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ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
ダラダラ
ネタバレ
痴話喧嘩の巻。 数巻分飛ばしたのかと思ったくらい言葉はなくとも関係が出来てた。 ジェイクに女性の影を見たアドリアンの嫉妬からの行動力は見事なものでした。 前作以上に頑固。そして相変わらずの皮肉の効いたユーモアよ・・・ 特にお気に入りの言葉は、とある大学の博士が学生からインディ・ボーンズ(骸骨)と呼ばれているというのを聞いて答えた 「残酷な思春期の若者に幸あれ」ですね。ゴロが好き。 …
M/Mの小説初読み。 ちるちる内でもよく挙がる作品だったので気になっていましたが、ようやく読破。 一番好みだったのはセリフ回しだったり登場人物の関係性。 私が洋画を好んでよく見ますが、その好む雰囲気のままでとっても楽しめました。 例えば、雇い主と雇われ人の上下関係だったり自分を嫌っているであろう人とでも(なるべく低接触を図りつつも)ハグをする。 アドリアンと母親の関係性も好き 病弱…
ましゅ
愛すべきMR文庫。 今回も言わずもがなですが、面白かったです。 BLとミステリーが一緒に楽しめる! BL部分に全振りでもエロ特化でもなく…ストーリーの厚みもしっかりある読み応えバッチシな小説でした。 純粋に事件の真相や犯人が気になりつつも恋愛面にもそわそわさせてくれる。 男二人の関係が元通り…いやそれ以上になるまでの流れが丁寧で、衝突したりしつつも確かにまた繋がっていく。 続編…
火崎勇 草間さかえ
ふばば
火崎勇先生の作品なら大ハズレはなかろう…となんとなく選んだ本作。 え!すっごい面白いじゃん‼︎ …という感じで。 いやいや、ほんとに面白かった! 医師法に抵触し医者になれず、だが貧しいひとを救いたい。そんな気持ちで医師免許を持たないまま闇医者として働く市井。 そんな市井を本気かどうか惚れた、と口説いてくるヤクザの鬼塚。 この2人の物語なんだけど、途中から思いがけない展開へ変化するの…
草間さかえ
藻とカレー
短編3本。どれも好き。 表題作は山奥の家にケーブルを直しに行く古賀がいい体をしていて、住人の彫刻家の遠野に体をガン見されたり触られてくっつく話。 無愛想な遠野の照れ顔がかわいかったり、古賀がモデルなのかそれ以上なのかハッキリさせようとするのもいい。 「さくらんぼ」は中学生同級生の上野が好きな玉川がいつも飴ちゃんを持っていて上野がさくらんぼ味が好きなのを覚えていつもさくらんぼ味をくれる…
短編3本(うち2本は同じ舞台の別CP)。 どのお話もおもしろかった!好き! 趣が異なるのに、どれも映画を観たような余韻が。 表題作は悲しい話だけど、ミステリーぽく謎解きと共に恋になっていく。 刑事の結城と裁判所事務官の里村がいい。 もう1本は里村の同僚の山田と隣人・高天の話。山田宅ベランダで育ちすぎたバラが隣のベランダまで伸び、山田が高天宅ベランダでバラの枝が吊るされているのを見…
短編5本とも出会いから両思いまでのきゅん萌え話。 特に表題作のくっつく場面は、いや〜んと気持ち悪い声が出たw や、何てことはないさりげないのだけど、それまでの日常会話や行動からお互い好きなのかなぁとじわじわきたのがよく。好みで。 タイトル回収もおしゃれ。 「白昼白夜」の口絵の文章もステキ。 不眠とストレスでボロボロのDKが保健室で寝て手がぴくびくするから先輩が手を抑えようとしたら…
凪良ゆう 草間さかえ
アデル
アンドロイドと戦争と感涙? 高評価レビューを見て読んで見た。………ら、途中何回も放棄しそうになりながらもなんとか読了。………しんどかった。感慨はそれだけ。 戦争問題提起・賛否両論? そんな高尚なテーマがあるような作品には思えない。作者はおそらく何も考えず楽しんで書いただけでは? 単にトレンドに乗って、アンドロイドを戦争に利用すれば読者のお涙頂戴、本は売れるしの自己満足に過ぎない、いや、…
kiwisan
アンドロイドものということで読むのを躊躇していたのですが、高評価に押されて恐々読んでみました。 とても泣かせてくる話です(ティッシュを大量に消費しました)が、不思議と読み終えた後は重くなく、じわっと切なくて暖かいものが胸の奥に残る感じです。そしてタイトルが心憎い。今日はショートケーキを買って帰ろうと思います。 正直、BL的な萌えというか、BL小説を読んだぞ、という満足感はあまりありませ…
渡海奈穂 草間さかえ
kurinn
長い長い両片思いのお話でした。 何度も何度も同じ人に一目惚れする古平が、10年振りにその人に再会してまた気になるってもう運命じゃないですか! それなのに無駄に抵抗して名久井と友達同士でいようと、お見合いもどきをするなんて愚かとしか思えなかった。 でもそのお相手がとても良い方で、その人の言葉で吹っ切れて気持ちを伝えに行った時は、読んでいて晴れやかな気持ちになれました。 古平と名久井の…