小山田あみさんのレビュー一覧

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

人を呪わば穴二つ

夜光花先生、気が付くとこの方の本を選んでいると言う感じでお気に入りのひとりです。
「霊現象」的なものも好きなので面白そうと思って手に取りました。

歩は幼いころから人には見えないものが見える体質だった。中学3年で同じクラスになった西条には黒い影が常に付きまとい、歩は気になって仕方ない。
歩は影の強い力の影響で意識を失い、それ以降学校には行けなくなる。
それから数年後、24歳で初めて一人暮…

1

仮面の秘密 小説

秀香穂里  小山田あみ 

表紙買い

買おうかどうしようか悩んだのですが、表紙を見て即購入。小山田さんの描かれた表紙が!まあ何とも淫靡で素敵です。内容は書いてくださっているの感想を。

他の方々も書かれていらっしゃいますが、なぜコウの正体に気づかないのか不思議。普段一緒に仕事している同僚で近しい関係なのに、というところで話に入り込めずつまずいてしまった。声とか体格とか、あとフェチっぽいけど匂いとか手の感じとか。普通気づくよなあと。…

8

きのこの谷の、その向こう 小説

名倉和希  小山田あみ 

キノコを買う時思いだしそう

初読みの作家さまでしたが小山田さんの挿絵に惹かれて購入。表紙をめくってすぐのカラーの扉絵がエッロいのでリアル書店で購入される腐姐さま方、カバーかけてもらうのでしたらご注意くださいwww

親の再婚で兄弟になった、血のつながらない兄弟の真佐人と昭良。どちらの親も有名な音楽家ということで、ネグレクトこそされてはいなかったものの親からの愛情という点で飢えていた二人は互いに唯一無二の存在。そんな二人は…

9

きのこの谷の、その向こう 小説

名倉和希  小山田あみ 

チ●コの秘密を知りたくない人は読まないで(^^;)

とにかくチ●コの秘密が知りたくて購入。
私が想像してた秘密とは全く違って楽しめました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

童貞のくせにチ●コに真珠!!!
何故そんな体になったかというと「罰ゲーム」
若気の至りとはまさにこれ…。

そしてこのお話の始まりも罰ゲームから。
山に入って松茸を取って来ること。
だけど山で遭難し助けてくれたのが今回の攻。
そこで自分の秘密…

9

きのこの谷の、その向こう 小説

名倉和希  小山田あみ 

楽しかった

ただただ面白く読みました〜。

読んで楽しんでそれで十分な一冊だと思います。エロもよかったし!

3

極道はスーツに二度愛される 小説

中原一也  小山田あみ 

今回はあるあるネタでした

あらすじは公開されているので、それ以上のネタバレはなしでレビューします。
前回まではサスペンス調だったので、今回はどういう展開かな?と思いながら読み進めて、あ~、そうきたか~のBLあるある設定、ズバリ記憶喪失でした。

恋人であるヤクザ、芦澤のお仕事の暗い部分に悩む榎田さん。実際に目の当たりにする機会があって、交通事故をきっかけに芦澤に関する記憶だけなくしてしまいます。
ヤクザの仕事からは…

0

きのこの谷の、その向こう 小説

名倉和希  小山田あみ 

作家さんの熱意が伝わります

これは楽しい作品でした!もう作者さんが楽しんで書いているだろうことが手に取るようにわかる感じ。

そこそこ有名なピアニスト真佐人は仲の良いバイオリニストの弟の昭良とよく賭けをして負けた方は罰ゲームをする遊びをしていた。
真佐人は罰ゲームで森へ松茸を取りに行かされるが遭難?してしまう。
森のくまさんみたいな男、高坂に助けられた真佐人は体の恥ずかしい秘密をしられてしまい関係を持ってしまうが、急…

6

きのこの谷の、その向こう 小説

名倉和希  小山田あみ 

キノコづくしのキノコ御前でございます☆

※ネタバレ表記ですが、秘密は厳守しておりますw

”キノコ”という単語に反応してしまうのは自分だけではないだろう(笑)
現在TVでキノコのCMが流れる度に動きが止まってしまうのも自分だけではないだろう。
たしか、アレは前回Kきゅんが出演の折、なにやら危なすぎるということで放送中止になってしまって、今回Gくんで復活したわけだが、やはり何やら意味深に感じてしまうのは…w

さておき、
名…

19

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

キミの太陽になりたい

実在する病気という少し重めのテーマを扱っている分、少し読むのに勇気がいる作品でした。

終盤のカタルシスへの布石だとわかっていても、序盤の鬱屈した受けの少年時代は読んでいてとても切なく苦しかったです。
生来の枷から、どうしても内に内に籠もってしまいがちなパーソナリティの受けですが、そんな受けにまっすぐ向き合い続け、受けを正しく照らせない太陽のかわりになろうとするかのように明るく受けを愛する年…

2

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

BLである必要無くないか?

まず、とってもいい話だったんです。
テーマがはっきりしていてまとまりも良く、泣かせるところもあり、感動しました。

しかし…題名の通り、Blである必要を感じなかった。これに尽きます。
つぐみをそのまま女の子にしても話が通っちゃうんですよね…。
むしろ、その方がテーマが際立つ。
健忘症の男とそれを支えて連れ添う女の話。
献身的に支える妻。困難と戦いながらも追い詰められていくその先に深い…

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