秀香穂里さんのレビュー一覧

絶対逃げるけど 小説

秀香穂里  立石涼 

キャラとしては悪くなかったのですが…

タイトルと、あらすじの“別荘に閉じ込められ”で監禁ものだと思ったら軟禁でした。
部屋の中では好きに動けるし、手錠・首輪・リード付きではありつつも外にも出してくれていたし、ご飯等も至れり尽くせりだったので
過酷な日々というわけではなかった事に安堵しました。
年下ワンコ攻めと年上美人受けというカテゴリーも好きでしたし。
ただ、ちょいちょい引っ掛かるところがありまして…。
斑鳩が先輩にパートナ…

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仮面の秘密 小説

秀香穂里  小山田あみ 

攻めからの矢印が大きくてニヤニヤしちゃう

同い年の仕事上のライバルによく似た男に、ゲイの集まる仮面パーティーで口説かれ、エロい躾をされちゃう初な営業マンのお話。

攻めの大瀬が面白い。元々受けが好きだったらしいんだけど、かなり受けが真面目なタイプなので、正攻法では落とすのは無理だと思ったんだろうね。で、何をしたかと言うと、受けのパソコンにアダルトなDMを送り付け、ゲイの掲示板に出入りするように仕向け、コウと名乗って優しく接して、仮面で…

2

堕ちゆく者の記録 小説

秀香穂里  高階佑 

理解不能な狂気

先日初めて監禁モノを読んで、すっかりそのシチュエーションにハマってしまいまして。
監禁といえばピリピリと緊迫した空間、謎、何者かの強い執着が見どころ。

ある日目覚めると突然、デザイナーとして勤務する会社の社長・石田によって檻の中に監禁されていた英司。
身体の自由を奪われ、食事や睡眠、排泄までも管理され、恥辱を与えられる日々が始まります。
何故石田が?仕事はうまくいっていたし、関係だって…

2

結婚したいと言われても【番外編】 旅立ちたいと言われても 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

はじめてのおつかい

「結婚したいと言われても」番外編、ですが、内容的には続編の「子育てしたいと言われても」の方の番外編と言えると思います。
というのは、「子育て〜」から登場する「あっくん」がメインとなる内容なので。
あっくんは、事故死した那波のいとこ夫婦の遺児。
那波が引き取り、恋人で人気作家の里見と一緒に暮らしています。
今回のストーリーは、あっくんの「はじめてのおつかい」。
里見も那波も、心配でたまらず…

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堕ちゆく者の記録 小説

秀香穂里  高階佑 

緻密に計算されたKの〇〇劇

2009年刊。
電子書籍にて購入したのだが、挿絵が付いていないのが寂しかった…

この小説を知ったきっかけは他レビュアーさんの『弟の番人』のレビューを読んだのがきっかけだった。
秀さんといえばどこか仄暗いとかドロドロした作風のものが得意そうな印象だが、これは完璧にノーチェックだった!!
二作品とも全く違う内容の独立した物語だけど、もし両方に興味を持ったならば先にこちらから読むのを薦めたい…

1

弟の番人 小説

秀香穂里  ミドリノエバ 

「A」のデザイナーって、あの人⁉︎

ガチ兄弟もの。
弟x兄。
私はガチ近親は苦手案件なので積んでいたのですが、読んでみて全然別の所で思いっきり引き込まれた!
というのは。
コレ、監禁SMものの過去作「堕ちゆく者の記録」が関係してる⁈

主人公の、実の弟に対する強烈な愛憎感情。
その元となる毒親との関係性。
私はガチ近親が苦手なので、弟の峻一が兄の貴明を力づくで犯す場面は「うえ〜…」。
体格差もあり、どんなに拒絶しよ…

5

溺愛アルファに娶られたホテル王 小説

秀香穂里  笠井あゆみ 

甘いオメガバース作品

あまりにアルファの小野が優しくて紳士なので、実は裏があるのではないかと疑いながら読んでいました。
隠されていた事はありましたが、終わりまでずっと変わりありません。
ですから甘々なオメガバース作品を読みたい人にはぴったりだと思います。
受けの入間は不憫ではありますが、誠実で前向きな性格ですからホテルの従業員には慕われています。
そんな人柄を見て小野も運命の番だからだけでなく、秘書として入間に…

1

絶対逃げるけど 小説

秀香穂里  立石涼 

タイトルとカバーイラストにやられました

今回は貿易会社の営業部門の後輩社員と先輩社員のお話です。

受様が慕われている攻様に監禁された10日で攻様との恋を選び取るまで

受様は小さな貿易会社の営業部に所属する会社員です。メタルフレームの
眼鏡をかけた研ぎ澄まされた容貌で仕事も完璧にこなす受様は女性社員に
大モテです。

そんな受様に一番懐いているのが若手の中でも抜群に成績が良い後輩の
攻様でした。攻様は新入生歓迎会の…

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クロスノベルス創刊15周年小冊子「クロほん」 グッズ

こういうスペシャル本、大好きだ

2017年で15周年となったクロスノベルスさんの記念本。みずかね先生の絵を拝んだ後、ずっと積んでたのをようやく読めました・・どのお話も10Pほど、2段組でしっかり小話です!
1と17が神!!!!!!!!あと、10と15も大好きでした!ので萌2にしました。

1.かわい有美子先生『透過性恋愛装置 』後日談
  冒頭読んだもののあまりの性格の悪さにまだ本編読み切れていません!
  なんだけど…

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絶対逃げるけど 小説

秀香穂里  立石涼 

心ではなく体で結ばれただけな印象

愛し合うってもっと複雑なことだと私は思うよ…。


作者があとがきにて明るい監禁調教物語と言っているその通りのお話。
あらすじと最初のカラーイラストの首輪と手錠だけ見て買ってみたシリアス好きな私にとってはどうにもそわそわしてしまいました。

だってさ、監禁と調教に明るさ入る!?
といっても外出時以外は軟禁状態で、受けの好みを網羅した攻めによって軟禁場所は超ハイパー快適なんですよね。

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