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16/65(合計:649件)
水壬楓子 石田惠美
ぴれーね
ネタバレ
永遠の愛を信じられないから、割り切った軽い関係を楽しんでいるふりをし続ける受けに、全て分かってて、見守り続ける攻めー。 って感じのお話になります。 つい最近、関連作である「秘書と野獣」を読んだのですが、そこにこちらの二人が登場してまして。 攻めである右城が、もうすんごい存在感で渋くて格好いいんですよ。 また、受けの藤近が「(別れようと)何度も思ったけど、逃がしてもらえなかった」とか言っ…
ワイルドなオヤジと、ツンデレ美人受けによる、駆け引きめいた大人の関係です。 元々オヤジ好きなんですけど、今作の攻めである蒼衣がですね、胡散臭くてふてぶてしくて、下ネタギャグなんかが好きでと、まさに好みのど真ん中でして。 また、そんな悪いオヤジに捕まっちゃった、クールに見えて実は健気な美人受け。 えーと、軽い調子でチョッカイをかける攻めに、バッサリ切り捨てる受けみたいな、二人のやりとりが楽…
水壬楓子 黒田屑
みちみち
襲い受けや誘い受け等々、受け様主導のエロってだけでも萌えが滾ってしかたないのに、この作品はさらに調教!それも受け様がマスターなんて、もう〰️っ、私の趣味をそのまま具体化したんじゃないかってくらいめちゃくちゃはまりました。 不可抗力とはいえ、組の若頭を殺めてしまった元刑事の氷上と、亡くなった異母兄を恋愛感情込みで慕っていた若頭補佐のアレクという敵対し合う立場のうえに、罪悪感と憎悪の念を抱いてい…
水壬楓子 亜樹良のりかず
春先
しっかり作り込まれた世界観と設定で楽しく読了。 紙本では二段組みのようで、電子で読んだのですが読み応えあり。 傷つき孤独な人生に目を逸らしながら肩肘張って生きてきた受けと、懐深く茶目っ気たっぷりの狙撃手攻め。 攻めのキースは狙撃手で警護課にいたのですが、とある事情で受けの緋流のいる護衛課に。 この二人のやり取りも魅力的だし、恋の行方も大変萌えました。 他の課の同僚なんかとの雰…
M+M
大好きな「顔のない男」の番外編、「普通の男」のレビューです。 飛滝(攻)への辛口評論を読んで憤る音彦(受)。そんな音彦をなだめる飛滝が次に出演を決めたのは「普通過ぎる人々」というその評論家が嫌う監督の映画で…という内容でした。 役になり切って別人になる飛滝の前に、姿を現し、何度も恋を仕掛ける音彦。 ただ、台本としては飛滝は音彦と恋愛関係になってないので、一体どうなるの? というのが…
水壬楓子 土屋むう
鉄錆
好き!なんだけど、好みなんだけど!絵が台無しにしてる! 表紙はまだいいのに、挿絵がなかなかひどい。 内容が好みだから、なおのこと絵のパンチ力に負けてしまう。編集さんとか何でどこかで止めてあげなかったの!?ってくらいに。 ついイラストの方で検索したらこれ関連がほとんど。エゴサーチしてたら作家さん辛そう。 表紙だけでイラストなしという英断しても良かったと思う。 守護獣を持たない第七皇子守…
「王室護衛官を拝命しました」と世界観を同じくする作品になります。 とは言え、「王室~」の方は400年前が舞台ですので、今作だけで問題無く読めます。 で、こちら、架空の国である永世中立国「スペンサー王国」の王室護衛隊、通称「スカーレット」を題材とした、仕事に恋に陰謀にと言ったお話になります。 主人公がスカーレット内で18名しか存在しない補佐官で、超エリートなんですよね。 そんな受けの相棒…
麗音
「晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽」のスピンオフ作品です。 新書版だった「晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽」は文庫化されたとき、こちらも引き続き出るかと思っていましたが出されないままでしたが忘れたころに出てきました。 すごくおもしろかたです。 私の萌えツボドンピシャなお話で。 好意を持った人には妻がいてそんな相手との愛人契約、やがてその想いが膨れ上がり今ならまだ間に合うと別れを切り出す。 けれど…
水壬楓子 実相寺紫子
自分に責任がなく努力してもどうにもならないことで責められ嫌われる『雨男』が、何の努力もなしに他力本願に利を得て感謝される『晴れ男』をやつあたり的に嫌う気持ちがよくわかって同情してしまいました。 けれど、そんな相手に対する不快感や言動にいちいちむかつく気持ちが、実は好意の裏返しだったなんて…。 何だかわからないけど気になってしまい、落ち着かない不安定な感情に振り回されてた攻めが、それを恋だと…
和泉桂 木原音瀬 水壬楓子
まりぽん812
「ふんどし祭り」を観光の目玉にする架空の地方都市・洋澄市を舞台にした三つの物語。 木原さん目当てで初めて合同誌を買いました。実はふんどしにはあまり興味がなかったのですが、ふんどしから生まれる物語の可笑しみとバリエーションがとても楽しかったです。ふんどし、好きになりました。 それぞれの物語の主人公たちは別々の町に住んでいますが、行き来があり、別の物語ではわき役で登場しています。三つの作品を通…