小山田あみさんのレビュー一覧

唇に嘘が滴る 小説

かみそう都芭  小山田あみ 

ビッチ流ハーレクイン

小山田さんの魅力的なイラストの表紙買い。
実をいうと、熟成させましたw
最初読んだ時に、何だー!こんなヌるい、、、危険な設定が一杯なのにこんなヌるくていいんかい?って興ざめしてしまったファーストインプレッション。
だけど、熟成させてみると、そうだ、これはそれでいいのだ!そういう話しなんだから、、と気持ちに余裕が出来て密かに心の中で突っ込み入れながら、ビッチ受けの裏社会ハーレクイン風味を楽しめ…

5

落園の鎖~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

バター犬!

一作目、モンスターバイクにハァハァして思わず”神”だった作品の続編。
何かいいなーvこの闘犬同士がにらみ合って発情しあってる姿。
犬に例えるとなんだろう?本当はウルフハウンドって言いたいけど、そのとんがり具合は土佐犬とかマスチフな感じ(ブサイクだけど)
前回はエンジンオイルプレイだったけど、今回は二人の関係もちょっと進んだからかポーションバターになりましたv
二人とも野獣だから、二人ともバ…

6

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

まさに2人のクロニクルでした。

まず、読み応えがあります。
18行/Pなので、1ページ目めくった瞬間これは・・・!と期待していましたが、実際この1冊で分量も内容も十分厚みがあります。
心に響くというか、読み終わった後もじーん・・・。。とくる作品でした。

小さい頃に出会って、成長して再会してくっつく話はよく見かけますが、ある程度の距離感があるなか、出会って段々お互い成長していくっていうところが新鮮でした。
こうなって欲…

3

甘い言葉 グッズ

タイトル通りのお話です

好きで、好きで、好きで。
分かれても尚好きで。

という、天国の切ない心の声から物語りは始まります。
2人で暮らして一ヶ月。
梶から一言でいいから「好き」と言ってほしい・・・。
そんな恋人同士のような関係を持ちたいと思っていたある日。
梶が会社から帰宅したとたん、思わぬ告白が!!!
高校生最後の日のあの辛かった別れの日。
離れたくないと思っていたのは天国だけではなかった!!
そ…

1

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

ハートフルストーリーがお好きなら!

絵師さんで小説を選ぶのもいいかもしれない、と小山田さんイラストの小説を片っ端から読みたいと思ってるのですが、これは評判もとてもよかったので早いとこ読みたかった!読めて幸せ!!
しかし主人公ニーナのお相手の陽光君は11歳の子供…
雁須磨子さんの『猫が箱の中』を思い出しましたよ。
子供の方が大人びていて、大人の方が頼りなげ。タイトル通り一緒に成長していく姿を追うとこが見どころなわけだけど、子供だ…

4

愛の言葉を覚えているかい 小説

鳩村衣杏  小山田あみ 

BLらしいBL

なんか、とっても、BLらしいBLをしっかり読んだなぁ、って感じ。

BLらしいって言うか、
古典的?
王道的?
やんちゃな受けを、攻めは、好きで、好きで、大好きでしょうがなくって、
で、愛されていることに無自覚で鈍感な、ある意味幼い受けが、見当違いな方向へ暴走したり、じたばたしたりするの。

この作品のおもしろさは、そんなことをしている二人が、実は25歳のいい大人だって事。
25…

1

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

ゆっくりと時間をかけて深まるもの

凪良作品の、良いところが肩肘を張らずにぎゅっと詰まった感じのする作品でした。

作者様ご本人もあとがきでおっしゃっていますが、「自分が書きたいものを純粋培養した」ことによって、読者の心に響くようなお話になったのではないでしょうか。

私は、偏屈なニーナと真っ直ぐな心を持った陽光が、
お互いに成長しつつ、時間をかけて深めていった愛情に感動しました。

BL作品に出てくる人って、遊びまく…

2

風の色を映す 小説

麻生玲子  小山田あみ 

最大の濡れ場が“カキッコ”でした♪カキッコ・・・♪

【いちばん外側の色】の続巻の本作。
前作は、そう高くない山場のにおい系甘カワ話だから、本作も淡々としているのは承知置き。
・・・だから“カキッコ”に萌え~!1番の濡れ場がソコでした!

中3の大地は、大学生の空閑が大好き。
キスまで許してくれる空閑の色香に、アソコが固くなっちゃって、思わず「性欲でか分からないけど(抱きたい)」と素直に襲う大地。
「!(怒)」バッチーンと、スナップ効かせ…

1

いちばん外側の色 小説

麻生玲子  小山田あみ 

小さい時から気になっていたキレイな人と・・・

麻生先生の初読が【キスしたあとの唇】で、この方、毒っ気あるな~と思ったんです、だから、次読む時は“心して”って^^
なのに、本作は全く違ってて、におい系とも取れる訥々とした青い話でした!
苦手かも?コバルト文庫だしな~って自己処理したけど、何か違う毒?

中3の大地が今気になる事は、サッカーと高校受験と、そして小さい頃からキレイだと思っていた空閑がまた家に遊びに来るようになった事。
空閑…

1

わるい男 小説

榊花月  小山田あみ 

悪い男…かな?

容姿も学歴も良く仕事も出来て彼女も居る、そんな順調な萩野[受]ですが、唯一会社で苦手としているのが冬堂[攻]
萩野の出した企画を片っ端から却下しまくり、少し見下し気味に皮肉を言いまくります。
当然、萩野は冬堂が苦手な訳ですが話が進んで来ると次第に分かってくるんですが、なーんだ要するにあれですよ、好きな子をいじめたり構ったりする子供のあの心理なんですな、冬堂って。

過去に結婚も失敗し、しか…

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