小山田あみさんのレビュー一覧

Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

表紙買い

カッコよすぎる表紙に我慢できず購入。攻め受けともきゅんとするタイプではなかったので、萌にしました。お話は面白かったです。本編300Pほど+あとがき。

9才の時に火事で両親を失い、児童保護局のグループホームで暮らしながらハイスクールに通っているイサム。ある日、幼い頃隣家に住んで仲良しだったジェイクとハイスクールで再会し・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
デニス(受けの友人)、攻…

8

死神執事と狼男爵 小説

宮本れん  小山田あみ 

ある意味期待どおり

作家様のイメージを覆すカップリング臭+小山田あみ先生のイラストに惹かれました。萌と中立の間くらいの印象です。

展開に勢いがあって、主人公・仁のキャラもオスオスしくて序盤は期待感でいっぱいだったのですが、意外性や新鮮味は思ったほど得られなかったかな…。というのも、タチなはずの仁はイラストのヴィジュアルがいかにも…なので、自分より体格の良いランツェフィードを抱いてやるといくら意気込んでも、抱かれ…

2

Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

たった一人のヒーローになりたい

ものすっごく良かったです!
表紙やタイトルから受ける印象はシリアスですが、読み口は比較的ライト。
それでいて随所に伏線が張り巡らされており、読み応えは抜群!
ラブ面でもしっかり萌えさせてくれます。

とにかく、攻めが魅力的。
一途な健気攻めで、幾度となく泣かされました。

「ヒーローになりたい」

誰かの──じゃなく、受けの。受けだけの。
それを体現していた攻めが、本当に素敵…

17

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

沙野さんの男前受けが帰ってきた!

アングラの世界に住むフリーライターのゼロと、国家組織に所属する刑事の鹿倉。
強い信念を胸に、違う世界で生きていた二人の男たちが出会い、やがて共通の目的の元共闘する姿を描いた、まさに男✕男の作品。

女の自分から見ると、肩を並べる男同士の絆というのはどこか憧れる。
鹿倉は、命さえ失うかもしれないと感じた時、後を託す相手に同じ警察内の同僚たちではなく、素性どころか本名さえ不確かなゼロを選ぶ。

8

死神執事と狼男爵 小説

宮本れん  小山田あみ 

ラブストーリーとしては好き

死神×人狼の人外ファンタジーです。
攻め×攻めで、結局どっちが責めるの〜?と、ワクワクしながら読みました。
全体的には感動的で、ラブラブのいいお話です。

が、個人的に辻褄が合わない部分を多く感じてしまい、引っ掛かりすぎて入り込めませんでした;


家のしがらみで隔離生活を送る人狼の仁と、彼の魂を狙う死神・ランツェフィールド。
ランツェを気に入った仁は、魂を狙うチャンスとしてランツ…

7

死神執事と狼男爵 小説

宮本れん  小山田あみ 

設定やキャラはめっちゃ良いのだけれど

小山田さんの美麗表紙につられて購入。

宮本さんて、なんとなく可愛らしいというかほのぼのなお話を書かれる作家さま、のイメージだったのですが、今作品は攻めさんも受けさんもとにかくカッコいい!男のプライドと意地をかけた硬派な作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公は名家・月舘家の三男である仁。
かつては男爵の爵位を賜ったこともある由緒ある家の子…

7

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

導入から無理がある、違和感がいっぱい

初っ端から強引に進められるストーリーは、展開にかなり無理があるように感じた。台本感が酷く、こうもっていきたいという作者の意図が全面に出ている。もっと自然な流れを作ってくれると、物語世界に入り込みやすくて良かった。

受けの香月は、見目麗しいわりに自信が無く虚勢だけは一人前という二次元定番のキャラ設定。内面が女々しく乙女すぎるのもBLのお約束。攻めの八木は中身がガキ過ぎて魅力を感じなかった。

2

装うアルファ、種付けのオメガ ~財閥オメガバース~ 小説

水壬楓子  小山田あみ 

展開が少し速すぎた気がします

他の方が書いている通り、ストーリーのとても面白い作品でした。真頼はオメガながら社長の座に着くエリートで、主張のしっかりした人なので、個人的にとても好みでした。またジョーカーという裏の顔を持つというのも、少し耽美な感じがしてよかったし、エロという点では抑制器が良かったです。抜いた後に快感が一気に来るということは、、、それを自分で抜くとすると、、、など、これだけで色々な話が出来そうな本当に素敵なアイテ…

2

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

ビターで男前

いやあ、良いですねえ。
この、作品全体から男くささがあふれ出る感じは久しぶりな気がします。
甘い溺愛ものや優しい作品ももちろん大好きだけれど、ハードで硬派な作品もやっぱり良いものだなと再認識。
最近、あまりこういった雰囲気の作品は見かけなくなりましたよね。ヒリヒリ感のある空気というか、男と男のぶつかり合いみたいな感じというか。
なんだか無性に懐かしくなっちゃいました。
糖度が高めの甘い作…

5

獣はかくして交わる 小説

沙野風結子  小山田あみ 

こういうの待ってた

甘いBLはもちろん大好きですが、食傷気味になると、甘さが極限まで削られたBLを読みたくなりませんか?私はなります。そんな時にこの作品が出版されて、フルコースのあとのエスプレッソのごとく、苦さと芳醇さを感じることができました。
本当に、こういう作品を待ってました……!久しぶりに男臭い作品に出会えて嬉しい。(出版社さんもYouTubeにCM動画あげてたので気合い入ってるなーと思いました)
続編も決…

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