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ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
ダラダラ
ネタバレ
表題作と、他読み切り作品が収録された短編集。 アドリアンシリーズは表題作のみ。それでも半分以上、170ページ分ほどありました。 電子はそれぞれ単話売りもあり。 よかった。やっと笑顔の2人が見れました。 自分の殻を破った人は強いね。揺るぎないものを持ってる。 人前でアドリアンのうなじにキスなんて、2年前は考えられなかったろうな。 もうベタ惚れしてますってひしひしと伝わってくる。 ベ…
シリーズ本編最終巻。 終わってしまった。 全ての巻においてページをめくる楽しみはあったけれど、4・5巻は特に手が止まらなかったです。 最終巻にしてやっと聞きたかった声が聞けた。 待ってたよ、ジェイク。 シリーズの翻訳家、冬斗先生もおっしゃっていましたが、この作品にはもう一人の主人公がいてそれがジェイク。 私は彼の「乞い」の声を聞くためにこのやろうめ!とも思いながらここまでページ…
凪良ゆう 草間さかえ
銅貨
買おうか迷ってる方、ぜひ読んでみて下さい。 他の方のネタバレ交じりのレビューや感想は一切見ない方が良いです。 全く前知識なく読まれることをお勧めします。 自分はちらほらネタバレに近い感想を見てから読んで後悔しました。 上質な映画を見た後のような読後感でした。
ぷれぱーる
凪良先生の書くすれ違いものが大好きです。 なかなか結ばれずにやきもきさせられ、すれ違っては距離を置いて……と、焦ったい恋模様が続く本作。 それでいて暗さは感じさせず、テンポの良い読みやすい文章でグイグイ読めます。 ただ、子どもや嫁がガッツリ関わってくるので、BLとしては読み手を選ぶ作品かもしれません。 優しくて朴訥とした青年・成田と、妻子ある身でありながら男を漁る飴屋。 そんな対照的…
痴話喧嘩の巻。 数巻分飛ばしたのかと思ったくらい言葉はなくとも関係が出来てた。 ジェイクに女性の影を見たアドリアンの嫉妬からの行動力は見事なものでした。 前作以上に頑固。そして相変わらずの皮肉の効いたユーモアよ・・・ 特にお気に入りの言葉は、とある大学の博士が学生からインディ・ボーンズ(骸骨)と呼ばれているというのを聞いて答えた 「残酷な思春期の若者に幸あれ」ですね。ゴロが好き。 …
M/Mの小説初読み。 ちるちる内でもよく挙がる作品だったので気になっていましたが、ようやく読破。 一番好みだったのはセリフ回しだったり登場人物の関係性。 私が洋画を好んでよく見ますが、その好む雰囲気のままでとっても楽しめました。 例えば、雇い主と雇われ人の上下関係だったり自分を嫌っているであろう人とでも(なるべく低接触を図りつつも)ハグをする。 アドリアンと母親の関係性も好き 病弱…
ましゅ
愛すべきMR文庫。 今回も言わずもがなですが、面白かったです。 BLとミステリーが一緒に楽しめる! BL部分に全振りでもエロ特化でもなく…ストーリーの厚みもしっかりある読み応えバッチシな小説でした。 純粋に事件の真相や犯人が気になりつつも恋愛面にもそわそわさせてくれる。 男二人の関係が元通り…いやそれ以上になるまでの流れが丁寧で、衝突したりしつつも確かにまた繋がっていく。 続編…
火崎勇 草間さかえ
ふばば
火崎勇先生の作品なら大ハズレはなかろう…となんとなく選んだ本作。 え!すっごい面白いじゃん‼︎ …という感じで。 いやいや、ほんとに面白かった! 医師法に抵触し医者になれず、だが貧しいひとを救いたい。そんな気持ちで医師免許を持たないまま闇医者として働く市井。 そんな市井を本気かどうか惚れた、と口説いてくるヤクザの鬼塚。 この2人の物語なんだけど、途中から思いがけない展開へ変化するの…
草間さかえ
藻とカレー
短編3本。どれも好き。 表題作は山奥の家にケーブルを直しに行く古賀がいい体をしていて、住人の彫刻家の遠野に体をガン見されたり触られてくっつく話。 無愛想な遠野の照れ顔がかわいかったり、古賀がモデルなのかそれ以上なのかハッキリさせようとするのもいい。 「さくらんぼ」は中学生同級生の上野が好きな玉川がいつも飴ちゃんを持っていて上野がさくらんぼ味が好きなのを覚えていつもさくらんぼ味をくれる…
短編3本(うち2本は同じ舞台の別CP)。 どのお話もおもしろかった!好き! 趣が異なるのに、どれも映画を観たような余韻が。 表題作は悲しい話だけど、ミステリーぽく謎解きと共に恋になっていく。 刑事の結城と裁判所事務官の里村がいい。 もう1本は里村の同僚の山田と隣人・高天の話。山田宅ベランダで育ちすぎたバラが隣のベランダまで伸び、山田が高天宅ベランダでバラの枝が吊るされているのを見…