かわい有美子さんのレビュー一覧

上海金魚 小説

かわい有美子  花本安嗣 

上海が舞台の、なんとも余韻の残るラブストーリー

かわい有美子先生の作品が大好きで、色々読み漁っています。

ハリウッド映画的なドーン!バーン!ボーン!というド派手なアクションとか、刑事サスペンスとかが好きなのでSITもの・SATものを中心に読んできたのですが、読み終わってしまい、こちらの三部作(なのかな?)を読んでみることに。

以下あらすじなしで、感想のみを。

やー…、しっとりした中に、愛人として決して一番にはしてもらえない辛さ…

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Zwei ツヴァイ 小説

かわい有美子  やまがたさとみ 

しっとり、じんわり沁みる警察×幼馴染×再会もの

平河寮シリーズで未読だった最後の一冊。読み終わってしまった…寂しい( ; ; )

組対の刑事・山下 × 検事・須和。幼馴染で再会ものっていうのは、シリーズでも唯一かな。
他作品のようにハリウッド映画のようなドカーン!バーン!という銃の撃ち合いや、凶悪事件の現場に踏み込んで…などがない分、ちょっと地味にも思えるかもしれないこちらの作品。好みは分かれそうかな。

事件面では確かにちょっと…

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恋するクラゲ 小説

かわい有美子  草間さかえ 

クラゲのように揺蕩うちょっとヘタレな攻めの恋心に、きゅん

新刊を読んでから、すっかりかわい先生の作品世界にハマってしまい、既刊を読み漁っています。

こちら、ホテルを舞台にした現代もの。カプ2人が30代の大人なのも良かったです✨
企画部所属の、優しく気配り上手でちょっとヘタレな天宮 × 主任コンシェルジュの朧谷というカプ。

ラブ面も良かったんですが、お仕事BLとしても読み応えがあり、コンシェルジュデスクの裏側を知ることができたのも面白かった!…

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天使のささやき(2) 小説

かわい有美子  蓮川愛 

たまらなく最高に萌えた…!

や、1巻も最高オブ最高だったけど、この2巻も心のそこから最高すぎて!!

特に特に萌えすぎて身悶えしたのが、終盤のシーン。
寮を出た峯神がベッドの上で名田をバックハグしながら、鍵を渡す場面です。
「顔見せに来てくれ、お前の顔見たら元気になるから」ってセリフにも、胸を撃ち抜かれた…!
もーー、大好きな攻め様。神宮寺も黒澤さんも捨てがたいんだけど、峯神のセクシーさが刺さりすぎてもう……!!言…

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天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

最高に萌えて興奮するシリーズ…!

シリーズ一作目のこちら。
「甘い水」から入り、やっとやっと読めた…!

「甘い水」の遠藤ががっつり物申すシーンがあって、嬉しくて震えました。神宮寺も、名前だけ遠藤の口から出ていて感激。

そしてこちらの作品のカプはSP!文句なしに格好よかった。
攻めの峯神が恋愛面で抱える昏い過去、しっかりしていて強い大人の男が抱える弱さにグッときすぎて、あああ…と身悶えしそうだった。。

そんな峯…

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金のフォークに銀の匙 小説

かわい有美子  麻生海 

天然おバカな可愛すぎる受け君に、萌えて笑えるキュートな物語❤︎

や〜、もうかわい有美子先生の持つ、幅の広さがすごい。

もう、勉強という意味ではちょっとおつむが弱いけど、人間性キラッキラの受け君に萌えて仕方ないお話でした。

大手監査法人に勤める、完璧主義者で性格に難ありの公認会計士、不破(攻)。
ある日社用車で不慮の事故を起こしてしまい、被害者の青年・三谷(受)に金一封を渡そうとするも受け取ってもらえず、ふわふわした会話の後、流れでお詫びに不破の自…

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鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

ムッツリ不器用攻め、最高

前作で個人的に気になってた、飯田がメインの話、来たーーーーー!!!
ムッツリで不器用だけど一途、そして優しく愛情深い攻め様。

受けの高梁は(SAT隊員としては)体格的に小柄で、おとなしめの不憫キャラ。
ちょっと好みが分かれるカプかなという気はしました。

飯田のキャラ、すごく好きなんですけど、カプでいえばやっぱり前作の犬伏×はしの(”の”の漢字変換が出ないのでひらがなで、、)がダント…

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饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

アサルトスーツの男達、最高だよー…!

かわい有美子先生の新刊を読んでから先生の作品にどハマりしてしまい、この週末読み漁ってます。

やっぱりこの警察もの、SATシリーズもSITシリーズも最高に面白いし萌えるし刺さる…!
先生のファンタジーものもこの前に一冊読んだんですが、自分にはやっぱり断然こっちが刺さります。

アサルトスーツで、文字通り命をかけて制圧に挑む姿が最っ高に格好いいし、そんな超絶格好よくて男前な橋埜が、犬伏に掻…

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銀の雫の降る都 小説

かわい有美子  葛西リカコ 

静けさと儚さ漂うファンタジー

この週末、かわい有美子先生の作品世界にどっぷりハマってしまい、読み耽っています。

先生のファンタジーを読むのは、こちらで2作目。

かわい先生の真骨頂はやっぱり現代もの(特にSITシリーズ、SATシリーズ…!)だと個人的に思うけれど、こちらのファンタジーも静かで美しさと儚さ満ちた物語でした。

子供の攻め様を何の気なしに引き取った、寿命わずかな片眼鏡の銀髪辺境伯カレル(受)。電子版で…

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いとし、いとしという心(2) 小説

かわい有美子  南田チュン 

衝撃的なほどの余韻

いや、本当に神作。「神」評価って、こういう作品のためにあるんよね、と思うほど、恐ろしく余韻の残る片恋物語の完結編でした。

こんなにも切ない攻めの一途片想い、なかなかないよー……
特に序盤の、二人の高校生編。
もう美しすぎて素晴らしすぎて、息つく暇がなかった。。

いつかきっと兄ではなく自分を見てくれるんじゃないか、と淡く甘い期待を込めて手を出し続けるも、笑顔が失われ体も痩せていき、離…

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