小山田あみさんのレビュー一覧

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

ホントに泣ける。高評価のわけがわかりました。

10年付き合って9年共に暮らした同性のペートナーから別れを切り出された小説家のつぐみが、記憶障害の病を抱えていながら懸命に生きる青年朔太郎との出会いでお互いが癒され共に生きていく糧となっていくお話です。

つぐみは、もう恋はしたくないと臆病になる気持ちでいたのに、いつしか朔太郎に対して友情以上の感情が芽生えていきます。
でも、朔太郎の方もつぐみに特別な感情を持っていそうなのに一歩引いた態度で…

9

僕に愛を語るな 小説

結城瑛朱  小山田あみ 

苦しくても一緒にいたいと思う

結城さんは自分に合う作家さんだと思っています。
一ページの字数が多いのも。
面倒くさい漢字やらスルリとは読めない漢字(顫える←ふるえる)やら使われるところは、ハッキリ言って必要性がないとは思っていますが。(我武者羅とか伽藍堂とか、どこのチームかと思ってしまった)
ノベルズの二段組作品なのですが、あとがきまで二段なんて初めてです(苦笑

********************
受けは東…

5

楽園彼岸 ~蝶の褥~ 小説

夜光花  小山田あみ 

出来れば二冊一緒に読んでください

『楽園彼岸』の下巻というべき作品。
もちろんこちらだけ読んでもちんぷんかんぷんですので、『楽園彼岸〜溺れる劣情〜』からお読みくださいね。
夜光さんはミステリー仕立ての作品は多いですが、この作品はその中でもかなり先を読ませないようにさせているかなと思います。
特に前作はセンセーショナルでしたし!
その続きですからハラハラしながら読まれた方が断然面白いので、事件に関しては前巻のおさらいくらいに…

11

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

心に重く残るお話

主人公たちの人生のある一時期を切り取ったものを読んでいたはずなのに、最後のSSにはやられた。涙が止まらない。
凪良さんの作品は独特なリズムがあって、すごく好きなんだけど、だいたいがせつなくて読み返せない。
それにしても・・・私は本を読む前にすぐカバーかけて絶対に表紙や帯は見ないようにしてるんだけど、それは今回みたい帯にネタバレしてる場合が多いから。
なんでいちばん肝なとこを書くんだろう(#・…

5

追憶 コミック

小山田あみ 

いいイラストレーターがいいマンガ家たりえるかというと

イラストレーターとしては超一流、オレにとっては小山田あみ一択です。

がっ。

小山田作品はやはりイラストとして楽しむべきなんだろうなぁ。
そういう人って時々いますねぇ、たしかに。
絵は文句なしに美しいんだが、美しすぎて、人間くさいドロドロさが薄い。
コマ割も几帳面すぎて、バッ!と読めないところがありまして。

ストーリーのつなぎもなんだかぎこちなさが残りまする。
とくに陸上部…

2

ふしだら者ですが 小説

中原一也  小山田あみ 

その、悩ましい表情がっ!


小山田あみ先生のイラスト素敵です(๑´`๑)♡
表紙の皆川の表情が素敵じゃないですかぁ~
そっから、エロいですw

自分で冴えないおっさんとか言ってますが、老若男男にモテモテなら問題ないですよ!
エロいし!

読み始め、「僕、このおじちゃんと結婚するー」っていう幼稚園児が登場し…えっ?何事?と思ってしまいました(^ω^;ゞ

幼稚園児にも求愛されるほどフェロモンが駄々漏れなん…

0

ダブルギルティ~毒蛾淫愛~ 小説

結城一美  小山田あみ 

えっ? あ? そうなの??

うーん……まず、結論からストレートに言ってしまうと、
比較的レベルが高いラヴァーズGREEDで、手堅い書き手の結城一美で
ならば損はないだろう…と思ったらそうでもなかった。

うーん……どうも結城センセイ、ネガティブ感情を持ったキャラ使いがあんまり得意じゃないよーで…。
家族が嵌められた復讐、というには伏線の収拾ついてないし
復讐というのを建前にして、フラれた男がダダこねてるだけちゃう…

5

優しい悪魔が同居人 小説

朝香りく  小山田あみ 

ウサギ萌え

アダ名萌えだということに気づきました。
しかも、ウサギ限定です。
こちらの作品では攻めが受けを『ウサ耳』と呼びます。
他の作家さんの作品では『うさこ』呼びに反応したわたし。
思いっきり筆者さんの狙いに嵌められております。

スピンオフの方を先に読んでしまいましたが、個人的には本作の方が好き!面白い!と感じました。
多分、攻め受けのキャラがこちらの方が好みだからだと思います。

*…

9

ヤクザな子猫は初恋中 小説

朝香りく  小山田あみ 

○○にゃんかじゃにゃい

『優しい悪魔が同居人』のスピンオフです。
後半に前作カップルのお話が収録されておりますので、できたら前作からの方が良いと思います。
こちらだけでも読めないことはないですけどね。
かくいうわたしもこちらが先に手に入った関係で、読む順番は前後しました。
しかし朝香さんの作品は初読みだと思うのですが、とにかく読みやすいですね。一行にあまり文字数がないせいもあるかもしれません。

******…

2

灼熱のカウントダウン 小説

  小山田あみ 

「くそっ」の破壊力!!

今まで読んだ洸さん作品の中で一番好きかもしれません!
硬派なサスペンスでありながら
笑いどころや萌えポイントも押さえられていて読みやすい♪
何より、男前がデレる瞬間の破壊力にすっかりやられてしまいました!


経済破綻により治安が悪化し、テロが頻発している
近未来の日本。
テロ対策組織所属の捜査官・琉己(受け)と
爆弾処理担当の大駕(攻め)は仕事上のパートナー。
勝手な行動の多…

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