池玲文さんのレビュー一覧

媚の凶刃 ~X side~ コミック

池玲文 

各短編がすべて魅力を確立させている

 加賦と韮沢の濃厚さを極めた濡れ場については、もはや言うまでもなく満足度の高い作品でした。紙の方は分かりませんが、少なくともこの電子版では、池先生の技量がこれでもかと活かされた立派なモノも存分に拝めます。修正が軽くても綺麗目に、あるいはさほど力まずに描かれたモノが多いように感じる今の流行りの中で、これほどリアルに肉感的に、皮の感じまで伝わるほどに力を入れて描かれているのには、普段修正度合いをあまり…

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青色契約 コミック

池玲文 

加賦さ〜ん!

天才画家とパトロンのお話です。
17年前の池先生の作品ですが、今も昔も絵が美しいです^^
そして、いい男がいると思ったら加賦さんじゃないですか!
昔から素敵ですね♡

さて、本作の主役は画家の紲熔とパトロンの安藤。
作品はオムニバス形式で続いており、
一冊まるっと安藤×紲熔カップルです。
少しコミカルな展開からシリアスまであり、
二人が離れ離れになる場面は切ないですね。

各…

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媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

加賦も相当やられている

 これまでに輪をかけて韮沢が可愛く思えてきます。こんなに一途に、ただ1人を命を懸けて愛し、尽くせる人はなかなかいない。狂おしいほどの加賦への愛。ひとたび彼に捨てられるかもしれないと聞けば、立場を忘れて逆上し、無理矢理犯して手中に収めようとするほどの激情。でも、なんだかんだ一番たちが悪いのは、そんな韮沢の重たい愛をいつも振り切れず、最後には受け入れ彼を可愛いと思ってしまう加賦なのかもしれません。

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媚の凶刃(2) コミック

池玲文 

一筋縄ではいかない男達

 やはりヤクザものは抗争の渦中、銃をぶっ放してやり合うシーンに痺れますね。それぞれが己の守りたいもののためにぶつかり合う銃撃戦。それは利益だったり、矜持だったり、組や部下達だったり、親友だったり、愛している人だったり。一度寝返ったキャラが再び寝返ったりもして、二転三転する相関図が非常に読み応えありました。コウキと叔父貴が、ただ軽薄なだけではない人物だったのはすごく嬉しかったですね。やる時はやってく…

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媚の椅子 コミック

池玲文 

受けよりも脆い若頭

◆媚の椅子(表題作)
 極道ものをそこそこ読んできた感覚からすると、若頭のような幹部に就いているキャラって最初から相当腹が据わっているキャラが多い気がするんです。余程のことがなければ、周りに対して一分の隙も見せないような。でも、加賦の場合はちょっと違う。もちろん幹部として上に立つ素質は十分備えていながらも、韮沢を前にした時彼は割と呆気なく感情を乱すんですよね。そこが面白いなぁと。こんなに厳つい顔…

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8人の戦士〜事前審査編〜【電子限定・18禁】 コミック

池玲文 

読まないという選択肢は無い

〖DMM電子書籍〗FANZA取扱
修正 : 白線
カバー折り返し : -
カバー下 : -
帯 : -
裏表紙 : -
電子限定特典 : -
備考 : 事前審査編のみフルカラー
ひと言 : フルカラーだからこそ実感する肌色の嵐。

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8人の戦士 1 コミック

池玲文 

くだらなっオブザイヤー!

このレビュー難しいですね。でも、内容が内容なのでこちらも何も考えずに書くことにします。
1巻でまだ登場人物それぞれの紹介とこの変わった風習の島のしきたりの説明みたいなので終わってしまったので評価としては真ん中にしました。でも、笑える度では、ここ最近のイチオシかも。こんな綺麗な絵で、こんな綺麗な顔で何を大真面目に馬鹿言ってるんだか。あまりに危険な戦いだから尻上げしてないお子さまには見せられないとか…

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8人の戦士 1 コミック

池玲文 

大真面目なギャグ

池さんに珍しく?というか本領発揮なのではというギャグでした。
お尻を出さないと行けない、イったほうが負けという戦いがある変な島の話。小さな部族がいて、癒やし系やガテン系などそれぞれに特徴があり、ちょっとゲームっぽい?

主人公は、外の世界で秘技を取得してきた(外ではただの大学生)ため勝ち上がったりしますが、結局試合はどうなったのかよく分からない。追いかけてきた恋人とまた外部で修行生活を送るよ…

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兄ちゃんの話 コミック

池玲文 

はぁぁぁ泣く

一言…全人類に読んで欲しい。。
道徳の時間で取り上げて欲しいです。。

4

兄ちゃんの話 コミック

池玲文 

2013年にこんなお話を書かれていた池先生を尊敬します。

「ihr HertZ」2014年1月号、3月号、5月号に掲載された作品だそうです。
8ページの描き下ろしが付いて全76ページ。読み応えあります。
なんで単行本化されなかったのかなと思う反面、逆に今がグッドタイミングかもしれないなとも思う内容でした。
たくさんの人に読まれるといいなと思います。
電子のみでの発売ですが、紙派さんの目にも届きますように。

弟の目を通して語られていく、大好き…

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