かわい有美子さんのレビュー一覧

君と僕と夜の猫 小説

かわい有美子  笠井あゆみ 

京都舞台

先生おっかけで購入。中盤まで「しっとりよろしいなあ~」だったのですが、少し焦れったかったので萌にしました。あと一押し欲しいような、いやこれが先生のテイストというべきなのか京都という町の持っている味なのか・・本編260P弱+あとがき+後日談2P。祇園さんも出てくるので、京都の雰囲気を楽しみたい方におススメどす。

二年前から京都、麩屋町通で刃物専門店を営む夏生(なつき)。昔、交通事故にあって足に…

2

光の雨 ―贖罪― 小説

かわい有美子  麻々原絵里依 

光の中を歩く

上下巻の下巻。どうなるよとハラハラしていたら、最後の20Pほどで光に救済された心地になれました。ここだけ3回は読み返しましたよ、あまりの嬉しさに。骨太検察官のお仕事話、290Pほど+あとがき。平河寮シリーズお好きな方でしたら一度お試しください。色っぽいお話はほぼ無いに等しいので、そこだけはご留意を。

7年間の思いを払拭できたのに、東京地検特捜部への応援に行くことになり、またもや不安を抱く事態…

6

光の雨 ―原罪― 小説

かわい有美子  麻々原絵里依 

検察官

かわい先生に飢えて、よく調べもせずに買ったら「下巻!」だったので、慌てて当本をkindleさんで購入(カラー口絵も挿絵もなかった(涙))。2000年ごろに書かれたお話を改稿・改題され「光の雨-贖罪ー」との2冊で完結というお話にされたとのこと。ごっついどっしりお仕事(検察官)話で甘さは微塵も感じませんがめちゃくちゃ良かったです。普段「好きだな」と思うBLの評価は「甘い、楽しい、癒される」を基準にして…

3

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

攻めが口説き続けるところが良し

長かった。わりと早目にエッチ未遂があって、えー!どうなるのー?と思ったらそこからなかなか進まず。

とはいえ末國は相変わらず高岸を構って甘やかして。高岸も忘れたふりしていつも通りで。
でも末國の親友佐々木の登場や、女優騒動やらあり、ついには末國が勝負に出て。
そこでやっと高岸は口説かれていたと知る。

ここからがなんかさら~っとしてるんですよね。
高岸はまあ自分も好きなんだとやっとわ…

0

空色スピカ 小説

かわい有美子  小椋ムク 

王道でファンタジー、やっぱりイイ!

BLソムリエをするたびに、オススメされていた作品。そこまで薦めるなら読みたい!と思い手に取りました。
私の好きな、男子高、学生寮が盛り込まれたさわやかなお話。
生徒会長に任命された楠ノ瀬。その補佐役副会長に抜擢された高科。二人ともノンケです。
でも、女子校の生徒を行事に呼び込む為、演技でデキてる雰囲気を醸し出す様にしているうちに、互いにに気になる存在へと気持ちが変化。
何となく自分の気持ち…

0

銀の雫の降る都 小説

かわい有美子  葛西リカコ 

きれいなお話だけどあんまり萌えない

世界観のとてもきちんとしたファンタジーで、種族の違いによるふたりの寿命の問題などもあり、切なくてきれいなお話。
世界観がしっかりしているのはいいんだけど、説明的過ぎて、肝心のふたりの心情にうまく入り込めなかった。もっと言うと、お互いを大切に思う気持ちがいつ恋愛になったのかを読み取ることができなかった。
カレルというキャラクターの生き方、恋愛に対するスタンスのせいなのだろうけど、全体的に非常に淡…

3

寝ても覚めても忘れぬ君を… 小説

かわい有美子 

オンデマンド印刷で手に入ります

2冊の小説のさらに後日です

忙しいふたりが、その合間をぬって和装で特別な桜見物に出かけるお話

本編レビューでは鈍感と評価されている兄の荘一さんが、死んでいく自分と残される弟の重責を密かに心配してくれていた、エピソードが入ってます

かわい先生のHPからオンデマンド印刷で直接注文できるようになってます、未読の方は是非

3

甘い水 2 小説

かわい有美子  北上れん 

一巻より断然良い。

アサルトスーツ萌えとか言ってる場合じゃない(笑)
とっても感動しました。

個人的に欲のままに奔放に生きるタイプって好きじゃないんですが、遠藤の場合そうなってしまった理由がきちんと見えてくるので、嫌悪感なくむしろ愛しく思えました。

本編の終わり方、ふたりが交わす約束がなんとも淡く儚げで好き。
と思っていたら『甘さの在処』のラストがさらに良い。
あぁ...ここで泣くんだね、遠藤。って…

4

スカイグレイの雫 小説

かわい有美子 

墨と雪の同人誌

商業誌「墨と雪」の同人誌。「墨と雪」の最後のあたりで、篠口が入院した時のお話、黒澤視点です。ずっと続きを恋焦がれているお話で、少し補給できたので萌2にしました。この同人誌のあとがきで、「そろそろ「墨と雪」の続きの消息もお知らせしたい」と仰ってくださってました。先生、いつまでも待ってます。

お話は、篠口が救命救急に運び込まれた直後から、意識を取り戻し、黒澤が病室に泊まり込むようになったところま…

12

伯爵夫人の魔法の靴 小説

かわい有美子  あじみね朔生 

嫌いになれる人なんているだろうか(いやいない)

スパダリや完璧なイケメンに特別思い入れがあるわけではありませんし
日本人じゃないという事は耳が浮くようなセリフを連発するんだろうなとちょっと及び腰でしたが違いました!
この日本支社長・ラッカムは商売魂が逞しくもありながら、
人柄が穏やかでユーモアもあるし日本や社員を理解しようという努力が素晴らしい…。
きっと誰もが初対面から心を許してしまいそうな人物です。
日本語を交えて会話してくれてこ…

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