神香うららさんのレビュー一覧

英国紳士の意地悪な愛情 小説

神香うらら  椿森花 

視点がすごく惜しい

イギリスと日本が舞台の義兄弟もののお話です。
イギリスと日本半々くらいの描写かと思います。
受けの和(のどか)は、日本人の両親の間に生まれた純日本人。父親とは死別しています。
まだ幼い和を連れて渡英した母親が再び恋に落ち再婚したのはイギリス人。
この再婚相手の連れ子の1人が今回のお相手・ローレンスです。
幼い頃から優しく穏やかな長男のアンドリューに淡い憧れのような恋心を抱いていた和。

1

葡萄畑で蜜月を 小説

神香うらら  みずかねりょう 

ワインのように熟成されていく恋

両視点ものの良いところは、お互いがどう思っているのかがいち早く読者だけに伝わるところですよね。
今作も、良い大人2人が早い段階でどうしようもなく惹かれ合っているというのに、なかなかくっつかずに悶々としている姿を「もう好きでしかないじゃん…!」なんて思いながら大いに楽しむ事が出来ます。
デートをして、何気ない話をして、手を繋いで、ドライブをして、家の前で「おやすみ」と言って別れる。
ゆっくりと…

4

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

もだもだカウボーイの恋は成就するか?

アメリカ・テキサス州の片田舎にある牧場を舞台に繰り広げられる、両片想いが成就するまでのひたすらに甘くてほのぼのとしたお話でした。
攻め受けの両視点で描かれる今作。
とにかくずーーーーっと甘いです!甘々です!
大きな問題も事件も起きず、良い大人2人がただひたすらにお互いにときめいている様子が丸々1冊楽しめます。
なので、カウボーイ感を強く求めている方には少々物足りなく感じてしまうかもしれませ…

0

極上紳士の溺愛エスコート 小説

神香うらら  こうじま奈月 

「仏の顔も三度まで」という言葉、知ってる?と受けに問いたい

ちょっと風邪気味だったのでこのうえなくわかりやすい話を読みたいなぁと、積み本の中から選んでみました。

タイトル見る限りでは「極上紳士による溺愛もの」だろうな、と。
確かに攻めはなかなかイイ男だったけど、極上とは言いすぎかな……。
でも受け視点にも関わらず、受けに一目惚れしてるのがめっちゃ伝わってくる親切設計なので、読みやすかったです。

だけど受けがイマイチだったというか……。

6

御曹司の溺愛家族計画 小説

神香うらら  明神翼 

溺愛攻めです

溺愛スパダリ攻め、健気受けが好きな方は読んでみてはいかがでしょうか。
受けの育てる子どもから見て叔父と伯父でカプになります。
2人の歩み寄り、事件、堪えられなくなる好意、そしてエロと、楽しめます。
攻め様のエッチときの台詞がダサい(個人的に感じることです)のと、受けの受け応えが若干癇に障るところが減点ポイントでした。
うらら先生は一冊に2カ所くらいは言葉選びが寒いと感じます。
自分でも恥…

1

敏腕社長の溺愛計画 小説

神香うらら  明神翼 

両視点なのでひたすらニヤニヤしながら読める

スパダリ外国人攻め×清楚な健気受けというお馴染みの組み合わせで、小難しいこと一切なしで楽しめるところが魅力的です。
そして大企業の社長である攻めが、苦学生で掃除夫のバイトをしている受けを見初めるという王道シンデレラストーリーでもあります。

「敏腕社長」というタイトルとおりデキるイイ男な攻めが、受けを前に「もう少しフレンドリーに話しかければ良かった‥‥」と反省してみたり「なんて可愛いんだろ!…

3

御曹司の天使溺愛計画 小説

神香うらら  明神翼 

バカップルのアホな会話、楽しすぎーーーー!!

毎度お馴染み、アメリカ人セレブ×日本人美青年シリーズになります。

「御曹司の溺愛家族計画」のスピンオフでもあるんですけど、今作だけで問題なく読めます。
ちなみに、「溺愛家族計画」のクレイグが今作の攻め・シドニーの従兄弟と言う関係性なだけで、特に前作の二人は出てきません。
ちょっぴり残念。

で、このシリーズですが、毎回甘くて可愛い両片想いを堪能出来るのが魅力だと思うんですけど。
攻…

6

英国紳士の意地悪な愛情 小説

神香うらら  椿森花 

攻め視点があったら萌えるんだろうなぁ

両親が再婚して、義兄弟になった攻め(次兄)と受け。

再婚当時、まだ幼かった受けは、兄ができて嬉しくて何かとまとわりついたのだけど、思春期真っ盛りという難しいお年頃だった攻めは、そんな義弟を無視をしたり意地悪な仕打ちをしたり……という経緯もあって、いまだ二人の間には微妙な空気が残ってしまっています。

そして受けは、何かと慰めてくれた優しい長兄にいつしか恋心をいだくように……という攻めにと…

4

伴侶を迎えに来日しました! 小説

神香うらら  高城リョウ 

多分読む人を選ぶ本

とんでも小説、だと思います。
少なくとも私にとってはとんでも設定と展開で、「いやいやいや、ないでしょ!」ってツッコミ入れながら読み続けましたwなので、こういうあり得ないお話を、「それはそれ」として楽しめる人にはお薦めなのかもなぁと思いました。

舞台は現代ですがリアルさは皆無で、攻めが受けをものにするために策略を練るんですが、その計画と実行内容、それに対する受けの反応が全くもって現実味が無く…

1

カウボーイは清楚な花を愛す 小説

神香うらら  三池ろむこ 

ストレスフリーで楽しめる一冊

当て馬も登場しない。
事件らしい事件も起きない。
悪い人は一切登場しない。

だからこそ、いいなーって思った作品です。
小難しいこと一切抜きで、ただただ甘い世界を楽しめるストレスフリーな一冊。

ズカーン!!と雷に打たれたかのように一目惚れした攻め。
受けの長い睫毛やら、生まれたての無垢な仔馬のような目やら、引き締まった小さなお尻などなど、受けを形作るすべてのパーツに何かと見惚れて…

6
PAGE TOP