小山田あみさんのレビュー一覧

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

オカルトラブコメ

不浄:けがれていること
回廊:建物を取り囲むように造られた廊下
…と、なんだか物々しいタイトルですが、オカルトラブコメとも言うべき読みやすい作品でした。適度なオカルトに適度な濃厚エロス。とても面白かったです。

天然受ってあまり好きではないのですが、歩は若干アホな子ちっくな面がありつつも西条に対する独占欲や性欲もしっかりあって安心して読みました。そして、西条がデレていく様子に激萌えでした!…

1

盗人に愛の罠 小説

妃川螢  小山田あみ 

バレバレな罠にやや萎え

あらすじ:
昼はギャラリーカフェ経営、夜は怪盗として政治家の裏金を盗み、その金を匿名で養護施設に寄付している燿(受け)。
ある日、彼の店を客として訪れた青年実業家・光騎(攻め)と仲良くなり…。

作品データの方のあらすじで光騎の正体が一部ネタバレされていますが、一応本編では物語後半まで謎が引っ張られています。
といっても、物語前半で既にオチは見えてしまうので、先にあらすじを読んでしまって…

9

甘美な毒に繋がれて 小説

犬飼のの  小山田あみ 

ハラハラドキドキの展開!!

年の差10歳で、当初攻めは中学生!という冒険作?でした。
攻めが受けのことを好きになったきっかけであまりに些細過ぎて、それでここまで偏執的に好きになるものなのか疑問でした。
思春期の若さゆえの暴走気味の攻めの行動にカナリハラハラドキドキしました。。
犬飼さんは以前の作品でもベジタリアンのキャラがいましたが、食事制限に美のこだわりがあるのでしょうか??
ところどころ鼻に付くような表現があり、…

6

おやすみなさい、また明日 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

嬉しい

何故か心暖が温まり、少しせつないと、思いつつ読み終わった今、嬉しい気持ちでいっぱいです。

5

甘美な毒に繋がれて 小説

犬飼のの  小山田あみ 

狂気的な執着攻めにも絆され受けにも魅力が感じられず…

大好きな犬飼ののさんの作品でお気に入りの小山田さんの挿絵も見られる♪とウキウキと新作を手に取りました。

でもホワイトハートとはあまり相性が良くないのでちょっぴり嫌な予感がしつつも読み始めましたが、読み進めるごとに好みじゃない感が積み重なって萌えが見つけられないまま終わってしまいました。

思えばショタ系も年下攻めも好みじゃないのに、作家買いしてしまったのですから自業自得ですけどね。
病…

7

愛煉の檻 約束の恋刀 小説

犬飼のの  小山田あみ 

犠牲者の存在が頭から離れず…

前巻がとても面白かったので今作も期待が膨らんだのですが、読んでいくうちに疑問がわいてきてモヤモヤが残りました。

それは、妖刀鬼事件の犠牲者についてです。
忍とミハイルが出会い、強烈に魅かれあったことが発端となって生み出されてしまった妖刀鬼。
妖刀鬼事件の犠牲者(遺族含)に対して、この2人は何らかの形で関わっていくのかとても気になっていました。
しかし事件後の旭帝国については触れられてい…

4

愛煉の檻 紫乃太夫の初恋 小説

犬飼のの  小山田あみ 

こんなに想いあってるのに(;_:)

めちゃくちゃ面白かったです。早く次巻が読みたい!!

元・天才刀匠(現・人気陰間)忍と外国貴族軍人ミハイルの、刀と鬼をめぐる和風ファンタジーです。
刀匠と剣士の関係性としてもすごく萌えるし、忍が吉原の人気太夫になってからの初恋との再会も切なく引き込まれました。
そして忍の背景には、旭(きょく)帝国に突如出現した妖刀鬼という謎の存在があります。
妖刀鬼と忍とミハイルの関係性が明らかになるに…

3

甘美な毒に繋がれて 小説

犬飼のの  小山田あみ 

不完全燃焼ぎみ

セレブ御用達のクッキングスクールで講師を務めている遥(受け)は、オーナーの甥である琉貴(攻め)を生徒として迎え入れることになる。琉貴は15歳の中学生で、遥よりも身長の低い清潔感のある美少年だったが、怪我をした彼の傷口を反射的に舐めてしまったことから、熱烈な想いを寄せられるようになってしまう。少年の熱情からくる犯罪まがいのアプローチを受けるうちに、自分も好意を抱くようになるが、その付き合いが琉貴の両…

10

えだぼん 榎田尤利デビュー10周年記念小冊子 グッズ

「はつ恋」の二人に大興奮

「小説b-Boy」2010年9月号の特別付録、榎田尤利さんの10周年記念小冊子です。

全体的には、小説とコミックのコラボ企画「恋とは呼べない」「愛とは言えない」シリーズと、マンガ家シリーズが大部分といった印象です。

そんな中、「はつ恋」のスペシャルコミックがあり、はぁぁぁー!と大興奮でした。久我山と曽根が部屋から花火を見る話です。二人とも全裸(事後!?)ということもあり、甘い雰囲気が読…

0

デンパ男とオトメ野郎 小説

井上ハルヲ(オハル)  小山田あみ 

デンパ男?

話題になっていたので読んでみました。表紙を捲った瞬間、男らしい肉体美と妖艶さが溢れる口絵イラストにノックダウンされました。小山田あみさんのイラスト、大好きです。うっとり…。

警視庁を舞台にした警察官同士の職業モノです。中でも鑑識と公安というのは珍しい組合せですが、お仕事の描写と恋愛部分の描写が良い感じに絡んでいると思います。事件そのものは骨太な展開ながら全体的には(エロ)ラブコメで、最後まで…

9
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