石田惠美さんのレビュー一覧

悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

愛を知らず未来を拒む王子を変えた存在について

今回は女王に憎まれる第5王子と蜘蛛の半妖の針子のお話です。

攻様の攻様の専属針子となった事で
重臣の陰謀が阻まれ攻様が女王に認められるまで。

セルセンフォートは
高品質の絹の生産と優れた加工技術をもつ織物の国です。

その技術は初代王が刺繍の名手と名高い蜘蛛の怪物の
アラクネル一族を民として技術を学び進化させたものですが
世の中の変化で人間と怪物は共存関係が保てなくなり

3

悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

針子が織り成すファンタジー

中原一也先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ファンタジー 4
健気 4
ギャップ 2
エロ 1
な感じだと思います。

グレン王子×針子のフィンのカプです。蜘蛛の怪物と人間の間に生まれた半妖のフィン。新月の夜、小さな蜘蛛の姿になってしまうフィンを助けてくれた琥珀色の瞳の王子。その王子の為に針子になると決意し、念願の王家の針子…

6

悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

やっぱり上手いなぁ

中原一也先生は読ませる力はピカイチだと思っているので、今回も迷わず予約していました。

過去の自分の中原先生の作品の評価を見ると、実は泣かせられた作品に神評価を付けていることが多いんですよね。www

今回は涙腺にピクリとも来なかったので萌2にさせて頂きました。でも、それだけではないんです。実は途中に個人的にとても萎える場面があって、珍しく今回は好みじゃないのかと心配になったんです。最後ま…

3

悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

アリアドネの糸を手繰って

決してあの姿を見られてはいけないよ。だなんて、まるで御伽話のようでわくわくしてしまいますね。
地獄から戻った王子と呼ばれ人々から畏怖されている王子と、国内で忌み嫌われる蜘蛛の怪物・アラクネルと人間の間に生まれた針子の青年という組み合わせ。
織物といえば糸、糸といえば蜘蛛だと連想して今作を書かれたとのことですが、そこからこんなに魅力的なお話になるのかと驚き。
静かにそっと歩み寄るような心の動き…

7

悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

刺繍のようにひと針ひと針紡ぐ恋♡

作者買い

疎まれて育った王子と人間と蜘蛛の怪物との間に生まれた半分蜘蛛の男の子のお話です。

かつてこんなに蜘蛛が可愛く思ったことはないかもしれません。
もちろん虫シリーズも既読ですがここまで可愛い蜘蛛じゃなかったように思います。
表現がすごく繊細な作品でした。

最初のキスシーンも非常に斬新なキスの始まりで色んな意味で驚かされたし、心に残ると思います。

これはどうやってエ…

6

悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

スパイダーファンタジー

人外もので蜘蛛モチーフは初めてです。
蜘蛛かぁ……ビジュアル的にどうなんだろうと興味津々でしたが、挿し絵に蜘蛛は描かれていなかったのでちょっと残念。頭の中で色々と想像しながら楽しみました〜


というわけで。
蜘蛛と人間のハーフの青年・フィンが、王子・グレンの専属のお針子に採用されることから物語が始まっていきます。

人間の父と刺繍の名手と名高い蜘蛛怪物(アラクネル)の一族である母と…

5

悪役王子とお抱えの針子 小説

中原一也  石田惠美 

斬新な設定。

作家買い。
中原さんの新刊はファンタジーもの。あらすじを拝見して、ちょびっと買うのをためらいました。すみません。

ワタクシ、蜘蛛がとっても苦手なのです…。

まあ買いましたけどね。
そして、とっても面白かったです。





主人公はフィン。
彼の住まうセルセンフォートは養蚕業が盛んで、ほかの国では真似できない技術の織物によって豊かな財源を誇る国だ。かつて蜘蛛の怪物・ア…

4

『落ちこぼれ催眠術師は冷酷将軍の妄愛に堕とされる』フェア店舗限定特典SSシート グッズ

メリルの初めて

本品は『落ちこぼれ催眠術師は・・・』の
フェア店舗特典イラストカードになります。

表面は中扉モノクロイラストで
裏面にメリルの初めての飲酒事件を収録しています。

メリルは今夜も夜半過ぎにサディアスの部屋を訪れます。
明日は休みなので寝坊してもいいためのんびりしていると
サディアスが琥珀色のお酒をグラスに注いでくれます。

サディアスはボトルのラベルを見せてくれますが
お酒…

1

落ちこぼれ催眠術師は冷酷将軍の妄愛に堕とされる 小説

のらねことすていぬ  石田惠美 

必要とされない催眠術師が見つけた居場所

今回は北の地の領主兼将軍と催眠術師のお話です。

受視点で受様が攻様の大切な人になるまでと
攻視点で本編裏事情を絡めた番外編を収録。

受様は代々王家の筆頭治癒魔術を輩出する家に
殆ど魔力のない次男として生まれます。

治癒魔術は魔力必須なため
両親は受様に無茶な訓練をさせ、神頼みを繰り返し、
魔術学院にも入れますが

受様が取得したのはごく微量の魔力で可能な催眠術のみ

8

ラスト・コール 小説

火崎勇  石田惠美 

ストーリーは好み。でも…。

んー。
攻めの倉木のキャラが、ちょっと苦手だな、と思ったので、この評価です。
受けの篠森は、カッコ良い自立した美人さんで、とっても好きだったんですけどね。


倉木が、あまり自分について語らないので、付き合い始めても不安で仕方がない篠森。
そりゃ不安になりますよ。
相手に仕事関連の話題を振っても、のらりくらりとかわされるなんて、ただの下手くそな詐欺師の手口みたいじゃないですか。

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