池玲文さんのレビュー一覧

奥津城村の愉快葬 コミック

池玲文 

不思議な風習がある村

4つのお話が収録された短編集です。不思議な風習や、狐が恋する話、水神の子孫の話や現代ものの話になってます。どのお話も可愛くて面白いけど、表題作が一番好きです。

奥津城村には、珍しい風習があります。それは、数えで33歳になると行われる生前葬です。
圭司は、従兄の白雅の儀式に呼ばれて5年ぶりに帰郷します。白雅は、片思いしてた相手で、5年前に過ちを起こしそうになった相手でした。
久しぶりに会っ…

2

媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

究極の選択

『媚の椅子』の続編です。加賦と韮沢の出会った頃の話とか、甘々な二人が楽しめます。シリアスなヤクザものは好きじゃないんだけど、池玲文さんのこの作品は好きです。

韮沢の過去の話では、父親が最低過ぎて。優しくされた加賦に傾倒するのもしょうがないかと思えます。
そんな加賦が今回は、韮沢を溺愛してます。

そして、組のために迫られる究極の選択。しのぎを譲るか、韮沢を譲るか…。

苦悩する加賦…

5

媚の椅子 コミック

池玲文 

死んでもいいほどの強い想い

ヤクザものや痛い系は、苦手です。この作品も最初拷問シーンがあって、痛い痛いと思うんだけど、その後で二人の愛情が伝わってくるので、何度も読み返してしまう作品です。

若頭の加賦が拷問してるのは、加賦が拾った韮沢です。韮澤が組を裏切ったという疑いがあったからです。

それは誤解だったんだけど、拷問を受け入れてた韮澤に、加賦への怖い程の真剣な想いが伝わってきてゾクゾクします。目隠しを外して、加賦…

4

たつのおとしご コミック

池玲文 

ととさまのカッコ良さとツノの可愛さにやられます

池玲文さんの作品の中で大好きな作品です。もう何回読み返したか分かりません。とにかく、ととさまのカッコ良さと、ツノの可愛さがキュンキュンして悶えます。

ととさまは、山奥で頭に角のある美少年を拾います。天涯孤独なととさまは、ツノと名付けて一緒に暮らすようになります。そんな中で、お互いに相手を意識するようになっていきます。

ツノは子供の頃は可愛いし、成長したら色っぽくて。ととさまだけを一途に…

4

バンフォード侯爵家の執事 コミック

池玲文 

執事たちの恋

『人間玩具』のスピンオフです。レナードの執事、グレアムのお話になります。もちろん、レナードとフィンのカップルも登場します。他は、フィンの友達の双子のお話も収録されています。

執事のグレアムに惚れてしまったのは、バトラーとしてやって来たアレックス。グレアムとは以前にも一緒に仕事をしたことがあって、惚れるのは二度目だったのです。
このグレアムの、意地悪さとエロさとたまに見せる嫉妬に萌えます。

5

No.99:人間玩具 コミック

池玲文 

珠玉の作品集

アラブ・不細工・尿道責めなどバラエティに富んで、おまけにファンタジーでショタ風味もある短編集です。どれも面白いけど、中でも好きなのは、『幻想黒子』と『雪ぐサディズム』の二つです。

『幻想黒子』
雑貨屋で見つけた、洗っても消えない黒子。好きな相手を振り向かせたくて軽い気持ちで付けたら、その日からモテモテになって。好きな相手も自分を好きになってくれたけど、黒子の影響かと思うと悲しくなるのです。…

4

ひんやり廊下、万華鏡 コミック

池玲文 

同じ高校の生徒が主役の短篇集

【教師×奨学生/後輩×先輩/弟×兄】の3CP。

全て同じ高校の生徒が主役だそうで、ちょろっと出てきた時には(・∀・)ニヤニヤさせられますwww

■ひんやり廊下、万華鏡/廊下の先、二人きり■
永井(教師)×稿左(奨学生)

毎週木曜。夕陽が万華鏡のように乱反射する西館廊下で。
奨学生の稿左は、教師の永井に立ったままで犯された。
怖かった筈なのに、嫌だったはずなのに。
彼を…

2

媚の椅子 コミック

池玲文 

シビアだけどオマケ漫画は可愛い(ノ∀`*)ンフフ♪

あとがきのパンチパーマ×パンチパーマの1コマは…最強です。
「うおー兄貴の昇り竜超あばれ馬っス!!」「そうやろそうやろ」
…1コマなのに印象残り度が半端無い

■媚の椅子/暗夜の礫■
加賦(梅崎組若頭)×韮沢(加賦に拾われた部下)

長く抗争を続けてきた梅崎組と相賀組の手打ち直前に、相賀組の男が刺された。
梅崎組若頭・加賦は、犯人を匿っているであろう韮沢を拘束し、苦痛と快楽をその体…

1

媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

番外編までオイシイ

本編については皆様書かれているので、番外編の個人的な萌えポイントを。

番外編は本編で韮沢に話を切り出す前の二人きりの離島旅行のお話ですが、とにかく韮沢をとびきり甘やかす加賦がすごく良いです。

特に印象的なのが、韮沢が露天風呂の岩場でことに及ぼうとするんですが、「そこじゃ背中が痛いだろう」と言う加賦と、「どうせ傷だらけですし」とキョトンとしている韮沢の対比。

韮沢の答えに興醒めな加…

10

媚の椅子 コミック

池玲文 

全てが好み!

腐女子歴は人生の半分を超えたというのに、商業BLには一切手を出してこなかった私。
その理由の一つが、自分のツボと合う作品を見つけるのは容易ではないだろうなというものでした。が!出会ってしまいました~!

こちらのレビューを参考に池先生の「たつのおとしご」を読んだ所、自分の萌えポイントとピッタリ一致!
こんなに自分好みのお話もあったのね!もう少し早く出会っておきたかった~!と思いました。

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