持つ萩原と整がひょんなことからメル友になり、知らない相手だからこそ悩みを相談しあいます。
それが同僚だと分かった後も、その関係は続き、ついに体を合わせます。

セックスへの強いこだわりも、切実な二人の前では全然いやらしさがありません。
体の関係がないから嫌いなわけ…

7

ナイトガーデン 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

ナイトガーデン(和章作)が見たいです

ふったらどしゃぶりでは私の中で好感度低いキャラベスト2だった和章と、金髪碧眼の山籠もり系(?)男子柊くんのお話です。
読み始めて最初に感じたことは、 和章って、こんな人だったんだ… ということです。 同じく一穂作品の、「雪よ林檎の香の如く」と「meet,again.」に出てくる栫さんと(人間っぽくないという点で)タイプが似てる…といいますか。
ふったらどしゃぶりでの和章は、(セリフだけでしたが…

4

イエスかノーか半分か 2 世界のまんなか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

キャラの魅力が爆発!な2巻。

前作に続いて大好きな作品です!
とても楽しく読ませて頂きました。

今回は計が色々と不安定で心配しましたが、そこはやはり俺様でプライドの権化な国江田計(笑)さすがでした!
とにかく前半は主人公である計の頑張り屋さんでツンデレな魅力が、後半は潮の優しさが炸裂しています。
終始2人のやり取りに笑いつつ、2人のイチャイチャに和んでニヤニヤして楽しめました。程よいエロもありつつ、ストーリー内を占…

5

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

表も裏も、たったひとり。


一穂さん初読みでした。
お仕事BL!という感じで、頁数も005~152が表題、153~260(あとがき1頁込み)が第2部、という読みやすい量。一々辞書を引かなければならないような難しさもなく、強いていうなら文章が飛びやすいというか読み返すことが多く、伏線らしき事柄に驚き切れなかったことが少し残念、というくらいです。嚔等…

「冗談じゃありません」からの
「うまくやれ、と言って下さい。僕…

3

千流のねがい 小説

玄上八絹  竹美家らら 

癒しと号泣の一冊

ファンタジー系モフモフ、ケモ耳系に縁が無かった私に一大転機をもたらした本。そして、純粋さに癒され涙を流したい時に読む本として絶対を誇る一冊である。あれから色々な作家さんのを読んでみたが、この作品程泣いた(むしろ号泣の域)のものは無い。偽りの神様として造られた「きつね」のなんと愛らしく一途で切ないことか!そしてサッカー少年の瑞々しい生命力と身にまとった明るさとに 心底救われるような思いだった。征士郎…

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