小山田あみさんのレビュー一覧

法悦♥︎ホリデイ ~解脱なんて知らねえよ~ 小説

淡路水  小山田あみ 

受けが意外と

表紙から生臭坊主×スレてるホスト崩れっていう組み合わせだと思ってました
実際は攻めは結構真面目で懐が深くて
受けは思いのほかスレてない良い子でした
紹介欄にある詐欺まがいの仕事については元々生業にしていたわけではなく
追い詰められて嫌々やることになったって感じです
それでも悪事は悪事なんですが、罪悪感に苛まれるし
しっかり反省しているので嫌悪感はなかったです
人に優しくされることに飢…

4

ヴィジュアル★プレス ~えっちな下着を穿くだけの簡単なお仕事ですっ~ 小説

川崎かなれ  小山田あみ 

設定は面白いが

小山田さんの美しい表紙に釣られ購入。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。







メンズ用アンダーウェアブランドの社長×元キックボクサーのお話。

怪我を理由に、元世界チャンピオンという輝かしい経歴を持ちながらもキックボクシングの世界から引退した成人が主人公。

キックボクサーとしての知名度は高いものの中卒、車の免許なし、職歴ナシの彼はなかなか就職できない。そんな…

6

ヴィジュアル★プレス ~えっちな下着を穿くだけの簡単なお仕事ですっ~ 小説

川崎かなれ  小山田あみ 

社長、貴方についていきます!

眉目秀麗で仕事熱心な、男性用アンダーウェア会社の社長・豊坂さんと、これまたイケメン設定の、元キックの世界チャンプ・岩瀬さんのお仕事BL小説。

お仕事BLって、自分では覗けない世界が見えて楽しいですよね。男性用アンダーウェアって、これってどういう構造なわけ?みたいなのもありますよね。ちんこの形まんまのパンツってマキシマイザー付きっていうんだ、へぇ、とか、『ケツ割れ』って作中で表現されてるパンツ…

5

ヴィジュアル★プレス ~えっちな下着を穿くだけの簡単なお仕事ですっ~ 小説

川崎かなれ  小山田あみ 

熱いお仕事BLです

とってもアホエロっぽいタイトルですが、熱いお仕事BLでした。

そして、愛知県が舞台のご当地BLでもあります。県民ならニヤリと来るご当地ネタの数々。BL作品は多々あれど、なかなか愛知が舞台の作品にはお目にかかれないので、大変楽しく読ませていただきました。

包容力のある攻めと、純情な体育会系受け(巨根)がお好きな方におすすめです。


内容ですが、元キックボクシング世界王者で現在無職…

4

華は褥に咲き狂う~鬼と剣~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

これぞ時代劇的エンタメ

御台所攻め、打掛け攻めの続編。
前作は「神」評価でしたが、こちらはちょっと下がる。
話は文句なく面白いですし、イラストも最高。
でも、世代的なものでしょうか、完全に、かのマツケ○サンバの○平健さまの「暴○ん坊将軍」そのものの展開がBL脳の妨げになってしまった…
貧乏旗本の三男坊と火消しの頭、有能な町奉行。まんまですやん。
今の若い人って「時代劇」はあまりTVで見ないんでしょうが、逆にそう…

6

華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

こ、これが噂の…

…御台所さまなのですね…
いや〜…この読後感。なんか凄いもの読んじゃった。
江戸時代のパラレルなんでしょうかね。男同士の結婚もありの時代もので、それでも世嗣ぎ必須の「将軍」の正妻はやはり「女」が当然のはずなのに、輿入れしてきた公家の姫はまさかの「男」という物語。
しかも、当初から将軍様との会話用の口調と仲間内での口調が全く違っていて、何か企んでる?本当にあなたはいい人なの?と疑問を持ちながら…

10

灼熱のカウントダウン 小説

  小山田あみ 

薄っぺらい

近未来?もの
設定の既視感が凄かったです
海外ドラマとかにありそうな設定を薄くなぞった感じ
もっと丁寧に描いていただければシリーズ化で何作も楽しめそうな素材ではあるんですが
世界観・キャラクター・濡れ場・展開全てが薄っぺらいのでハマりませんでした
予定調和というか…捻りが全然無さ過ぎて盛り上がらない
資料集めを全然してなさそうな薄さ
BLは萌えさえあればいいと思っていますがこれはいく…

2

欠けた景色 In Plain Sight 小説

ジョシュ・ラニヨン  小山田あみ 

うまい

読み切り中編。

アドリアン・イングリッシュが良かったので、積ん読だったこちらを手に取りました。

非常に読後感よく、またうまいなとうならせられる佳作でした。

FBIのナッシュは地方に短期滞在中、地元警察のグレンに会う。出会ってすぐに、かけがえのない相手だと感じた二人。しかし、普段は遠く3千キロ(に訳してあったと思う)離れた地で仕事をする二人で、別れはすぐにやってくる。

別れの…

5

色悪幽霊、○○がありません! 小説

中原一也  小山田あみ 

小道具のキセルにやられた

電子書籍で読了。挿絵有り。

昭和初期の色悪なオヤジに着流しはまあ定石として、キセルですよ、キセル!
渋い。
お話は皆さんが書いているように『アホエロトンチキ』なのですが、攻めの土方は普段のC調(死語?)ぶりに反して頼りがいがある『中原さんのオヤジ』で惚れ惚れするほど格好いいし、受けの安田くんは『いい人過ぎるうっかり君』という、これまた中原さんの定番の組み合わせ。
初めてのお店に入るほど…

6

色悪幽霊、○○がありません! 小説

中原一也  小山田あみ 

食べ物は大切に

カバーの、これぞ「色悪」っていう小山田先生のイラストにほれぼれしちゃうこの作品。
タイトルと作者名でも十分察せられるとおりの、安定のアホエロトンチキ話でした。
安田が相続した古い屋敷には、気風のいい色男の幽霊の土方が成仏できずに地縛霊としてさまよっていた。土方が成仏できずにいる未練とは?

土方の繰り出す、時代がかった下ネタの数々!
安田も、土方に無理矢理に憑りつかれちゃうんじゃなくて、…

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