小山田あみさんのレビュー一覧

華族は熱砂の獲物 小説

ゆりの菜櫻  小山田あみ 

華族な椿姫受け

弟編ではメインの弟よりもお兄ちゃんの方が気になってしょうがなかったので、こうして兄メイン受けを読むことができ嬉しいです。

恋の火遊びにおいて百戦錬磨という受け。
高貴な身分だけど、下半身の緩い男大好きなんですよねー。
でもそれは淫乱属性持ちというわけではなく、しっかり使いどころを心得ている。
ようは見返りあってこその行為。
自分に利益があればすんなり体を差し出す。
魅力あふれる自分…

0

沼の竜宮城で、海皇様がお待ちかね 小説

綺月陣  小山田あみ 

爆笑(≧∇≦)

笑いながら楽しく読みました(≧∇≦)
海皇さま楽しすぎるし可愛すぎる。素直で無邪気で策士、これは来人が絆されるの解ります。海皇さまとぼけてるけど、実は来人に一目惚れで罰を受けてでも助けた気持ちが素敵でした。来人も真面目で自分の殻に篭っててたけど、海皇さま達を守るために戦ったのが微笑ましい。小山田先生の美しくて神秘的なイラストも素敵✧*。夢があって楽しい作品でした〜どんなお子様が生まれるのか楽しみ…

2

「華は褥に咲き狂う(6)恋と闇」協力書店書き下ろしSSペーパー グッズ

秘された恋の形見

本品は『華は褥に咲き狂う(6)恋と闇』の
フェア書店特典ペーパーになります。

大奥総取締役花島視点による武芸上覧に絡んだ後日談です。

先日行われた武家伝奏一行を招いた武芸上覧にて
奥女中の1人が乱心し、御台所に襲い掛かった事件は
恵渡城を震撼させる出来事でした。

大奥創取締役の花島は己の局の床に伏していました。
いつもきりりと結い上げている髪を下ろし
普段の覇気は欠片も…

0

華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

ここからが本番か!?

本シリーズは公家の出身で裏の顔を持つ美貌の御台所と
文武に優れ清廉な名君である八代目将軍のお話です。

武芸上覧を隠れ蓑にした受様の血の継承を願う神の暗躍と
受様の守護聖刀の剣精の決意を描いた短編を収録。

受様は陽ノ本の八代目将軍です。
受様は恵渡を襲った凶悪な流行病により、
前将軍の7番目の男子ながらも将軍の座に就きます。

そんな受様の正室は
公家の出で男性ながらも美…

3

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

知的好奇心が満たされていく

初SMもの。入門編に適していたかは他を知らないので分からないが、用語やルールの説明が分かりやすく丁寧で読みやすかった。

文章は少々レトロ感がある。かなり落ち着いていて、耽美な雰囲気作りに一役買っていたと思う。タイトルからイメージする文体そのままな感じ。

暴君の奴隷だった潤音と調教師一鷹のお話。
元々潤音の飼い主だった男の酷い扱いを否定し、一鷹が実践によって正していく形で展開が進む。S…

3

「華は褥に咲き狂う(6)恋と闇」協力書店書き下ろしSSペーパー グッズ

大奥総取締役の気持ち

武芸上覧で奥女中が御台所である純皓に働いた凶行を知り、責任を感じて寝込んだ大奥総取締役の花島視点のお話でした。

寝込んでいた花島が光彬を将軍として推挙した、光彬の義祖母の天永院に思いを馳せていました。

天永院が死の間際に光彬を一目拝みたいと願ったことや、亡くなる時に光彬の祖父の名前を唇に刻んだこと。

どうやら天永院が大奥に上がる前に恋したのが、光彬の祖父の彦十郎だったのだろうと花…

0

華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

くっそう待ってろよ玉兎!

タイトルは鬼讐丸の気持ちを代弁したわけでは無く、読み終わった後の私の素直な気持ちでした。

今作は玉兎、麗皓、隆義という3代ムカつく奴等に暗躍を許してしまってて、先手を打たれる度に「キー!」ってなりながら読みました。www

それくらい面白くて息を止めて読んでて、息苦しさに苦しんだくらいです。

これだけ長く続いているのに全く飽きなければ、どんどん面白くなっているように思います。

3

華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

時代劇として強烈に面白い

「み、光っちゃん……かっこいい~!」と『鎌田〇進曲』のヤスの様な科白を思わず呟いてしまったのは、今作の流鏑馬爭いのシーン。
いや、最高にカッコいいよ、将軍光彬。
あの純皓が、果てのない愛情を持ってしまい「怖い」と言うのも解る。

本当にこのシリーズは『光彬無双』。
無双のくせに光彬自体は『想い人は純皓ただひとり』というのもすごい。
King of kings、真のスパダリ、漢の中の漢と…

5

軍服は鷹の獲物 小説

ゆりの菜櫻  小山田あみ 

軍服たまらん

皆大好きアラブもの(偏見) 私大好き闇オークション(^^)

アラブものアルアルが詰め込まれています。
今回も大金で攻めが受けを買っていますが…高額なほどなんぼな話かもしれんが、競ってる相手いなくてもそんなに出すの?と思ってしまうセレブではない私。

今回のターゲットとされたのは、ザ・日本男児!の心をもつ軍人さん。

さてさてどう抵抗してくれるかと思いきや、強制された不本意な環境でも…

1

華は褥に咲き狂う(6)恋と闇 小説

宮緒葵  小山田あみ 

シリーズ6作目にして萌え下がらず

作家買い。

宮緒作品はワンコを通り越したオオカミのような執着攻めって多く登場しますが、今作品の攻めさんである純皓もやっぱり執着攻め。が、それに萌えを伴うのは、その攻めさんからの深すぎる愛情をきちんと受け止める受けさんの男気がともに描かれているからではないかと思われます。

今作品の受け・光彬もめっちゃ男前。ビジュアルが、というのではなく、その心意気が。そして、その男気に惚れこむのが純皓だ…

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