小山田あみさんのレビュー一覧

調教は媚酒の香り 小説

砂床あい  小山田あみ 

痛くないSM

いやぁ、愛のある、愛に育つ、SMはアリですね。
最初のご主人様をやむを得ず(本人は気付いて無かったけど)愛さざるを得ない潤音。
住むところ、食べ物を最低限くれるご主人様から離れることは出来ない。たまに優しくしてくれるご主人様。

ところが、捨てられて放置されてしまいます。
クラブに拾われた潤音は、ご主人様が迎えに来てくれると信じてるのですが、新しいマスターに預けられます。実は潤音は味覚と…

0

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

うーん

榎田尤利さんの作品ですが、珍しく私にはミートしませんでしたね。
タイムスリップもの、だけどちと違う(事故ってる時の夢?)感じで、作品としては面白かったのですが、どうも攻めの心情に寄り添えず。
いじめの津田さんもスパイスやエッセンスに思えず、二人の心情が上滑りしてしまってる感がありました。

ご両親が病室に来て、和解しちゃうところもなんだか???リターンの記録はどうなった???
元々、17…

1

月を食べて恋をする 小説

沙野風結子  小山田あみ 

全ての出来事は必要な試練である

 近親BLを求めて購入しました。沙野風結子先生の作品を読んだのは久しぶりでしたが、素敵な作家さんだなと本作で改めて感じました。
 あとがきで本作が改稿作品であることを知りましたが、タイトルは今回の「月を食べて恋をする」の方がロマンチックで好きです。
 ネタバレを見てから本編を読むのは本当にもったいないので、未読の方は読まない方がいいと思います。

 本作の感想をひと言で表すなら、とにかく苦…

0

愛煉の檻 紫乃太夫の初恋 小説

犬飼のの  小山田あみ 

スペシャル・エディションで

愛煉の檻 スペシャル・エディション 電子版で購読

 愛煉の檻 紫乃太夫の初恋
 愛煉の檻 約束の恋刀
二冊の合本。

0

Brave ―炎と闘う者たち― 小説

楠田雅紀  小山田あみ 

ジェイクの努力

ストーリーはアメリカが舞台で、そこで働く消防士のお話です。
ただ、受けでありイエローのイサムは消防士を目指し、努力してその道に進むのですが、大きな秘密とトラウマを抱えています。

そんなイサムを幼馴染として支えるのがジェイクです。
彼自身もイサムを支えながら自分の気持ちと、そして彼自身の体験した事件とも向き合っています。

舞台がアメリカで、さらに山火事などの非日常なのですが、ジェイク…

1

午前一時の純真 小説

水原とほる  小山田あみ 

不器用に純愛を注ぐ攻の気持ちに鈍感な受

古い作品のせいか、電子版には挿絵無し。

夏陰 -cain- 2003年
箍冬 -cotoh- 2004年

夏陰や箍冬とよく似たキャラと展開。
M気質の美青年が、たまたま助けた横暴な君主タイプの組長のお気に入りとなって、振り回されつつも愛していく。

夏陰より、攻の組長の気持ちがわかりやすいので、読んで楽だった。

だけど、受の鈍感さは、こちらの主人公のほうが上。
超鈍感。…

3

なれの果ての、その先に 小説

沙野風結子  小山田あみ 

文章は端正なのに、コントのような描写が残念でした

著者のお名前だけは知っていましたが、作品を初めて読みました。
すごくすごく、感想に困っています。

主人公が経済産業省の官僚で、特殊な生い立ちからとても自己評価が低い人なのですが、タスクという男娼と出会い恋をしたことから、仕事に対する取り組み方も変化し、きちんと自分自身と向き合って自分を大切にするようになる、というお話。

この経済産業省のお仕事に関する記述や、主人公の中小企業支援に関す…

1

はだれ恋 ~拾われ男の妄想~ 小説

中原一也  小山田あみ 

切ない思いが成就する時

元々乱れた生活を送っていた了が八尾と出会ったことによって人生が変わっていく、、、、。
ゲイの子にとって、好きな人が女性の人生の伴侶を既に持っていて、さらにその人も良い人で自分を可愛がってくれる。辛いんだろうな。自分の思いは打ち明けられない、そして二人が良い人だけに、離れるのも難い。
そして八尾への思いをダメなこと、悪いことという負のスパイラルに陥ることで、どんどん悪い方向へ向かう受け君。

0

君を殺した夜 小説

夜光花  小山田あみ 

切ない、攻めの想いが切なすぎる

同級生で、ある出来事から二人は互いに離れることに。。。

受けの幸也はイケメンで若い教師なので学校でもモテモテ。同僚の女性教師ともうまく行っており、女子サッカー部の顧問をしていることもあって、生徒からも慕われる存在だったが、そこへ中学で離れた攻めの聡が新任教師としてやってきた。

幸也は聡に対して過去の負い目があり、さらに色々なことで負けてしまう自分にコンプレックスがあり、聡を敵対視してし…

1

刑事に一途なメランコリック 小説

高月紅葉  小山田あみ 

2人の絡みは高糖度

刑事×ヤクザのカップル。
あまり手に取ることがなかった世界の作品でしたが、表紙に惹かれて挑戦^ ^

読んでみて。
ヤクザ情報、用語、内部の情報や相関関係を理解するのが難しく、全然読むペースが上がらない(泣)この作品、シリーズものだったんですね…。チェックしなかった…迂闊でした。

組織の何たらかんたらは右から左に受け流して読むと、そんなに難しい感じではないかも。たまにこれ、誰のセリフ…

6
PAGE TOP