西野花さんのレビュー一覧

花は陽に向かう 小説

西野花  門地かおり 

まあ、主人公が幸せならいいか。

時代物みたいだし、表紙の赤が綺麗だったので購入。
遊廓ものだったのですね。少し前にマイブームだった時には気づきませんでした。
借金の方に娼館に売られた主人公が、初恋の人と再会し身請けされるという、筋は至ってオーソドックスでした。もう少し何かあるかな?と思ったけれど、特に大きな事は何もなかったです。
二人のすれ違いというにはそれも微妙だったのですが、それよりも攻めを優しい人にしたいのか俺様にし…

1

快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

エロ特化本です

取り合うんじゃなく仲良し兄弟で共有するタイプの複数ものです
鷹揚な紳士でトレーダーの長男(表紙右の黒髪)
芸術家肌で小説家の次男(表紙上のウェーブヘア)
今どきの子っぽいプログラマーの三男(表紙左の茶髪)で4P
年齢は30代半ば~20歳過ぎまで (受は21歳)
オレ様系がいないのはよかったかな

流れは複数→個別Hで心を通わせる→再度複数という複数モノの定番?展開
あとがきの「遊ん…

0

白蜜花嫁 小説

西野花  立石涼 

陥没乳首はファンタジー

最近ちょっと乳首攻めが好きでして、思わず手に取ってしまった1冊です。

いやはや、陥没乳首ってエロいね。
普段引っ込んでる分、外に飛び出した時の刺激による快感は人一倍とか!
しかもこちらのお話の受けはミルクまで出ちゃう。
射精のような快感を伴ってミルクが飛び出すとか、とんだファンタジーですよね!!

お話的には至って単純なんです。
神社で神職を務める朔と、朔を口説き続ける幼馴染の昭…

2

花は陽に向かう 小説

西野花  門地かおり 

乳首責め

遊郭物になるのかな。
いっぱいエロい。
家の負債のために娼館に売られた主人公。
夜は娼館の客のモブおやじ、翌朝は妓楼主に責められ、再会した幼なじみに身請けされてからはベタベタねっとりと愛されと、とにかくこれでもかっていうくらい、夜毎日毎。
また、門地さんの挿絵がモロエロい。
最近のコミックだとかなり修正が入っちゃうような構図でも、描いてから修正しましたって感じさせないような上手い感じの書…

4

花は陽に向かう 小説

西野花  門地かおり 

娼婦でもなんでも構わない。ずっと君が欲しかった。ずっと君に劣情を抱いて

昔、発売されているお話のようです。新たに挿し絵を門地さん、書き下ろしSSあり。


門地さんが好きな私はこちらの新しいの方を購入しました。


表紙の受けが女の子に見えなくもない…。着物にザクロと水滴?…綺麗です。華族さまが娼婦になってしまった話ですので品はあるけどエッチな感じが出てると思います。女の子に見えるのが少し嫌だけど。しかしよーく見ると乳首見えてます!門地さん、確信犯ですね。…

3

エンジェルヒート 小説

西野花   

3Pの玉手箱

レーベルがレーベルなのである程度覚悟はしていましたが(笑)、濡れ場に全力投球している作品です。
BL特殊プレイのカタログかよ!と思わずつっこみたくなるくらい道具や薬を使用した様々な濡れ場シーンが最初から最後までちりばめられているある意味潔い一冊です。


攻めふたりに囚われた受け・七瀬くんが次第に性奴隷としての才能を開花つつも一方で彼らの深い愛情を感じ、3Pだけどちゃんとラブラブで終わった…

1

陰獣たちの贄 小説

西野花  北沢きょう 

西野花さんの書く4P作品

すでに4Pくらいだと当たり前のように書かれる作家さんですが、この作品は「淫紋」がテーマになっている、単なるえろえろとはまたちょっと違った工夫がされています。

いつもえろいのは当然、でも「当たり前の世界観」から少し逸脱した設定をえろのためにこしらえていてそれが好きな作家さんです。
メインキャラらはそれぞれちょっと特殊な職業についていて、主人公の斎は裏で政治家などを支え、未来をみる「先読み」の…

7

淫獄 ~虜の双恋華~ 小説

西野花  雪路凹子 

昭和のホラー感の残るエロス

舞台は昭和40年代。
雰囲気は昭和のホラーチックな感じで、冒頭部分はとてもひきこまれました。

小さな村で育った乙夜と燈里の双子の兄弟が、村のダークなしきたりに沿って生贄にされるという暗めのお話。
西野さんの本を読んだことのある方なら、このちょっと変わったしきたりというテーマや設定は作者さんが好まれることが多いので雰囲気は察していただけるかと思います。

村には「還らずの森」という森が…

7

劣情スイッチ 小説

西野花  陸裕千景子 

あまーくエロい。

エロ度は低いほう…といってもそれはあくまで西野作品の中でのこと。
義兄弟、変態、性癖、などエロを語るにはオイシイ設定がたくさんつまっています。

一見平凡な大学生の依泉は、その平凡さとは裏腹に誰にも言えない「趣味」がある。
それは自慰動画をブログに配信するネットアイドル「コハク」。
レンズの向こう側に、たくさんの人がいる。
そういったもので興奮を覚える自分は変態なのだと自覚しつつも、や…

5

柔肌に乱れ桜 -花街エロティカ- 小説

西野花  Ciel 

どっちが好み?

西野作品はとにかくエロい。
そういった期待を裏切らない、濃厚エロスな現代風遊郭のお話。

うだつの上がらない男娼の緋桜。
唯一の馴染み客である綾部だけが支えで人気は下から数えた方が早く、上昇志向も無い。
ところが新たに楼主が変わり、その人はなんと水揚げの相手であり『緋桜』という名を与えてくれた志蔓だった。
実は志蔓と綾部は大学時代の友人で、なんと二人がかりで緋桜を娼館の一番手にするため…

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