小山田あみさんのレビュー一覧

タンデム ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

ちょっぴり複雑な人間模様に困惑

警視庁公安部の真通。
凶暴な性格は別名綺麗すぎる狂犬。

カルト教団のテロを阻止するために動く!
強力者にと、狙いをつけたのは、暴走族あがりのヤクザ峯上周。仲間の間では野獣とよばれていた。

そんな野獣に、30分という条件で容赦ない身体に細工される。いたぶられ、実権をもっていかれてしまう。狂犬は野獣に服従!

周の駆け引きの上手さが真通を幾度も助ける。

カルト教団のテロは2人…

0

ふしだら者ですが 小説

中原一也  小山田あみ 

無気力系オヤジ受け

この作品大好きです!!
前作のオヤジ受けもそうでしたが、中原さんの書く、どこかずれた無気力系オヤジ受けがツボで仕方ないです。こういう人ってどこか不器用で、自分の感情にも鈍感で、それが可愛いんですが鈍感故にひとでなしw

前半はかなりコミカルで、下は幼稚園児から上は枯れ果てたお祖父ちゃんまでを虜にする皆川の魔性っぷりが描かれています。
皆川の召集で元カレ達も一堂に会すのですが、その元カレ達…

0

タンデム ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

いろいろと美味しかった☆

事件モノは伏線の巧さが命と言っても過言ではない!と思います。こちらの作品はそれが完璧、しかの沙野先生の「あの」エロスも詰め込まれていて、とても濃ゆい一冊でした。
カルト集団の設定が神だったな。
靫の過去…というよりも、人が少なからず持っているであろうモノをターゲットにしたカルト集団。最初の謎掛けからして不可思議で興味深かったし、次々明かされる事実に驚かされっぱなしでした。
“洗脳”してナンボ…

0

ふしだら者ですが 小説

中原一也  小山田あみ 

こんなに可愛いオヤジ共がいたら良いのに…

最近マイブームなオヤジBL
その中でもこれはかなり好き部類。
魔性オヤジ受けとかw

どんだけエロエロやねん!と思いつつ読めば…
エロだらけのお話ではなく、笑いと切なさと胸キュンが詰まった良い話でした。

ストーカーから助けてくれた辺りから高森を意識し始める皆川ですが、よく見てみればその前から『あぁ…高森が好きなんだろうなぁ』と感じ取れる行動をしてるんですよ(本人、無意識ですがww)

無意識から…

1

タンデム ~狂犬と野獣~ 小説

沙野風結子  小山田あみ 

甘さの全くないハードな漢!

ラヴァーズ文庫って、比較的ファストフード的でエロエロで、お手軽な感じのする文庫っていうイメージがあって、シリアスものがあっても割とさらっといけてしまう、な感じがしていたんですが、今回のこの『タンデム』はかなり読み応えがありました!
なので、神の大判振る舞いをしてしまいますっ!!

お話は公安刑事の靫(ゆぎ)が、カルト教団を追う中で、野獣のような周(あまね)と出逢い、カルトに取り込まれそうにな…

5

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

ツンデレからデレデレへ?

前作に比べたら西条の歩への溺愛ぷりが激しいです。
あれだけウザイキモイ言われてたからこういう変化は良かったね~とつい微笑ましく思ってしまう。
そして相変わらず歩の空回りっプリも笑える。

続編としては安心できる内容となってるかと。
でも期待以上!なストーリー展開があるワケでなく、
前作その後の彼らをちょっと垣間見る程度な気持ちで読むのが良。

0

蒼炎 secret order 小説

橘かおる  小山田あみ 

お坊ちゃま攻め

イラストレーターが小山田さんだったので購入した作品です。
絵師目的で、あらすじを読んだところ攻めもどうやら好みではない…と、最初からあまり期待はしていませんでした。
実際読んでみて。うーん、盛り上がりません。淡々と文字を追ってたような。

このラウルという攻めは事件の時に助けた尚人に一目惚れしたんですよね。そしてそれからもずっと忘れずにいた…。
「ああ、そんなに好みの容姿だったのか」

2

蒼炎 secret order 小説

橘かおる  小山田あみ 

待っていた男?

小山田さんの男臭いイラストにフラフラ~と惹かれて予定外の読書でした。
ボディガードだけど、ひょっとしてケビン・コスナーとHヒューストンの「ボディガード」路線か?と、危ぶみもしましたが、そうでなかったのがよかった←そこか!?

単身学生旅行中の大学生・尚人が、テロに巻き込まれてPTSDを負い、自分を守ってくれたボディガードにあこがれて、PTSDを何とか克服して自分もボディガードになる。
派遣…

2

恋ひめやも 小説

英田サキ  小山田あみ 

普通の恋を描く英田サキ

いいですねー、普通の恋を描く英田サキさんも。
ヤクザものなど黒社会のお話を描いてる英田サキさんも好きだけど、こういう「普通の恋」を描いてる英田サキさんも大好きです。
こういう作品もガンガン書いてもらいたいな。
心理描写に生身の人間らしさを感じ、とても説得力がある物語となっていました。

個人的ツボは、年下攻めだったこと。やっぱ好きだ、年下攻め大好き。
年上受けの面倒くさいツンデレっぷりも、エッチな…

2

燃ゆる恋 小説

飛沢杏  小山田あみ 

【切なさに誰もが号泣した超話題作が登場!!】←切なさに「私は」号泣できませんでした。イライラするわ!

読んでいる間、ずっとイライラしたw
かなり内容にたいしていろいろ言いたくなる本です。

ふたりはつきあっているのに、お互いが本音を言えないで
もやもやしたままつきあってるんですよね。
受けは、健気の部類に入ると思うのですが
健気っていうか、自己犠牲のカタマリ。
どこまでもどこまでも、受けの不幸自慢w
読者を涙させるための設定が、くどくどと用意されていて
なんかもうたじたじw

1
PAGE TOP