リツカさんのレビュー一覧

十年先まで待ってて 小説

リツカ  アヒル森下 

読み応えのある王道オメガバ

300ページも超える、読んでも読んでも終わらないなぁって思わず口角を上げてしまう一冊。
王道な設定と展開でありつつ、アルファたちの執着心が他のオメガバ作品(特にザ王道のもの)より重く強く激しく闇っぽい描写されているのが印象的でした
王道だけど作家さんの色もしっかり出ています。
エロシーンは、ページ数の割に少ない、2箇所だけ集中しています。描写はかなり濃厚で細かく書かれているし、物語の展開を邪…

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十年先まで待ってて 小説

リツカ  アヒル森下 

まさに“αの執愛”

予想外の展開にページをめくる手が止まらず、300Pを超えるボリュームを一晩で読み終えちゃいました。

以下、ネタバレ含む感想となります。






無理やり一言で表すなら、1人のアルファが10年越しのオメガ同級生への恋を成就させる話…なんですが、悪役であるはずの受けの婚約者、誠の方にどんどんどんどん気持ちが引きずられていってしまい、読後は誠のこれからのことを考え絶望感で苦しい気…

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十年先まで待ってて 小説

リツカ  アヒル森下 

ザマァもここまでやるのはあっぱれ

幼馴染みと番になるお話で、んまー…溺愛と執着が際立つオメガバースでした。でもただの甘いストーリーじゃないんです。番になるまで、そしてなってからのそのバックヤードの話がすごくてですね、αが番のΩを守る本能みたいなものをまざまざと見せつけられる仕様のストーリーになっています。

αの本気、イカれっぷりを見せつけられました!
大事なΩを守るためなら悪魔にもなれるαの本気が頼もしくもあり恐ろしい一冊…

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十年先まで待ってて 小説

リツカ  アヒル森下 

王道の中でも予想外の展開にビックリ

総真(α)×雅臣(Ω)


デカ体Ωで、自己屈託がありながら純粋な照れ屋さんの受け・雅臣と、
17年間、特大な一途さを持つ傲慢っぷりの攻め・総真の
少し切なくも甘い恋に胸キュンする!
その発情トロトロなエロさが萌え必至!

バース性の真実とその残酷さ、
上流家族、社会との絡みも加わっているドロドロな関係と、
ほんのちょっとミステリーな要素も感じられるのが絶妙で最高。


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