小山田あみさんのレビュー一覧

刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

宝物のような作品。

このシリーズ、電子版で、もう何十回も読んでます。
でも、飽きない、何度読んでも、胸がキュンとなる、、、
そんな大好きな作品です。

今回、紙の本になって、ステキなイラストがついて、
もう、また、初めて読むような気持で読めてしまう。。。
特に『インテリヤクザと甘い代償』は、
電子版より、読みやすく、分かりやすくなってます。

2本のSSも、本当に良かった。
田辺、大好きな私は、大…

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二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

渉君は、いつか立派な霊能者になって欲しい!

前作も今作も、思いの外皆様が高評価なので、
私的にはびっくりです!

相変わらず渉君のキャラはウザいし、西条君は意地悪なんですけど、
やっぱり根底に、
だっぷだっぷと愛が大河のように流れているからでしょうか!

今回は前回以上に渉君は西条君に愛を捧げているし、
西条君に至っては、
昔の彼はなんなの?と問い質したくなる程に渉君にメロメロです!

渉君一途になってしまった西条君は…

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好き嫌いはイケません。 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

置かれた場所で咲きなさい、ってことなのかも

私、お仕事BLって好きなんですよね。
特にその仕事が好きで好きで、だから他の人にも「その素晴らしさを知らせたい」となっちゃっている人にはとても惹かれます。
このお話では番匠がそういう人でした。
イタリアで腕を磨いた後、帰国して前に勤めていた料理店が新しく出店する店のシェフに収まるはずだったんですよ、本来なら。
ところが、帰ってきてみたら本店そのものが潰れてしまっていた……それもオーナーの株…

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不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

一生懸命な愛は強し!

読み終わった感想第一声としては、
好みじゃないキャラなのに、面白かった!でした。

攻めの西条君は節操なし(だった)し、
受けの渉君はうじうじウザい!
とにかくやなヤツー!ってな感じなのですが、
西条君には彼なりにそうなる理由があり、
渉君はウザいながらも一生懸命で、
他人の事ばかり考えているいいヤツなんです。

キャラ的には、
私は二人ともノーサンキューのタイプなんです!

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BE・BOY GOLD 2013年4月号 限定特別小冊子「COLD」 グッズ

『あなたのカイロになりたい。』

↑と表紙に書かれていた通りの作品が収録されていました。
全部で5つの作品が収録されていますが、環レンさんの『雪の砂』以外の作品は何かの作品の番外編(?)みたいな感じでした。
残念ながら私はどの作品も読んだことがなかったのですが、どの作品も読み切り作品としても読めるかなと思います。
冬の日がテーマになっている作品がほとんどでしたが、そんな寒い日に外から帰って家でほっこりするような作品ばかりです…

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刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

続編も文庫化してほしい

好みの設定だなーと軽い気持ちで読み始め、あっという間にハマりました。
仁義なき嫁シリーズは未読でしたが特に問題なく読めました。

他の方もおっしゃっていますが、大輔と田辺の会話がテンポも良くて面白いです。目覚めたら突っ込まれてたという状況で「灰が落ちるだろうが!」と言っちゃう大輔に冒頭から笑わせてもらいました。
お父さんも警察官だった大輔は、組対の中で若手として隙を見せればつけ込んでくるよ…

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華は褥に咲き狂う 小説

宮緒葵  小山田あみ 

正統派男前の上様

受けの上様がとても好みです
武に秀でて行動力があり気性は真っ直ぐ、育ちの良さがにじみ出る素直さ
素直すぎて騙されやしないかと心配になりますが実際思い切り騙されてるw

彼を守るには腹黒いくらいの人物が側で守る必要があるのは分かります
分かるんだけど攻め側のキャラはイマイチ好きになれない

でも続編で上様の活躍が増えるようなので続き読みます、楽しみ

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月を食べて恋をする 小説

沙野風結子  小山田あみ 

評価は再読してから

途中で思いっ切りネタバレしています。ご注意下さい!

ーあの時キスしたの、覚えてる?ー

小山田あみさんの表紙イラストが素晴らしく美しい
この作品には、スルメみたいなところがありました。

初読み時には分からなかった・気づけなかった文章表現や描写の意味が
重みを持って心を打ってきたのは、再読している最中でした。
沙野さんらしさのある細やかで意味深な描写の数々に
ハッとさせられ、…

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月を食べて恋をする 小説

沙野風結子  小山田あみ 

失われた時を巡る、甘やかなミステリー。

ロマンティックなタイトルに魅かれて。
その月は、冷たいのだろうか。昼間に見上げた白い月なのか。輪郭が甘い朧なものなのか。
タイトルの意味はラスト周辺に明かされる。それは私の想像していた様な「白い月」でない事を知る。

父が事故死した時期周辺の記憶を失くした恵多は、時々発作に悩まされながら、何か「大切な」記憶を思い出そうとしている。
そして父亡き後、弱った自分の世話をしながら側にいてくれる…

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楽園彼岸 ~蝶の褥~ 小説

夜光花  小山田あみ 

人生で二度も…。

ストーリーが女性向けにしては容赦の無い内容で、ミステリー描写のかけ方にしては凄まじい気迫すら感じられたため、こういった閉鎖空間を舞台としたジャンルでは群を抜いていると思い、神評価にしました。舞台設定も無駄無く生かされ、最後まで緊迫感を持って楽しめました。ご都合主義な展開には萎える方なので、冷酷に思える程のストーリー展開が良かったです。人間の善悪とか色々考えさせられる話でした。非常事態になった時に…

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