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沙野風結子 小山田あみ
kurinn
ネタバレ
沙野先生と小山田先生がタッグを組んだ作品を探して、こちらに辿り着きました。 肌色多めの何とも怪しいカバーイラストと、元恋人を看取るというハードなあらすじに惹かれて読み始めました。 もうね鳥羽の元恋人の水川が死んだ辺りから、ドキドキしてページを捲る手が止まりませんでした。 鳥羽の宰に対する執着具合も加速してくるし、でもなんと言っても宰の身に起きた異変が怖かったです。 宰はこの…
てんてん
本品は『龍神様と愛しのハニードロップ』のコミコミ特典 小冊子です。 本編後、八千穂のお気に入りについてのお話です。 八千穂は精気を与える行為の一環として 蘇芳の髪をくしですかすのを秘かな楽しみにしていました。 白髪でも銀髪でもない、うっすらと緑かがった灰白色の髪は 絹のようにすべらかでキラキラと輝いていて ついうっとりとして見惚れてしまっていたのです。 しかし、蘇芳…
本品は『龍神様と愛しのハニードロップ』のフェア書店特典 ペーパーです。 本編後、八千穂が新商品を考案するお話です。 ある辰の日の夕方、 珍しく仕事を早く終えた蘇芳は 離れで人化した金魚たちと寛いでいました。 すると八千穂が大きな足音とてもにやって来て クロと紅も目を丸くしますが 八千穂は謝るものの頬をゆるませたまま すっと手にしたものを蘇芳たちに差し出します。 …
本品は『龍神様と愛しのハニードロップ』のアマゾン限定特典 ペーパーです。 本編前日譚、八千穂と2匹の金魚との出会いになります。 分かった。僕が引き取るよ。 白い薄手のセーターを着た青年が微笑みながら頷くと よれよれのシャツを着たもう1人が驚きの表情を浮かべます。 処分するなんて言われたら、黙っていられないだろう? 言いながらセーターを着た青年が水槽に顔を近づけて来…
四ノ宮慶 小山田あみ
今回は龍王の子で赤黒い鱗を持つ龍神と酒蔵の新米蔵元のお話です。 龍王の鱗を求める攻様が酒造りに賭ける受様の情熱を知り 種族を超えて受様を大切な相手と定めるまで。 受様の実家は江戸時代から続く蔵元です。 受様の実家の酒造りの始まりは裏山に湧く清水と言され、 古くから使われる井戸は甘く澄んだ水を湛え続けてきます。 受様は幼くして母を、中学で父を亡くしますが、 祖父や蔵人達から…
洸 小山田あみ
ふばば
評価迷う… 冒頭から終盤まで、すごく切なくて、ドキドキして。 心が揺さぶられたランキングから言えば「神」評価に近いくらいなんだけど… 主人公はイケメンリーマンの香月。 モテるゲイだけど、心には鬱々としたものを抱え本格的な恋愛はできないでいる。 同期入社のかっこいい八木が偶然ゲイで…… …という設定です。 色々誤解があって八木と香月がセフレ関係になる、でも本当は香月は八木に惹かれて…
ポッチ
作家買い。 沙野作品は個人的にハズレがないのでいつも新刊を楽しみにしていますが、今巻は挿絵が小山田さん。ということで否が応でも期待は高まる。 もうさ、表紙! なにこれ。 カッコよすぎる。 読後にじっくり拝見すると、この作品の世界観がぎっちりと詰め込まれていることが分かるのも良き。 ダークで、シリアスで、流血もある。 性的に襲われるシーンもある。 裏社会をバックボーン…
ゼロとの事後を朝まで過ごした後に帰宅する鹿倉を、ゼロが追いかけて来て目黒川沿いを一緒に歩いてる様子です。 実は他作家他作品の目黒川沿いを2人で歩く描写がとても好きで、ゼロのマンションの場所を知ってから密かに期待してました。 だからこのペーパーを読んでとても喜んだんですよね…。幕間の2人の間に流れる何でもない時間って大好物なんです。 ところが最後にぶっ込んで来ましたよ。 私が1番…
男前×男前でぶつかり合う色気がムンムンする作品でした。 最近は沙野先生の「チェンジリングシリーズ」に「疵物の戀」を読んだばかりで否応もなく期待が高まっていました。それになんと言っても小山田あみ先生のイラストも素晴らしかったです。 謎の男ゼロもカッコ良いし、彼の纏う匂いの描写が好きでした。 でもですね、鹿倉が熱くなってゼロの警告を無視して突っ走って行った辺りから「すん」って冷めだし…
窓月
タンデムシリーズって竹書房だったんだぁと振り返りつつ。個人的にこういったカラーの作品に作者らしさを感じます。ディアプラスではちょっと珍しいハードなタイプなんじゃないでしょうか…? シリアスな警察・裏社会ものは好きです。得意とされる作家様が多々いらっしゃる中、沙野先生が手掛けるものはやっぱりエロが手堅いんですよね。…手堅いエロってなに?笑 それにやみつきになるような独特な暗さがあって、読…