total review:293430today:8
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
2/31(合計:309件)
菅野彰 麻々原絵里依
kurinn
ネタバレ
コミコミさんの予約欄を見たときに「ああ新刊出るんだ買わなきゃ」くらいにしか思ってなかったんですが、まさかの完結だとは知らなくてどんな結末になるのかと戦々恐々しながら読み進めました。 そして何度もレビューに書いて来ましたが、菅野彰先生の文章って苦手なんです。特に「色悪作家と校正者」がダメなんですよ。大吾と正祐の文学談義を読んでるだけで、反発心が湧き上がって集中出来ないんです。作家と校正者がメイ…
てんてん
本品は雑誌「Dear+2023年ハル号」の読者プレゼントペーパーで 雑誌掲載作の『色悪作家と校正者の結婚』番外編です。 本編後、9月の夕方の出来事です。 今年の盆、 2人は大吾が大切な時期を過ごした遠野を訪れ 墓参りをして遠野をゆっくりと歩きました。 正祐は出かける前に「遠野物語」を再読した上 鞄に入れて持ち歩き、電車の中でもたびたび開き 帰宅してからも読んで 9月の…
本品は『色悪作家と校正者の結婚』の フェア店特典ペーパーです。 本編後、とある夜の出来事です。 2人が西荻窪松庵の一軒家似て暮らし始めてから 2年半が経ちました。 今年は随分と待ち焦がれた桜が吹き始めましたが 今夜はふと冷えた夜で大吾が「花冷えだな」と呟きつつ 正祐の唇を塞ぎ、深く触れていましたが 突然、閨に相応しくない大吾の悲鳴が響き・・・ B5サイズ片面で…
本シリーズは人気小説家と彼の時代小説の校正担当者のお話です。 受様が自室の退去依頼で攻様との同居を考えた事から 攻様の伴侶となる未来を望み、結婚を決断するまでと 2人の婚姻を祝う宴を描いた短編を収録。 攻様は時代小説のミリオンセラー作家、 受様は攻様の校正を担当する校正者です。 唯我独尊で対人関係で度々トラブルを起こす攻様と 世間そのものに疎く他人の感情の機微に疎い受様は…
菅野彰 葛西リカコ
みざき
「かわいくないひと」が実はかわいかったというのは、何度読んでも良いものだなあと思います。 今作の受けである雨宮は、個人的にはどちらかというと、かわいくないひとというよりもクセが強くて生き辛そうな人といった印象が強かったです。 天才肌の空間デザイナーの彼のキャラクターがハマるかハマらないかで評価が分かれる作品かもしれません。 私はというと、うーん…攻めの瀬尾視点で雨宮を追っていくと、彼の分…
菅野彰 二宮悦巳
かいわれだいこん
タイトル通り、遂に真弓の就活がはじまりましたの回。 クーラーの小話も面白かったです。 子供の頃の勇太を救いたい、その気持ちから引換にしてはならないものを差し出してしまった真弓。 もう枯れ葉燃やす会で燃やせないし誰に相談できない最悪の状態で、続きが気になるけどすぐ新刊来るのとてもありがたいです。 個人的にとても良かったのが2段ベッドで会話するふたりは相変わらず良いなと。もはや同棲の時も持って…
あーちゃん2016
毎年恒例のEXTRA。4,5が神、1,2が萌2なので、うーん萌2かな。 以下読んだもののみコメント。一番は5かな。 1.寄宿舎の黒猫は夜をしらない 番外編 鯛野ニッケ先生 「ジーンの手料理」 ユキのランチやら晩御飯をせっせせっせと作るジーン。 味噌汁が胃に沁みる~というユキの表情にくすっと笑い、 幸せそうに見つめるジーンの表情に「♡」となったと思ったら 最後に…
本品は『太陽はいっぱいなんかじゃない』の フェア店特典ペーパーです。 本編後、四郎が英知と藤原家を訪れるお話です。 夏休み、 英知は志郎のパートナーとして藤原家を訪問します。 四郎の父・五郎は四郎の"彼氏"が 神代先生の白州先生とは人生はわからないものだと しみじみ言います。 四郎は"彼氏"という言葉に反応し 革新派を名乗っ…
今回は議員秘書から転身した野党の代議士と 保守派の代議士を父に持つ野党の議員秘書のお話です。 攻様が受様との出会いで新たな道へと歩み始るまでと 本編から数年後の続編短編を収録。 攻様の父は屋敷の主である自由党の有力代議士を崇拝し 秘書として仕えたのちに代議士となったのも 主である代議士の意向です。 攻様も実父同様に代議士一族に仕えますが 攻様が心を寄せたのは代議士の次男…
実は私は菅野彰先生の作品が苦手で、腹が立って読むことをやめてしまったシリーズがあります。 そんな中で唯一読み続けているのがこちらのシリーズなんです。麻々原絵里依先生の挿絵がこの作品にとても合っているのも理由です。 今作は「ドリアン・グレイの禁じられた遊び」で大失恋したあの方が主人公でした。抜け殻のような英知が可哀想でもあり、双葉を手に入れようと選んだのが議員とか「ふざけてんのかテメェ」とか…