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井上ハルヲ(オハル) 小山田あみ
renachi
ネタバレ
デンパ男シリーズにチラっと出て来た二人のお話。柏木の元セフレ仁科と、仁科の過去の男に激似な飯島。飯島目線だと無理矢理から始まる関係なので、加害者に惹かれていく様子はちょっと心配に。ストーリー自体はとても面白かった。 飯島は内気ではっきりしなくて、言葉もなかなか出てこない。刑事ながら現場で遺体を見ればぶっ倒れる。でも細かいところによく気付き、それが事件解決に繋がることが多いという、一種のオカル…
シリーズ三作目。急に英語タイトルで何事?と思いつつ。毎回BL的な満足度はしっかりあるが、仕事面では次の展開への引きがあり、なかなか罪作りなシリーズ。 今作も同じ雰囲気で、気になる終わり方ながら、西村と柏木の関係がまた一歩進んだところに安心しながら読み終えられる。でも切実に続きが欲しい!とも思った。 プロローグは学生時代の西村。前作ラストに名前が出ていた久米田が登場し、事件の重要な部分にも絡…
シリーズ一冊目から続く大きな事件は終わらなかったが、柏木が巻き込まれた小さな事件は終結し、その後の関わりも絶ってしまった雰囲気。BL的には二人の信頼関係が増して絆は深まり、心温まるハピエン。 西村の地位がどうなっていくかは気になるものの、ここで終わりでもしっかり読み応えと満足感はあると思う。でも欲を言えば、西村の背景をもっと知りたかった。そこは続編に期待できるのかな。 コミュニケーショ…
凪良ゆう 小山田あみ
yumyumyum
作者様の作品を少しずつ読んでいます。 不朽の名作、まさにその通りの作品でした。 言葉にうまく表現できないくらい感動して、泣いた。 こんな素晴らしい作品に出会えて、本当に良かったです。 朔太郎もつぐみも、2人とも孤独を、先の不安や恐怖を抱えていたからこそ、互いの気持ちが手にとるように理解でき、相手のために身をひき、互いのために強くなりたいと決意し、数年間離れていたときも、ずっと想いが途切…
やんここ
何度目かの再読です 読み返すたびに、感動と新しい気づき そして涙 違った意味ではあるけれど、孤独な二人のお話 朔太郎さんに起こってしまった、想像もできないほどの孤独感と不安に、心が痛くて お互いに求め合っているのに、お互いを思い合いすぎて動けなかった二人 その優しさがもどかしくもあり その優しさが救いでもあって 二人の幸せを願いながら 最後のツグミとの約束を守ってくれた朔太郎さん…
沙野風結子 小山田あみ
えすむら
永遠に続くシリーズだと勝手に思っていたので「完結」の二文字を見たときに「え!」ってちょっと切なかったのですが、、、なるほどなるほど、、これはスピンオフきますよね!?? というわけで、”獣かく(けもかく)”シリーズ最終章にふさわしく、前作以上にハードボイルド&ワイルド&スケベ!男前×男前、ときどき変態、大好物の世界観でした。クセ強(でも眉目秀麗)な男たちがそれぞれにそれぞれの(倒錯した)想いと…
magubo
獣はかくして~シリーズ、読み切りました。あぁ~、とうとう完結ですね。 今は充足感で胸がいっぱいです。とにかく圧巻でした…! 小山田あみ先生の描く映画ポスターのような表紙に惹かれ読み始めた物語。 お互いの利害の為に身体を繋げる男達の関係から、こんなにも愛の物語になるなんて。 全てを表しているような表紙絵の変遷が堪らなく良いです。 ゼロと鹿倉、最終巻の2人はしっかり心が繋ぎあっていて…
umeair
はー……ただただ、もう、痺れました。 男前×男前のハードボイルド裏社会シリーズ、最終巻。 読み終えたばかりの今、色々な思いが湧き上がってきて、感無量です。。 以下、深夜のレビューで長い上に 分かりにくいところもあるかもしれないのですが、、 この熱い気持ちを書き記しておきたい!!! 「獣はかくして交わる」・「まぐわう」・「囚われる」そして この最終巻、「愛に啼く」。 …
いるいる
シリーズ4作目。以下、念のため読み順をば…。 ① 獣はかくして交わる ② 獣はかくしてまぐわう ③ 獣はかくして囚われる ④ 獣はかくして愛に啼く ーーー完結です! 「囚われる」のレビューと重複しますが、 本作は攻め・受けのみならず敵対する相手も規格外で、 沙野さんの硬派な筆致で盛り上げてくれる作品です…! ・無戸籍の孤児集団をまとめあげるゼロ ・法曹界のサラブレ…
やーーーー…!並べてみると分かる、シリーズ表紙の色合いの変化にグッときます。 「獣はかくして交わる」→「獣はかくしてまぐわう」と来て、シリーズ3冊目のこちら。 「交わる」では宵闇だった背景が2作目の「まぐわう」で夕日となり、 3作目のこちらではついに夜明け、朝日に輝く街並みが…! 物語がクライマックスに近づいていること、そして ゼロ×鹿倉の二人が互いの要素を取り込み、近づ…