秋山みち花さんのレビュー一覧

眠りの森のノワール王 小説

秋山みち花  稲荷家房之介 

悪いのは呪いをかけた魔女のはずなのに…

2015年刊、リブレ小説アンソロジー『エロとじ♡悦』からの電子分冊版。
有名な童話が元になっているが、最初に読み終えた時はがっつりエロ度は低めかな?とは感じた。
主人公が美姫と見紛うばかりの王子さまで、長年眠っていた王さまも美形とあって、キラキラした登場人物好きな人の好みに当てはまるかとは思ったが…

それにしても王さまってば、100年もの眠りから目覚めて目の前に居た王子さまに一目惚れした…

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侯爵と片恋のシンデレラ 小説

秋山みち花  サマミヤアカザ 

いやいや、お互いが片恋の可愛いストーリーです♡♡

表紙を見たら「え、普通の純愛もの??」と思っちゃうほど受けが可愛らしいですよね。
パッと見BLには見えない・・・。
文中にも出てきますが、受けはとても16才には見えないほと、華奢で幼いです。
でも芯はそこそこ(←ここ大事)しっかりしてます。
孤児院(教会)で育ちましたが、とても優しく又時として厳しい院長(女性)に育てられたので、本当に良い子に育っています。

攻めは当然『侯爵さま』

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愛寵皇子 ‐征服王に囚われて‐ 小説

秋山みち花  蓮川愛 

なびかない

蓮川先生の金髪イケメンに無条件陥落。好きなタイプのお話なはずですが、お互いがお互いを好きになる理由にぴんと来なかったのですいません、中立です。本編270P+あとがき+蓮川先生の挿絵「獅子を従えた攻め立姿」!めっちゃカッコいい!!!

中原一の国、鐘。長城を超えて国土を荒らす西域の騎馬民族秦羅の国を攻め滅ぼすべく、5万の大軍を編成しています。今回の戦の結果で皇太子を決めると言われていますが、その…

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愛寵皇子 ‐征服王に囚われて‐ 小説

秋山みち花  蓮川愛 

攻めのスパダリ感がすごい

久々の表紙買いです。ほとんど丸見えなのに服が脱げてないのってかえってエロいですね。帯の下もすごいことになってます。何かの雫が見えます。受けはそんなコスプレ着衣エロAVみたいですが、対して攻めは金髪の超絶イケメンです。蓮川先生の攻めの威力ってすごい。私一緒に買った十二国記の新作のすぐ後にこれを読んで、中華ファンタジーで話の雰囲気も少し似てたので十二国記のエロBL版?みたいな錯覚に陥りました。

4

愛寵皇子 ‐征服王に囚われて‐ 小説

秋山みち花  蓮川愛 

囚われの美しく気高い皇子ですよー!

こちら、大陸ものです。
囚われた美しく気高い皇子と、西域から来た豪放磊落で魅力的な奴隷上がりの王。
「素直になれぬなら、その身体に教えてやろう・・・!」みたいな。
「くっ! 殺せ!!」みたいな!(≧∀≦)
いや、こういうの大好きでして。

ところで、表紙が大変美しく、同時になんか異様にエロいです。
一応、帯が仕事をしてくれてるんですけど、その帯もまた恥ずかしい・・・。
「俺を欲しが…

5

虎の王と百人の妃候補 小説

秋山みち花  夏河シオリ 

星空のイメージ

表紙に惹かれてジャケ買いしました。
いわゆる王宮ものなんですけど、受け様が星読みの一族というのがちょっと珍しい設定で。
読んでいると星空のイメージが背景に浮かびます。
受け様と攻め様のまだ小さい頃に出会っているエピソードも可愛くて。
物語としては後宮のドロドロを戦う話しなのですが、なんだかピュアできらきらとした読了感です。

攻め様、青嵐は美男で、精神がたくましく、頼りになって。受け様…

1

虎の王と百人の妃候補 小説

秋山みち花  夏河シオリ 

分かっちゃうけど面白い

とても面白かったです。
先のレビューにもありましたが、読者は最初から青嵐が誰であるのかが分かってしまうと思います。
それでもどうやってお話が進んで行くのか、2人がどうくっつくのか読みたいんです。うーむ、秋山先生凄いです。
そして夏河先生の描く青嵐がとても素敵なんです。
神評価にまでならなかのは、百人の妃候補と言う割にそんなに女性が登場しなかった事です。
もっと切なくなる要素も欲しかったで…

1

虎の王と百人の妃候補 小説

秋山みち花  夏河シオリ 

読者は全てを分かった上で、主人公の混乱や攻めの慌てっぷりを見守るのです

こちら、姉の身代わりで後宮入りする事になった公子の、宮廷もので後宮ものです。
男の身で後ろ楯も無くと、あらすじだけ見るとシリアス系を想像しちゃいますが、これが意外と甘々でほのぼのとさせてくれるんですよ。
また、勧善懲悪と言いますか、こう世直し的な楽しさも味わえちゃって。

まぁ、完全に出オチ感満載ではあるんですけど。
なんで主人公が攻めの正体に気付かないか、不思議で仕方なかったりはするん…

10

花冠の誓約 ~姫君の輿入れ~ 小説

秋山みち花  みずかねりょう 

一途な元貴族の奴僕×健気な姫

みずかねりょうさんの絵の美しさ惹かれて手にとりました。

璃炎は帝の弟として生まれるが政変のゴタゴタから身を守るため女として育った深窓のお姫様です。
姫を守る従者 耿惺は謀反に失敗した家の息子として家族を守るため奴僕に身を落とした青年です。

謀反人の息子、冤罪から逃亡、やがて民衆のために立ち上がった将軍として暴君を退け皇帝になった耿惺ですが、実は璃炎を手に入れ得たいがためだけに最高の…

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支配者の溺愛 傲慢な虎の伴侶 小説

秋山みち花  高星麻子 

虎の殿様周辺のぎくしゃく

天社村もふもふシリーズ、最終巻を飾るのは虎の本性を持つ九条家当主・諸仁(もろひと)が登場。
このシリーズ、1~3冊目はそれぞれ単独でも読めるが、この巻だけは『狼王と幼妻』と話が繋がっているのでご注意を。
先に読んで九条家、葛城家とか命名者との結びつき云々って根本的な設定を頭に入れておく事をお薦めしたい。

九条家の当主の座を引き継いだばかりの諸仁に、癒しを求めたい相手・呉羽が居たってのが意…

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