total review:285259today:33
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
58/134(合計:1339件)
菅野彰 草間さかえ
ミネミネ
あえて同性同士でなくても良い、のか? いやー、異性じゃアレか。 人間としてどう相手や社会や自分の人生と向き合っていくのか? 誰かが上手に解決してくれることはなく、末長く幸せに暮らしましたには当然ならない生きていくことを書かせると上手な作家さんですね。 きっと何度も読み返すでしょうし、その度新しい読みかたをしそうです。 萌っていうのとは違うのですが、評価の順番的にこの評価になりました。
潤潤★
ネタバレ
全体的に暗いです。それでいて難しい内容です。 なので、読むなら一気読みする事、時間を気にしないでいい時を是非オススメします。 でも、休み休み読まなかったのはそれだけ面白かったのと、映画を観ているようにいつの間にか内容に夢中になっていました。 受けさんの佳人も攻めさんの孔太も、過去に未だに囚われていて。 団地という箱。15歳。それぞれの環境に対する葛藤。 2人の間には共通となるキーワー…
凪良ゆう 草間さかえ
maruchan
評判が良いので、購入して積読(電子版なので”落とし読”)していましたが、満を持して読んでみたところ……評判に違わない傑作でした。いや…もっと早く読むべきでしたよ、私! 教師と生徒、大人と思春期の少年、夜の店で偶然出会う…なんて設定もシチュエーションも本当によくあるパターンなのに、実際に読んでみるとあらすじだけでは伝わらない良さが溢れていました。 17歳の瀬名くんの突っ張った可愛さもたま…
草間さかえ
yuiru
電気工事作業員?×雪山に住む彫刻家 高校生×高校生(エロなし) 高校生×高校生(エロ) 1作品目をもっと読みたかった!特に弟と兄の絡み! 3作品目は田舎の嫌な部分や死など、嫌に重いテーマなので、今の気分には会いませんでした。
zww
胡散臭い祟りの元に、受けのせいで拗れてしまった攻めのトモと等閑な愛情しかもてなかった受けの裕一の話なので、なにかと結構ややこしいです。 まずは序盤で語られる初恋の祟りのルールをしっかり理解しておくことが大事でした 笑 フワーっと流し読みしていると、途中「ん?どんなだったけ?」と何度も戻ることに。 草間さんと言えばメガネ受け、そしてこの裕一のほだされっぷりが最高。 十年前も、十年後も自分の状…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
ねつさま
三浦しをんさんの解説と草間さかえさんのイラストに惹かれて購入。 最近、老眼が進み小説を読むのがつらくなっていたのですが、そんなことを 全く気にせずに一気に読了。 ミステリー好き、アメリカのドラマ好き、そしてBL好きの私のために書かれたような小説。登場人物にも それぞれ魅力がありエリオットのツンツンぶりが好きで好きで~。 タッカーのエリオットに対しての思いやり溢れる行為もロマンティックやな…
千寂
表紙の草間さかえさんの絵に惹き込まれて手に取りました。 ひらすらに内省的で、そこはかとなく重苦しく、とにかく作者さんの思い入れが強いことがよく伝わってくる小説です。 成り行きから年下の男の面倒を見ることになり、その痛々しい愚かさ稚さに、己の過去をも突きつけられていく受け。次第に受けに心を開き、いっそ盲目的ながらも、世界というものを知っていく攻め。 傷付いた幼い子どものままの心を抱えた2人…
月村奎 草間さかえ
みちみち
ハードな作品続きで食傷気味となり、たまにはちょっと優しい話が読みたいなぁ~と軽い気持ちで読み始めたこの作品。 母親には「産まなきゃよかった」と言われ、同級生からは「貧乏草」と蔑まれ、愛情に飢えた芙蓉の前に、ルックスも抜群で成績も優秀、運動神経も良くて、精神的にも大人な完璧な西澤が現れ、一端は離れ離れになりなからもなお、揺るぎない愛情を持って現れる…って一体なんなのよ、出来すぎじゃないっ、なん…
フランク
何度読んでも、もっと何かが隠れているじゃないか、もっと細かく読めるんじゃないかと思ってしまいます。 一読しただけでは、正直、全容を把握しきれなかった。(読解力のある方なら一度でわかるんだと思いますが。) 繰り返し読むことによって細部が結びついてきて大きな一枚の絵になりつつある感じ、というんでしょうか。 初恋のたたりという全ての不幸の元は初恋の祟りで、振った相手が祟られるという実際にある(…
【どこにもない国】 時は第二次世界大戦の末期、海軍所属部隊が降り立った南方の小島でのお話。 こういう状況下のBLというのにまず驚きました。 生きるか死ぬかという瀬戸際の日々、上官とその部下、部隊での規律。 安穏な日々を過ごす我々からは想像もつかないような状況下にいる二人。 わざと規律を破る早川と、他の隊員への示しをつけるために早川を殴る隊長の竹内。 竹内の手は震えていて、今にも泣き…