うごんばさんのレビュー一覧

可憐な皇子殿下のお相手は 小説

朏猫  うごんば 

ちょこちょこ、肩透かしを食らう

初読み作家様でした。オメガバース×中華風ファンタジー。
美しきΩの第四皇子が主人公。そして彼の夫候補、東西南北の名のついた将軍4人が登場します。

この時点でわくわくだし、内容も面白い……んだけど、レビュータイトルどおり、ちょこちょこ拍子抜けしてしまう場面が、、

まず、お互い両想いっぽいのに、西風将軍(攻)が頑なに嶺藍(受)の夫となるのを拒む理由。これ、一番拍子抜け、ガクっとしたーーー…

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可憐な皇子殿下のお相手は 小説

朏猫  うごんば 

色んな可能性を感じる設定とストーリー

このストーリーをもっと広くひろげるとより面白くなりそう…というのが読んだ直後の感想。しかもシリーズ化できそうな余白もあり、ここだけの話に留めておくのが勿体無いと思うほど、可能性を多く感じる作品でした。

掘り下げどころは満載ですし、クセの強いキャラも勢揃いなので、正直物足りなさを感じるところではありますが、一応主役キャラの2人に関して言うとサラッとスッキリ読めました。


オメガバース作…

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精霊の宿る森~白狼のおれが幸せになるまで~ 小説

犬丸まお  うごんば 

発売日には買ってたのに…今ごろ

もっと早く読んでいれば良かったです。犬丸まお先生の作品は他レーベルの「いつから魔力がないと錯覚していた!?」が大好きなんですが、こちらは全く雰囲気が違っていて先生の新たな魅力を発見した思いです。

実は最近発売の同じレーベルから出た見知らぬ作家さまの作品を先に読んだ為に、ヴィオラ文庫の印象が最悪になってたんです。でも作者さまによっては素敵な作品があることを知り、また買ってみようと思いました。

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僕らの口福ごはん 小説

高庭駿介  うごんば 

ゲイカップル+料理。映像化向きかな

お料理小説というかレシピ本というか。調理の工程や道具・雑学などが細かく書き込まれており、“物語”を読んでいる感覚にはなれない。できた料理を食べた際の感想も軽くあるだけで、飯テロ効果はない。映像化には向いていそうだと思った。

主な内容はゲイカップルが会話しながら料理を作る形で、間に日常編と出会い編が挟み込まれていた。構成的に、登場人物がどういうキャラなのかが見えないうちから料理の説明に入るため…

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精霊の宿る森~白狼のおれが幸せになるまで~ 小説

犬丸まお  うごんば 

キャラも雰囲気も良い!が、もうひとおし…!

精霊や白狼、騎士達といったファンタジー感ある設定、森の庵で慎ましく暮らす主人公など、雰囲気がとても良くファンタジーモノ特有のワクワク感や可愛らしさがあるお話でした!

そこにすれ違いの要素や三角関係のようなロマンスも加わり、話運びや心理描写も丁寧で、こういう要素が好きな人は楽しく読める作品だと思います。表紙のイラストがとっても美麗で、それだけでも得した気分でした。

ただ、主人公がリッカル…

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精霊の宿る森~白狼のおれが幸せになるまで~ 小説

犬丸まお  うごんば 

今年1番むしゃくしゃしました

胸が張り裂けそう……
なんなのこのやるせなさはぁぁーー…
今年1番むしゃくしゃしました。だけどめちゃくちゃ面白かったです。物語がどんな結末を辿るのか気が気じゃなく、最後までハラハラしました…。
切なさと悲しみで心を支配されながら読んだこの物語の行方は、とりあえず納得のいく結末を迎えましたが終わり方としてあっさり目。ルディの幸せを願っていた私の気持ちとしては、もっと盛り上がりを演出しても良いん…

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精霊の宿る森~白狼のおれが幸せになるまで~ 小説

犬丸まお  うごんば 

人魚姫の物語のようなすれ違いの話

あとがきで作者さんが書かれている通り、
人魚姫のようなすれ違いが起こるお話です。
あと、ザマァ的な話でもあって、私的にかなりツボでした!

170ページと言うことでサクッと読もうかなぁと
思い購入。本当は明日読むはずが、冒頭読んで続きが気になり結局最後まで読んでしまいました。

最後にルディがきちんと怒ってくれたのが良かったです。そりゃ腹立つわな。

できたらルディ達のイチャイチ…

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僕らの口福ごはん 小説

高庭駿介  うごんば 

幸せはキッチンから

ちるちるの作品発売カレンダーに登録されていたこちらの作品。
あたたかみのあるタイトルとカバーイラストに惹かれて読んでみると、突然空豆が現れるんです。
本を開いてすぐに空豆が現れ、陽平と和樹という登場人物たちがキッチンで料理をしている様子がただひたすらに描かれます。
彼らが何者なのかも深く語られないまま進み、気が付いた時には空豆だけで10品目もの料理が出来上がっているのだから驚き。
それもと…

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