小林典雅さんのレビュー一覧

密林の彼 小説

小林典雅  ウノハナ 

ツンデレの彼


表題作+書き下ろし中編「まだ密林の彼」の二本立て。

さわやかでおおらかな新米ADと美人だけどすごく口が悪いツンデレというかクーデレな研究員の話。


南太平洋に浮かぶ島国のジャングルのいち部族へロケに向かう3人組のクルーのうち二人が順番にダウンし、上司の命令で一人で撮影に向かうことになった新米AD青山(攻め)。
本来の現地案内役は倒れた上司が病院から脱走しないよう見張らなければな…

2

可愛いがお仕事です 小説

小林典雅  羽純ハナ 

可愛いらしい

先生買い。攻め受けともあんまりシンクロしなかったので萌と中立の間です。雑誌掲載分140ページ弱+書き下ろし80ページ程+あとがき。典雅先生っぽさはやや控えめではと思いました。

育ててくれた叔父にほのかな恋心を抱く春真。はやく独り立ちしなきゃと、高校卒業後、人材派遣会社で働いています。ある日、社長から春真指定で、2ヶ月住み込みでゲイ婚パートナーのふりをしてほしいという依頼がやってきて…と続きま…

4

可愛いがお仕事です ご購入特典書き下ろしペーパー 可愛いが溢れてます グッズ

可愛いが過ぎる問題

本品は『可愛いがお仕事です』のフェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、春間がお弁当つくりをする一コマになります。

慧吾はいつも春間のお弁当を絶賛しながら食べているのですが、それ
を諌山に羨ましそうにされた事から、慧吾はつい「諌山の分のお弁当
も頼んであげようか?」と言ってしまいます。

慧吾的には軽い気持ちで、またたぶん諌山なら断るはずと思ったかな
と推測しますが、諌山から…

2

可愛いがお仕事です 小説

小林典雅  羽純ハナ 

初仕事はセレブ男性の偽装恋人

今回は偽装恋人の依頼をする会社社長と人材派遣会社の新人キャスト
のお話です。

仕事で攻様の偽恋人を請け負った受様が本当の恋人になるまでと
2人が心身ともに結ばれるまでの後日談を収録。

受様は4才で両親を亡くし、当時20才の叔父に引取られて育てられます。
受様は成就は望まないながらも、この叔父に長く秘かな恋心を抱いてい
ました。

そんな叔父が恋人との結婚を受様が成人するま…

3

可愛いがお仕事です ご購入特典書き下ろしペーパー 可愛いが溢れてます グッズ

お弁当食べてみたいです

晴れて家族公認の恋人になった慧吾さんと春真くん。SSはふたりの朝の一時です。

お弁当を作ってくれる春真くんの可愛いエプロン姿に吸い寄せられていく慧吾さん…
春真くんを背中からナチュラルに腕の中に囲い込む仕草が似合いすぎて眩しいです!

本編では紳士の誓いを守って雇用主のラインを遵守していた慧吾さんが、こんなに甘くなられるとは…!こういう二人を見せていただけるのがとっても嬉しい…。

2

可愛いがお仕事です 小説

小林典雅  羽純ハナ 

可愛いが最高です

15周年記念作品(と、勝手に言ってしまいますが)らしく、典雅さんの過去作品に登場した様々な人たちが登場しまして、もうこれだけでファンの一人としては楽しくてたまりませんでした。
みんな元気で暮らしているんですねぇ。こういうサービス精神で溢れている典雅さんが大好きだなぁ。

お話のあらすじは、ある意味ありきたりです(失礼)。
ゲイの御曹司が人材派遣会社から『偽のパートナー』を雇って、父が要求す…

5

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

気持ちが明るくなる

可愛いし面白いしで大好きなお話でした。エロ描写がちょっと物足りなかった。

この作者様の描く登場人物の魅力にはいつもやられっぱなしです。
2組のカップルのどいつもこいつも魅力的でした。
お客様相談室に電話してくる奴らさえも面白く読めました。
二人の関係が安心できる関係であれば変態でも絶倫でもなんでもいいんですよ。
お互いに対する感情の描写がすごく素敵で面白くもあり馬鹿馬鹿しく可愛いいし…

2

可愛いがお仕事です 小説

小林典雅  羽純ハナ 

コラボネタも最高でした

作家買い。

典雅さん作品と言えば爆笑に次ぐ爆笑、といったイメージがありますが今作品もコメディ色の強い典雅節炸裂な作品でした。





主人公は高校を卒業したばかりの春真。
彼は幼いころに両親を亡くし、以来叔父である弦に育ててもらった。弦にひそかに恋をしてきた春馬だけれど、弦には恋人がいる。血の繋がりもある弦との恋は成就するはずもなく、結婚もせずに春馬を育ててくれた叔父のために…

9

可愛いがお仕事です 小説

小林典雅  羽純ハナ 

可愛いで満腹です!

とても面白かったです!
恋愛小説のお弁当箱に、笑いと萌がこれでもか!とばかりに詰め込まれていました…!

お約束の展開が、瞬く間に「典雅先生流」に変貌していくのが新鮮で、次は何が始まるんだろう?!とわくわくします!

言葉のセンスに何度も噴き出す一方、相手の心の機微に触れる純粋な言葉もあって、思わずじーんとしました。

以下、ネタバレありのあらすじです。



お客様の多様な…

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たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

傷ついてる全ての方に贈りたいです

典雅節とか言葉の魔術師とか、素敵なタイトルをお持ちの典雅先生ですが、これこそまさに、その持ち味が存分に生かされた作品ではないでしょうか。

相手を貶める事で自分が優位に立とうとするクズ彼氏も、理不尽なハゲ上司も、言葉の刃で滅多切り。
悪者をケチョンケチョンに(言葉で)やっつけくれるので、気持ち良くて仕方ないんですよね。
また、主役二人の甘酸っぱい恋愛を通して、人生の教訓的なものまで学べちゃ…

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