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池玲文
藻とカレー
ネタバレ
宿敵シャオチェンを倒しにいく2人が興奮しながら、お互いこの道でしか生きていけないと確かめ合うのいい。 分かち合えるのはお互いだけだと。 何より、お互いを絶対に守る、失いたくない、と抑えられない強い気持ちが、このシリーズの最初からずっと描かれているテーマですね。 シャオチェンが悪党の中の悪党でよかった。 姐さん方の度胸もさすがだなと。 息子を守ったのが、ああ母親強し。 ラスト…
加賦と韮沢が関係を持った経緯が描かれていた。 気になっていたので、なるほど!と。 韮沢は最初から感じやすかったんですね。 本編の合間の話なので、X side なんですね。 クセモノで目立っていたけど得体の知れないコウキの話もあったし。 加賦と韮沢の関係が親父にバレていて公認なのが笑える。 韮沢に愛人でも我慢できるよな、と加賦に結婚をすすめるくだり。 そんなに、そいつは具…
跡目争い、抗争についてはおいておいて、主に2人についての感想です。 大人に成長していく韮沢いいですね。 髪が伸びた時は超チャラく、髪切ってスーツ着たらキリッとイケメンで。 韮沢を手駒として、自分のために命を捨てるよう育て、韮沢が覚悟を決めているのに、動揺する加賦もいい。 そうでしょう、韮沢を失うのが怖いよね、ととてもよくわかる。 加賦は、折にふれ、自分の気持ちをストレートに韮…
「媚の椅子」の2人の出会いが見られた。 韮沢を手懐けようとする加賦。 最初は抵抗するものの、加賦が欲しい、俺のモンにしたいな、と思う韮沢。 加賦からしたら想定外のえらい懐かれようですねw この時点で運命は決まっていたとも言えるのでしょう。 加賦に甘やかされてメロメロになったり、佐川の所へ行けど言われてキレる韮沢いいです。 テメェは俺のモンなんだよ‼︎ 独りにするくらいなら…
シリーズ5冊揃えて、その1作目として読みました。 冒頭の拷問シーンから、どんなハードな展開がやってくるんだろうと思ったら、めっちゃ純愛でしたね。 しかも、あなたのためなら命をかける…重いやつ。 それでこその極道モノ、という感じです。 韮沢が美形で、加賦を命がけで思っていていいですね。 エロいし。 加賦は立場上、葛藤があるのはわかる。 でも、韮沢を手放せなかったし、韮沢がか…
池先生初読みです。 絵がきれいですね。 読み始めた時の印象では、どんなこじれた関係なんだろ?と思いましたが、純愛でしたね。しかも重い。 洋館とかパトロンとか安藤のキャラとか、時代を感じましたw いちばんおもしろかったのは、4コマ漫画で、顔にケガした安藤の傷が残ってしまったら、 「顔すら良くない ただの色ボケボンボンオーナーになってしまう…‼︎」 と佐々木がぷるぷる震えてい…
碧雲
2006/01の古い、初期の作品。 いけないことと思いながら、やっぱり好きでまとわりついてしまうカスミさん。 ゲームが無いから、など色々な理由をつけて「腹減った」と好きな人の家に居ついている。 こういう大好き好きムンムンのアプローチを受けても、なんだかんだと嫌がらない、義章はかなり鈍い人。義章は料理や家事全般が上手い。 文句言いながらも、カスミが仕事でいないと「ちゃんと食ってんのか…
一般人には、価値がきっとわからない、ただひたすらに蒼い絵を創作し続ける若い美貌の画家。その描く蒼に魅せられた資産家が注ぐ支援と愛について、色に因む短編物語 裏から見たら、著者が求める理解者や支援者の理想が、コレなのかな?と思ったり。 芸術家を育てる気持ちを長く持てる、底無しにお金を注げる、作る作品に今以上の出来を信じて期待を注ぐ、とあるお金持ちのお話でした。 掛け値なしにそそぐ愛が美しか…
とてもインパクト強い内容の短編集でした。面白い。絵が素敵。SFのショートショートのような短編集です。あとがきを読むと「構想に長い時間をかけて構想を練ったテスト作品」とのこと。納得。 ▶ジオフロント 『No.99:人間玩具』に収録された短編「花降る地下街」のスピンオフ --- ジオフロント (Geofront) 広義には地下空間の総称、狭義には地下に作られた都市、およびその都市計画の…
「やっぱりお前はあの涼なんだな」。 で、始まる2巻。 隔月刊で二年かけて完結した結末は、読者から色々要望があったそうですが、二人はちゃんと父子という設定で進みます 距離を置いた親子としての愛を希望した果だったけれど。 家は、所有者の希望で、取り壊す事になる。 色々あって、果も気持ちに正直になることに決める。 涼君の気持ちを受け入れて、東京で二人で暮らす事に。 不思議なお話…