小山田あみさんのレビュー一覧

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

おやすみなさい、また明日

何度目かの再読です
読み返すたびに、感動と新しい気づき
そして涙
違った意味ではあるけれど、孤独な二人のお話
朔太郎さんに起こってしまった、想像もできないほどの孤独感と不安に、心が痛くて
お互いに求め合っているのに、お互いを思い合いすぎて動けなかった二人
その優しさがもどかしくもあり
その優しさが救いでもあって
二人の幸せを願いながら
最後のツグミとの約束を守ってくれた朔太郎さん…

2

獣はかくして愛に啼く 小説

沙野風結子  小山田あみ 

男前たちの饗宴

永遠に続くシリーズだと勝手に思っていたので「完結」の二文字を見たときに「え!」ってちょっと切なかったのですが、、、なるほどなるほど、、これはスピンオフきますよね!??

というわけで、”獣かく(けもかく)”シリーズ最終章にふさわしく、前作以上にハードボイルド&ワイルド&スケベ!男前×男前、ときどき変態、大好物の世界観でした。クセ強(でも眉目秀麗)な男たちがそれぞれにそれぞれの(倒錯した)想いと…

8

獣はかくして愛に啼く 小説

沙野風結子  小山田あみ 

男たちの硬質な強さや駆け引きが楽しめる骨太作品。ここに完結!

獣はかくして~シリーズ、読み切りました。あぁ~、とうとう完結ですね。
今は充足感で胸がいっぱいです。とにかく圧巻でした…!

小山田あみ先生の描く映画ポスターのような表紙に惹かれ読み始めた物語。
お互いの利害の為に身体を繋げる男達の関係から、こんなにも愛の物語になるなんて。
全てを表しているような表紙絵の変遷が堪らなく良いです。

ゼロと鹿倉、最終巻の2人はしっかり心が繋ぎあっていて…

9

獣はかくして愛に啼く 小説

沙野風結子  小山田あみ 

表紙が全てを物語る。圧巻のクライマックス

はー……ただただ、もう、痺れました。
男前×男前のハードボイルド裏社会シリーズ、最終巻。

読み終えたばかりの今、色々な思いが湧き上がってきて、感無量です。。
以下、深夜のレビューで長い上に
分かりにくいところもあるかもしれないのですが、、

この熱い気持ちを書き記しておきたい!!!


「獣はかくして交わる」・「まぐわう」・「囚われる」そして
この最終巻、「愛に啼く」。

9

獣はかくして愛に啼く 小説

沙野風結子  小山田あみ 

規格外の男たちの終結

シリーズ4作目。以下、念のため読み順をば…。
 ① 獣はかくして交わる
 ② 獣はかくしてまぐわう
 ③ 獣はかくして囚われる
 ④ 獣はかくして愛に啼く ーーー完結です!

「囚われる」のレビューと重複しますが、
本作は攻め・受けのみならず敵対する相手も規格外で、
沙野さんの硬派な筆致で盛り上げてくれる作品です…!

・無戸籍の孤児集団をまとめあげるゼロ
・法曹界のサラブレ…

9

獣はかくして囚われる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

明かされるゼロの背景。漢前×漢前、ハードボイルドシリーズ第三弾

やーーーー…!並べてみると分かる、シリーズ表紙の色合いの変化にグッときます。

「獣はかくして交わる」→「獣はかくしてまぐわう」と来て、シリーズ3冊目のこちら。


「交わる」では宵闇だった背景が2作目の「まぐわう」で夕日となり、
3作目のこちらではついに夜明け、朝日に輝く街並みが…!

物語がクライマックスに近づいていること、そして
ゼロ×鹿倉の二人が互いの要素を取り込み、近づ…

0

獣はかくしてまぐわう 小説

沙野風結子  小山田あみ 

男前×男前。互いを”飼う”関係から、”求め合う”関係へ…

「獣はかくして交わる」の続編です。

いや、最っっ高に面白かった…!!! たぎりました。

プレイの方も濃厚!!
当て馬検事・桐山の「全身舐め舐めプレイ」、すんごかった…!!

舐められた場所を引っ掻いてしまい、ミミズ腫れだらけの体になった
鹿倉が痛々しい;

そんなミミズ腫れを残らず舐め取り、桐山への嫉妬を滾らすゼロの
プレイも、ねっとりと濃厚で……痺れました。

小山…

0

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

男前×男前、ハードボイルドな世界

シリーズ完結と知り、積んでしまっていたこちら、
今更ながら引っ張り出してきて拝読しました。

刑事で裏社会でとにかく男前な受け。
読み始めてすぐ、広がるハードボイルドな世界に夢中に…!

この一冊で勧善懲悪!すっきり、とはならないところが
なんとももどかしくはあるのですが、それがまた良い。。

続編も迷わず購入、読むのが楽しみです。


とにかく、受けの鹿倉の男前っぷりが半…

0

法悦♥︎ホリデイ ~解脱なんて知らねえよ~ 小説

淡路水  小山田あみ 

昔懐かしのゲンコツおやじ

10年前の作品なのに、すでに現代との違いをいろいろ感じてしまい、懐かしささえ覚えた作品。法悦・解脱と馴染みの薄い用語が並ぶタイトルながら、文章がとても軽いので、寺や住職などの話に難解さや堅さがなく、気負わず読めて良かった。

主人公の藍は、怪我と借金で追い込まれ、詐欺に手を出してしまう。今で言う闇バイトのようなものと思うが、ふらっと簡単に手を出したわけでなく、かなり崖っぷちでやるしかない状況。…

0

転生したらチートエルフだったので無双しようと思ったら年下強面斧使いに懐かれました 小説

寺崎昴  小山田あみ 

明るい読後感、まっすぐなお話で良かったです!

面白かった〜!
タイトルから想像してたのとちょっと違ったけど、そこも良かったです!

良い人と良い人のコンビですね。
エルフのエルウィンが転生者なんですが、絶世の美女?な見た目と魔法のスキルに天狗になってて。でも素直で良い子なので全然嫌じゃなかったです。

ジェラルド。唯一エルウィンに靡かなかったハーフドワーフの青年。
彼の生い立ちや育ちが、それを受け止めてるところが泣けるんですよ。…

3
PAGE TOP