小山田あみさんのレビュー一覧

きのこの谷の、その向こう 小説

名倉和希  小山田あみ 

タイトルからほのぼの系かと思いきや!

展開が早いですね!
エロいくまさんと世間知らず真珠ちゃんのお話かと思いきや、S鶴来と昭良カップルも!

山で遭難した真佐人が高坂に助けられあっさり結ばれちゃって。この先どう展開するの?まだまだページ残ってるよ!と思っていたら。

昭良がどうも高坂が怪しげな施設に関わってるらしいと言い出して。
高坂も大事な事は言わず身辺整理して東京に出てくるとかで真佐人は思い詰めちゃって。

高坂と…

2

刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  小山田あみ 

二人の会話がコントなみに笑えたりするので

で、インテリヤクザの意外な程の受けへの甘やかしっぷりが楽しかったりします。
甘やかされてる当の本人は分かってないけどね!!

こちら新シリーズでヤクザと刑事ものになります。
『仁義なき嫁』と世界観を同じくする作品で、そちらは未読。
『仁義なき~』のキャラが結構重要な役どころで出ては来ますが、そこまで腑に落ちないと言うことは無く読めました。

ところで、小山田あみ先生のポップな表紙イラ…

17

時を超え僕は伯爵とワルツを踊る 小説

春原いずみ  小山田あみ 

伯爵様とお医者様にBL沼へと叩き込まれました。

タイトル通り、私をBL沼へと叩き込んでくれた記念すべき作品です。
最初はイラストがあまり好みではなくて購入を迷ったのですが、あらすじに惹かれ電子書籍で手に入れました。

結果、私の人生が薔薇色に。


以下、ネタバレです。



主人公である智実さんはお医者様なのですが、幼少時のあることをきっかけに他者の病気がわかるという能力を持っています。その異能故に両親や周囲から疎外され、…

7

楽園彼岸 ~蝶の褥~ 小説

夜光花  小山田あみ 

ハラハラドキドキ

2巻まとめての感想です。
まずBL抜きにしてもストーリーが面白い!
リゾート施設内に閉じ込められ、次々と起こる不可思議な事件。
臨場感たっぷり、ハラハラしっぱなしで最後まで一気に読み終えてしまいます。さすが夜光さん!

ただ話が面白すぎてBLとしては正直あまり萌えられなかったというか、集中できなかったというか。。
エロシーンより話の続きが気になる!と思ってしまったのでその点がちょっと残…

4

トリッキー・ゲーム 小説

綺月陣  小山田あみ 

トーマのくびきと解放

「スレイブ・ゲーム」のスピンオフ作。
「スレイブ〜」でも大きな存在感だったイケメン変態オネエ弁護士・トーマが主人公です。

トーマこと藤間浩一が、まだ大学生の「高森浩一」だった頃…
そう、本作は真面目な模範生・高森浩一の初恋と、そのこじれ、そこからくる精神の流浪と遂に力強い「変態オネエ」のトーマとなるまで、そしてこれから、の物語です。
浩一の恋焦がれる相手は、大学教授の斑鳩庵(いかるが …

2

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

流されすぎ



他の方のレビューで次巻に続くで終わるとわかっていながら、ある程度収拾した状態で次巻だと思ってたから、読んで失敗したー!と思いました。いいところで終わりすぎです。続きが気になって仕方がないじゃありませんか。

愛のない結婚でできた子供故愛されずに育ち、愛を信じない大人になった刑事の篠森(受け)と公安エリート・百合永(攻め)。

すでにたくさんのレビューがついているので感想だけ。
い…

3

スレイブ・ゲーム 小説

綺月陣  小山田あみ 

タチの悪いゲームだぞ

子リスちゃんみたいに可愛い系の理久が、高校生時代の憧れの人でバスケ部のエース・大悟に会いたい、この店で会えるかも…と2丁目のメンズ・バーに足を踏み入れる…
そんな始まりと、小山田あみ大先生の超絶カッコいいオトコたちのイラストに、ワクワク、わくわく。
…と読み出したはいいが……うーーんnnn…
理久のぐっちゃらぐっちゃらしたモジモジの性格、なーんにも自分で決められず、ずるずるズルズル流される。…

7

はだれ恋 ~拾われ男の妄想~ 小説

中原一也  小山田あみ 

家庭の味

小山田先生のイラストが本当に美しくてセクシーでした!

母から育児放置され、たびたび変わる母の男に身体をしこまれて育った了(受け)は、母の男と寝ているところを見つかり「この泥棒猫!!」と母に叩き出されてしまいます。
帰る場所もなくうろついていたところを八尾(攻め)に拾われ、住み込みで八尾が経営する旧車専門の修理工として働くことに。

八尾は愛妻家で、病弱で心優しい奥さん・芙美がまるで母親…

2

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

痛みは伴いますが、極上の純愛だと思う

新たなお気に入りの作家さんを発掘すべく、目についた作品を読み漁って見つけた一冊なのですが、こうまで自分の性癖にドンピシャの作品を見つけてしまうと、嬉しくて嬉しくて読みながらプルプルしてしまい、たて続けに続編の『調教は淫酒に濡れて』と、緊縛繋がりで『心まで縛りたい』も一気に読んでしまいました。ただ、お仕置き描写は小スカやスパンキングなどあるので、万人受けではありませんが私にはめちゃくちゃツボでした!…

11

淫魔を孵す 小説

沙野風結子  小山田あみ 

この表紙に納得

3Pものとは違うみたいなのに、不思議な表紙だなとは思ったが、読んでみると納得できる。
この本に関しては買ってすぐ積読にしていたままだったので、こんな話だとは思わず意表を突かれた。

作中では事あるごとに受け・宰(つかさ)が、兄が自殺した給水塔のシーンを思い浮かべる様子に、喪失感を強く感じるのか?と考えているうちに攻め・鳥羽の恋人だった水川も無くなってしまい、頭の中で整理できなくなりそうな予感…

2
PAGE TOP