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16/65(合計:646件)
水壬楓子 亜樹良のりかず
春先
ネタバレ
しっかり作り込まれた世界観と設定で楽しく読了。 紙本では二段組みのようで、電子で読んだのですが読み応えあり。 傷つき孤独な人生に目を逸らしながら肩肘張って生きてきた受けと、懐深く茶目っ気たっぷりの狙撃手攻め。 攻めのキースは狙撃手で警護課にいたのですが、とある事情で受けの緋流のいる護衛課に。 この二人のやり取りも魅力的だし、恋の行方も大変萌えました。 他の課の同僚なんかとの雰…
M+M
大好きな「顔のない男」の番外編、「普通の男」のレビューです。 飛滝(攻)への辛口評論を読んで憤る音彦(受)。そんな音彦をなだめる飛滝が次に出演を決めたのは「普通過ぎる人々」というその評論家が嫌う監督の映画で…という内容でした。 役になり切って別人になる飛滝の前に、姿を現し、何度も恋を仕掛ける音彦。 ただ、台本としては飛滝は音彦と恋愛関係になってないので、一体どうなるの? というのが…
水壬楓子 土屋むう
鉄錆
好き!なんだけど、好みなんだけど!絵が台無しにしてる! 表紙はまだいいのに、挿絵がなかなかひどい。 内容が好みだから、なおのこと絵のパンチ力に負けてしまう。編集さんとか何でどこかで止めてあげなかったの!?ってくらいに。 ついイラストの方で検索したらこれ関連がほとんど。エゴサーチしてたら作家さん辛そう。 表紙だけでイラストなしという英断しても良かったと思う。 守護獣を持たない第七皇子守…
ぴれーね
「王室護衛官を拝命しました」と世界観を同じくする作品になります。 とは言え、「王室~」の方は400年前が舞台ですので、今作だけで問題無く読めます。 で、こちら、架空の国である永世中立国「スペンサー王国」の王室護衛隊、通称「スカーレット」を題材とした、仕事に恋に陰謀にと言ったお話になります。 主人公がスカーレット内で18名しか存在しない補佐官で、超エリートなんですよね。 そんな受けの相棒…
水壬楓子 石田惠美
麗音
「晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽」のスピンオフ作品です。 新書版だった「晴れ男の憂鬱 雨男の悦楽」は文庫化されたとき、こちらも引き続き出るかと思っていましたが出されないままでしたが忘れたころに出てきました。 すごくおもしろかたです。 私の萌えツボドンピシャなお話で。 好意を持った人には妻がいてそんな相手との愛人契約、やがてその想いが膨れ上がり今ならまだ間に合うと別れを切り出す。 けれど…
水壬楓子 実相寺紫子
自分に責任がなく努力してもどうにもならないことで責められ嫌われる『雨男』が、何の努力もなしに他力本願に利を得て感謝される『晴れ男』をやつあたり的に嫌う気持ちがよくわかって同情してしまいました。 けれど、そんな相手に対する不快感や言動にいちいちむかつく気持ちが、実は好意の裏返しだったなんて…。 何だかわからないけど気になってしまい、落ち着かない不安定な感情に振り回されてた攻めが、それを恋だと…
和泉桂 木原音瀬 水壬楓子
まりぽん812
「ふんどし祭り」を観光の目玉にする架空の地方都市・洋澄市を舞台にした三つの物語。 木原さん目当てで初めて合同誌を買いました。実はふんどしにはあまり興味がなかったのですが、ふんどしから生まれる物語の可笑しみとバリエーションがとても楽しかったです。ふんどし、好きになりました。 それぞれの物語の主人公たちは別々の町に住んでいますが、行き来があり、別の物語ではわき役で登場しています。三つの作品を通…
水壬楓子 雨澄ノカ
fandesu
床に摘んでいた本の山を整理しながら「ああ、何か夢のあるものを読みたい」と思って選んだ1冊。 はい、現実逃避には最適の本でした。結局『片付けが終わらない』というおまけ付きですが。 ピグマリオンものというか、マイ・フェア・レディものというか、これらのお話は何度衣替えしても、やはり楽しめます。 なんてったってドリームですもの。 年上のスパダリ紳士に甘やかされる受け様というのは、読んでいて大変…
あーちゃん2016
2004年の作品の文庫化。どうやらおやじ攻めらしいと知って購入。面白かったー、このおやじ、好きなタイプで無条件降伏。あまりに悔しいので神にはしない。どうにかしてこのおやじ、ぎゃふんと言わせたいのだけど、だめだ、絶対負ける・・・年上ねっとりおやじ好きな方にはおススメしたいです(笑)「本編110Pほど+その続き125Pほど+今回の書き下ろし35P+水壬先生のあとがき+石田先生のあとがき」。 お話…
水壬楓子 周防佑未
M
元々は官僚だった千郷は、同僚から手痛い裏切りを受けて、無職へと転落してしまう。 信じて一番仲良くしていたはずの男の行動に、自暴自棄になり投げやりになっていたところを、鳴神組の組長だった先代に拾われて、ヤクザとして生活していた。 それからというもの、今までのヤクザとは違うしのぎの上げ方で、組を一つ任せられるまでになった。 ところが、急に先代が亡くなったせいで、組長の情夫という立場だった…