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一穂ミチ 竹美家らら
DOT
ネタバレ
続編があることの喜び(再) 期待に胸ふくらませ、拝読いたしました。 前作からの重要人物、竜起のスピンオフ作品と知って読み始めましたが 新しい登場人物、深の気持ちから入るのが素敵でした。 一穂先生は状況説明で表すのではなく 登場人物の心情を描くので激しく感情移入することができます。 潮と計は隠し事がおおく、かけひきの多い2人でしたが 竜起となっちゃんは裏表のない素直さ、 まっ…
3巻目、おもしろすぎるという恐怖。 話はどんどん壮大になるのですが、後戻りしてもそのたびに面白く、 発見があります。 1巻目に登場したものが出てきたりするので 何回読み返したかわかりません。 潮の気持ちから綴られ、潮の生い立ちが明らかになる巻。 「不憫攻め、復縁が癖」なんて簡単に言ってた自分と反省会。 先生の物語は、癖が全部宝箱のようにちりばめられているのですが 解像度が高すぎ…
完全に1巻から無我夢中、続編があることに心から感謝して読みました。 一穂ミチ先生の世界に没頭できる幸せを噛み締めてます。 引き続きの登場人物はすでに私の中で生き始めて、 新しく登場する人物も魅力的です。 計の「なりゆきでなったアナウンサー」の事にフォーカスされている2巻。 計に恐ろしい程の努力があったと改めて感じる巻でした。 2面性のある計の半分の記憶が無くなる、という展開…
ざくざくちゃん
YESかNOか半分か番外編2です。1を読んでいなくても読める内容ではありますが付き合っている竜起となっちゃんの間に横恋慕する新キャラ小太郎という構図なので1を読んでいた方がわかりやすいと思います。 アメリカから中途採用で入社してきた竜起の幼なじみ小太郎はずっと竜起を目の敵にしています。なっちゃんが小太郎を「子分」として教育係をすることになりますが、まさかの告白をされ!?? 竜起に迷惑を…
YESかNOか半分か番外編、アナウンサー竜起とADの新キャラ、深(なっちゃん)のお話です。 バラエティ番組「ゴーゴー」のADである深には陶酔している憧れのプロデューサー栄さんがいます。全てワンマン、人遣いも荒い栄さんで周りの不満もヘイトも集まっている中、深だけは常にその後ろを追いかけ彼が望む事を読み取り応えようとしています。栄の横顔さえ見れれば、この人の隣で彼を支えるADとして「ゴーゴー」を…
ぱるりろん
「メロウレイン」は「ふったらどしゃぶり」の同人誌等を集めた本。「イエスかノーか半分か」にとっての「OFF AIR」みたいな位置づけです。 その「メロウレイン」が、「ふったらどしゃぶり」のドラマ化を機に上下巻の文庫になりました。 上巻のレビューで「メロウレイン」の素晴らしさについて滔々と述べましたが、下巻の感想も似たようなことを繰り返すことになってしまうので、こちらでは下巻収録のうち思い入れのあ…
おぶもいもい
「ふったらどしゃぶり」「ナイトガーデン」の その後。 たくさんの短編集が楽しめる"完全版"の下巻。 一顕と整の幸せにあふれた日常、さらに上巻にはなかった和章と柊のお話も収録されていて 彼らのことが気になっていた私にとってはたまらないエピソードばかりでした。 山を出て生活は大きく変わり、これまでと時間の流れがまるで違う日々を過ごすふたりですが。 その中には変わらな…
ドラマ化を記念しての完全版。ということで、 本編後の彼らの日々を一気に読めて ありがたい気持ちでいっぱいです…! 「ふったらどしゃぶり」を読んでから、頭の中をずっと彼らに支配されている。 と言っても過言ではないくらい、色んなことを考えてしまっていました。 とてもヒリヒリしていて、痛くて切なくて、 同じ想いに辿り着くまでが遠くて…。 男とは?女とは?セックスとは?という答えはどこに…
「メロウレイン」は「ふったらどしゃぶり」の同人誌等を集めた本。「イエスかノーか半分か」にとっての「OFF AIR」みたいな位置づけです。 その「メロウレイン」が、「ふったらどしゃぶり」のドラマ化を機に文庫になりました。 ソフトカバーの「メロウレイン」は既読で、ほとんど同じ物とわかっていますが迷わず文庫を購入。 何度読んでもいいなあとしみじみ、一顕と整の生きる世界に浸り、幸せな気持ちになりまし…
冒頭から潮のもの悲しいプロローグから始まる3巻。その、何かを予感させるモヤッとした霧がかかった状態でのいつもの様子の潮と計のやり取り。そんなありふれた日常に突然出てきた計の選挙出馬話。出馬など有り得ないと完全否定する計ですが、実は計達の知りえぬ裏で秘密裏に動く人達がいて…!? 中盤まで、嫌〜〜〜〜な霧が晴れず。その霧が晴れ全てが明るみに出た瞬間、悪い予感ほど当たるんだよな…という気分になり、…