樹要さんのレビュー一覧

有能なメイドの愛し方 小説

森本あき  樹要 

う~ん・・・

メイドシリーズの三冊目。
三冊目なのですが、一冊目と二冊目とは、まったく繋がりがないのでこの本、単独で問題なく読めます。

アパートを追い出されて、無一文&空腹でさまよっていた水菜。
誰かの家の庭に実っていた、夏みかんを食べようとしたところ、その家の青年に見つかって・・・。
青年は水菜を誰かと間違えているようで・・・青年は自分はスーパーメイドだと名乗ってきて。水菜はその青年K(ケイ)か…

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略奪は愛をこめて 小説

あすま理彩  樹要 

流されてる気も

叔父のために門脇に抱かれる春加。
門脇の家に連れて行かれますがそんなに酷い扱いというわけでもない。
でも始終やってます。
正直春加がいつ攻めを好きになったんだろう…というのがきになります。
門脇は一目惚れみたいですが。
途中まで愛があるのかないのかよくわからなかったけど、
足を怪我して血が出てしまい、部屋を出たところを門脇の従兄弟に襲われ、門脇に助けられるが勝手に部屋を出たお仕置きをさ…

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華道家は蜜を欲しがる 小説

松岡裕太  樹要 

いつの間に…

父がリストラされ、授業料を払うためにバイト探しに必死な純平はデパートでイベントを行っていた華道家・伊織と目が会った事がきっかけでアシスタントとして住み込みで雇われる事になる。
日給2万円。
アシスタントらしい仕事はさせてもらえず、お金の為に伊織のエッチな要求に応える純平だが…という話。
純平、いつの間に伊織が好きになったんだろう…と思いました。
ブライダルの仕事の打ち合わせなんて無理やりつ…

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婀娜めく華、手折られる罪 小説

鈴木あみ  樹要 

女王様というよりツンツンお姫様

花降桜シリーズ4作目です。
遊廓に売った男に水揚げされた椿。
憎い男のはずなのに何度も通われ、御門の過去や甘やかされるうちに御門が気になり始めてきて…という話。

とにかく御門が椿を甘やかしまくってます。
水揚げの時に慣れない身体に挿入されてボロボロ泣く椿を見てやめようとしたり、最初から結構優しかったですね。
椿の性格もハッキリしていてウジウジしてないところが良かった。
遊郭物と聞く…

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白き褥の淫らな純愛 小説

鈴木あみ  樹要 

癒されるおバカ・・・なのに淫らな身体って・・!

鼻血で出血死しちゃうじゃないですか!!
でもとっても良いと思います。

そう、身体は淫らだけど、心は純情なんです。
今回もタイトルが秀逸ですね。
どなたがつけてるのかしら。


まぁそんなとこはさておき、感想をば。

受けの撫菜ちゃんの素直さで愛嬌のある所では、可愛らしさに読者のこちらもにこやかになります。
ですが、床に入る場面になると、淫らな身体が抑えられない・・・。

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神父様にご用心 小説

春野ひなた  樹要 

不埒な神父×ピュアな悪魔

こちらの作品では神父様が鬼畜外道の攻めということになっていますが、聖職者の方が悪人という設定は、この近年においては特に目新しい発想ではなくなってしまいましたが、でもこういう設定自体は好きだったりします。
それに反して悪魔の側はピュアな子という設定になっていましたが、こちらもこの近年では定番になってきつつありますが、これも自分的には好きな設定だったりします。

ところでこの小説、漫画みたいなセ…

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愛しき爪の綾なす濡れごと 小説

鈴木あみ  樹要 

成熟された秘すべき想い

シリーズの中でも超人気カップル・綺蝶×蜻蛉のお話です。
私は別にそこまで入れ込むほど好きなカップルではありませんでした。事実、この巻が刊行されたときは「この二人本当に人気なんだなぁ。まぁ読んでみるかな。」としか思いませんでしたし。

感想としては、読んでみてよかったです。「愛で痴れる~」では世渡上手なわりに超絶面食いだと思っていた綺蝶像が、今作の綺蝶目線を読むことでいい意味で裏切られました。…

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愛で痴れる夜の純情 小説

鈴木あみ  樹要 

店の双壁同士の恋模様

美貌の双壁…萌えをくすぐられる言葉ですね。

蜻蛉は壮絶な美しさでまさに傾城という見た目ですが、反して精神面では大分幼さが残ってるなという感じを受けました。幼いころに見世に売られたなら辛酸をなめさせられ、精神面でも少しは擦れた部分があってもいいだろうに…。何でもかんでも綺蝶が手助けしたせいもあるんでしょうね。…そう考えると綺蝶って相手に尽くしすぎて、逆に相手をダメ人間にしちゃうタイプなのかしら…

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恋煩う夜降ちの手遊び 小説

鈴木あみ  樹要 

美貌の白蛇と良家出身の野暮天とのシーソーゲーム

大人気花降桜シリーズの第十弾。

客あしらい、芸事や恵まれた美貌と娼妓のお手本になるような妓、藤野。
白蛇のような絡みつくような妖しい艶めかしさを持つベテランです。

お相手は代々政治家を輩出する名家の諏訪さん。
こちらは三世議員と地元の基盤ががっちりと固まっており、盤石。またハンサムな顔立ちから婦人票も多く集めて当選した新人議員さま。

お話の内容はあらすじが書いてあるので省略し…

4

婀娜めく華、手折られる罪 小説

鈴木あみ  樹要 

勝ち気なお姫様に見せて、意地っ張りなだけだったり

前作「夜の帳、儚き柔肌」にて主人公忍に色々な意地悪をしている(ように見えた)同輩の椿ちゃんにスポットがあたったお話です。
カップルとしてはヤクザ×娼妓という、花降桜シリーズの中ではある意味一番らしいカップルですね。


私は結構忍ちゃん贔屓なので、ちょいちょいイケズなことを言ってくる椿ちゃんにはあまりいい印象がありませんでした。ですので今作が販売された時も「あー、今回は椿ちゃんなのねー…。…

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