竹美家ららさんのレビュー一覧

『横顔と虹彩』イエスかノーか半分か番外編ー初回限定SSペーパー 嫉妬と夕立 グッズ

皆川がフットサルに行ったあと…

あとがきの続きです。

あとがきでは、初Hの翌朝「もう一回する?」なんて誘っておきながら、友達とのフットサルの約束を思い出して、なっちゃんを部屋に残して飛び出して行ってしまった皆川。
この先、振り回されてしまいそうななっちゃんが心配だったのですが…

お部屋に取り残されているなっちゃんに飲み会のお誘いが入ります。
昼からビアガーデンで酔っ払っちゃったなっちゃんを、皆川がすごい勢いで迎え…

0

横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外篇 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

半分で良かった男が、全て一人占めしたいと思った恋

「イエスかノーか半分か」のスピンオフ、明るく飄々とした男・竜起の物語です。そして相手は不器用(性格が)で頑固なAD・深。

「国江田さんが、いっぱい出て来るといいな~」などとリラックスモードだったのですが、読み進めるうちにどんどん引き込まれて、あっと言う間に読了です。
感想としては、もう「さすが…!」という言葉しか出て来ないのですが…。
クスッと笑えたり、しんみりしたり、感動で目頭が熱くな…

20

横顔と虹彩 イエスかノーか半分か 番外篇 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

愛おしくて胸がぎゅーっと

国江田さんの後輩の皆川くんのお話です。
スピンオフってやつですね。

自分、「イエスかノーか〜」が好きすぎるので読む前はちょっとだけ心配でした。期待が高まり過ぎちゃって、外れたらどうしようかと。
国江田さんメインの時はそんなに皆川くん好きじゃなかったし。
一穂先生の作品はものすごーくハマるものと、イマイチしっくりこないものがあったので。

読み終わった結果、すごく胸がぎゅーっとなって…

10

イエスかノーか半分か 3 おうちのありか 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

愛おしすぎる2人

 BL小説の中で相手の為を思って身を引く、というのは王道だし、好きな流れでもありますが、その奪還にこんなにかっこよくてこんなに痛快だと思ったのはきっとない!!!

 包容力あって男前な潮は、甘え下手で弱いとこ見せるのがダメで、潮にもこんなところあったんだな、とかわいく愛おしく感じました。
計の周囲にプレッシャーをかけられた事で、政治家の父親の元に帰る決心をした潮。
潮が本気で言えば、計はど…

11

クラクラダイアリー 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

おうちの様子

表紙の国江田さんの片恋ダンスに激しく萌え散らかして購入しましたが、内容には恋ダンスネタは出てきません。
同居してからの、二人のおうちの様子が描かれています。
(嫌な感じではなく)距離感が少し変化した事とか。
インテリアが具体的に描かれていたりして、おうちの想像(妄想?w)がモワモワ膨らみました!

年末年始のお話しなのですが、潮と計はこれからもずっと一緒に人生を重ねて行くんだろうなぁとい…

2

クラクラダイアリー 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

楽しみは後に取っておくタイプ

おうちのありか後の年末年始。表紙は国江田アナの方恋ダンス♪

旭テレビ男性アナウンサーカレンダーに選抜された計、計の担当は12月。からかわれることが分かっているので、潮には内緒に。幸いにも潮は仕事が立て込んでいて、気付いていない。ベッドは計の部屋にしかないので、仕事で遅くなった潮は、計を起こさないようにと、潮の部屋に取り付けたハンモックで寝る。
アナ部忘年会の抽選会で入浴剤と温泉旅行が当たり…

8

おとぎ話のゆくえ 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

世が世なら、身分差?

造り酒屋の息子、森山慎が家を出て七年後、東京で知り合った来杉隼人を連れて故郷に戻ってきた。このご時世、未だお殿様が御座す城下町。不躾で口の悪い隼人が、高校生の「若様」こと野衣湊(あつむ)になぜか気に入られ、飼い犬の散歩を頼まれる。

町の歴史。湊を取り囲む人々。湊の高潔さ、生真面目さ。そして隼人の孤独。読み進めるほどに魅了されました。やっぱ、すごいなぁと思ったのは、剣道のインターハイ決勝シーン…

1

ナイトガーデン 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

前作のネタバレもあり><

一穂ミチ先生「ふったらどしゃぶり」、「ナイトガーデン」読み終えましたのでまとめて感想を書かせていただきました。

個人的に前作は切ないというよりおもしろい話だった。一言にいえば、各自の事情によりたまった男2人がやっちゃってそれで恋に落ちた、という話。BL作品だから萌えるんだけど現実だったら納得できないかもしれない。それに恋愛感情に疎いわたしから見ると、一顕が好きなのにセックスに抵抗があるかおり…

1

雪よ林檎の香のごとく 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

雪よ林檎の香のごとく降れ

北原白州の短歌からの題名といい。
とても美しいです。
この世界観に浸れたらよかったのですが
まったくもって攻めの桂に一ミリたりとも共感できませんでした。
でも、志緒とりかは無条件に好きです。
桂が恋に落ちた葉子さんも人物設定は悪くはないです。
イラストの竹美家ららさんもとても美しくて。

こちらの作品は私にとってはいいか悪いかよくわからなくて…
とにかく、感じ取る感性がないのでし…

5

ひかりのはる 小説

一穂ミチ  竹美家らら 

ひかりの中の一顕と整

「ふったらどしゃぶり」の一顕と整の物語も、同人誌では続いていて、二人の一ファンとして嬉しいです。
始まりは一顕が出張から戻ってきたところから。いい感じにつきあってる二人ですが、同棲とかはしてません。
整の今の昭和的なアパート(エレベーター無し)にキャリーを持って上がる一顕のしんどさを思う整。
引っ越そうかな、という整にそのままでいいんじゃね?みたいな一顕。
整が例の如く思考モードに入ったと…

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