竹美家ららさんのレビュー一覧

イエスかノーか半分か 3 おうちのありか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

計が男前すぎる

シリーズ3作目。人気アナウンサーで二重人格の計とアニメーターの潮のカプ。
今回も相変わらず表の国江田計さんは、王子キャラで誰に対しても優しく、真面目で努力を惜しまないでも裏では毒舌です。しかし前2作はツンデレ王子アナ計を潮が大きな愛です包み込み計が人間的に成長して行くという感じでしたが、今回は計が物凄くカッコイイです。愛する潮を奪還すべく策を練り勝負する。奪い返された潮は本当に幸せそうで、今回は…

1

イエスかノーか半分か 3 おうちのありか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

自腹で国枝田記念館(*´艸`*)w

このシリーズは本当に面白いです。
私の中でBL小説の不動のナンバーワンです。
計と潮のかけあいが秀逸で笑いを誘います。
今回は2人の関係のピンチを向かえ、ちょっと泣きそう&手に汗握る展開でした。

そして、ますます計の面白さとかっこよさに惚れました。実際問題、計の最後の策が有効なのか、いまいち私には分からなかったのですけど。
本気を出した計が、人気と知名度、カリスマ性の上に、優…

8

イエスかノーか半分か 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

会話の応酬やテンポが良いd(⌒o⌒)b

あらすじや内容については皆様によって既出ですので、私は感想のみ申し上げることに致します。
まず、計が潮との出会いで偽名を名乗る際、「オワリ」という名前を選んだのが面白かったです。
相手の名前が都築ということを知り、とっさに「続き」に対して「終わり」だから「オワリ」。
さすがアナウンサーなだけあって、計は頭の回転が速いです。
そう言えば、小説が好きで数多く読んでまいりましたが、業界ものって初…

6

イエスかノーか半分か 3 おうちのありか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

まだまだ続きが読みたいです。

今回は潮の家族トラブルでしたが、一穂ミチ先生の作品はBLという枠を越えていつもストーリーがしっかりしていて面白いです。潮の家族にもいろいろ事情があって、あんなにしっかりした子に育ったのかしら。そして、計は話が進むたび頼もしくなっていきますね。二人とも魅力的な人物ですよね。潮は今回弱いところが出てきて、お互いに必要な存在だと再認識したのではないかと思います。まだまだ続きがありそうなので期待したいです…

7

片想いと恋文 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

永遠のXOXO、存在全部で Kiss & Hug

昨年、同人誌などの番外編が二冊にまとまった、『林檎』こと
『雪よ林檎の香のごとく』。

それは嬉しかったことながら、なんとなく一区切りついちゃった感があり
非常に寂しく感じていたのだが、また彼らと出会えて本当に嬉しい。

装丁がとても凝っていて、見返しというか一ページ目が
ハートのエンボス加工がずらっと並んだピンク色。
なんともキュートでスイートなのだが、
中身は甘いだけじゃなく…

4

雪よ林檎の香のごとく 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

綺麗な恋のお話でした(๑¯﹀¯๑)

先生と生徒って言うのが良いです。でも先生の過去が切なくって、ちょっぴり胸が痛みました。
「彼女は、いないし、つくらない。一生」と言っていた先生。そんな先生がいつしか志緒ちゃんを好きになっていました。その前に、志緒ちゃんからの「俺、あんたが好きなんだ」という告白があり、それまではまだ志緒ちゃんに対し恋愛感情を抱いていなかった先生でしたが、いつしか両想いに。
良かったね、先生。志緒ちゃんは先生…

4

片想いと恋文 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

また書いてくださって嬉しい

『雪よ林檎の香のごとく』2016年夏コミの同人誌です。
まず開いてすぐ、ハートの凹凸のある紙が使われていてすごく可愛いです!
ずっと触っていたい感触でした。
再録の商業本が出たのでもう一穂さん林檎は書かれないのかなと残念に思っていたので、サプライズ。嬉しかったです!

今回は志緒ちゃん(受け)の妹・美夏を中心に進みます。
美夏がスピンオフで主人公だった嵐と手紙のやり取りをしているのです…

4

イエスかノーか半分か 3 おうちのありか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

今ならハムスターとケンカしても負ける

BL歴が長いですが、レビューをはじめて書きます。
こちらを読んだ後、ふたりの出会いやあれやこれやを読み返したくなり
①巻からまた読み直しました。
同人誌もオークション等に手を出し、散財してしまいました…。

①と②は全体的に潮の抱擁力がはんぱなくて
いつも腕広げて待っててくれるような安心感があったけど
今回の巻は、潮さん不安定です。
そして、あのツンデレで不器用な計が、
成長して…

11

ナイトガーデン 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

良かったです(^_^)v

前作「ふったらどしゃぶり」を読んでみて面白かったので、すぐに後作「ナイトガーデン」を読み始めました。
前作の主人公たちがとても好きでしたので、今回はどうだろうと心配しましたが杞憂でした。
むしろ和章のことがよく理解できるようになり、今ではこちらの作品の方がより好きになりました。
和章は寡黙でちょっぴり冷たいイメージです。
例えば花をキレイと感じる情緒がなかったりします。
でも本当はとても…

3

イエスかノーか半分か 3 おうちのありか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

帰る場所

読み終えて、今すぐ前2作を読み返したくなりました。それほどに計が人間として、男として、アナウンサーとして逞しくなっていて感無量でした。

過去の2作では、BLの攻キャラに欠かせない器の大きさという魅力は潮の担当だったと思うのですが、今作ではその部分を計がしっかりとカバーしていて、逆に潮が色んなことで悩んで揺らいでいます。その様子がまた良かったです。私は、潮はこう…何があっても(計とは違う意味で…

8
PAGE TOP