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1/2(合計:11件)
佐伊 吉茶
かいわれだいこん
ネタバレ
好きすぎて長らく感想が書けなかった巻です。 起承転結の「転」の巻、過去が明らかになり今までの謎が一気に明かされます。鳳泉の章を読んでからこの話は一生自分の中で大切な物語になると確証しました。 愛とはなんなのか、それがこんなに苦しいのになぜ貫くことを選んでしまうのか。 カディアス様の王であることとトーヤを想う気持ちの葛藤が本当に苦しいです。この過去を知ってから前の巻を読むとカディアス様の見方が…
kurinn
待ちに待った最終巻でした。webですでに既読ですが読み比べたわけではありませんので、加筆修正の可否は分かりません。ですが書籍化されたことでかなり読みやすくなったことと、吉茶先生のイラストが物語の世界観にとても合っていたと思いました。 こちら本編の最終章「浄化」と新しい青雷の神獣師レイとルーファスのお話の「新しき空と神の獣達」、『時飛ばし』後の後日談的な「神の獣達の宴」の構成となっていました。…
ずっと楽しみにしていた続巻です。既に「新しき空と神の獣」が2月19日に発売されると発表されてる通りまだ続いてます。 次が最終巻になるのでしょうか?凄く楽しみです。 こちらの作品はとても登場人物が多いのですが、その分それぞれにドラマがあって読んでて、その分心を揺さぶられるんです。途中なん度もグズグズ泣いてました。それぞれのCPにドラマがあって引き込まれてしまってました。 私はキリアスの…
伽羅丸
長編ファンタジーは飽きてしまうので得意じゃないのですが、気になり購入。一巻まで読了です。 結果は読んで正解でした! ひとつの精霊をふたりで所有する精霊師(神獣師)。最高です。読み始めから鳥肌もの。作り込まれた設定に惹き込まれて夢中で読んじゃいます。運命の番好きの私にはたまらない関係性でした。 登場人物が多くて名前がなかなか覚えられないとか、物語の核になるメイン主人公の出生の秘密が…
長編骨太ファンタジー第二弾。 本巻は五大精霊、光蟲の神獣師イーゼスがハユルを裏山に預けにくるところからスタートします。 イーゼスの依代、ハユルは二神と言われる精霊師からしたら侮蔑の対象で、器も小さく体に負荷がかかっている状態。 ハユルが何故このような状態になってしまったのか、過去を通して語られる出来事と、道中でハユルが見つけた新たなる真実。 これをイーゼスに必死に届けようとする姿に、ハユル…
小太郎wanko
「精霊を宿す国」2巻目は主人公達以外の神獣師のエピソードが書かれています。 考えてもみてください!精霊師、神獣師は2人で一組、しかも神獣は5体。どう少なく見積もっても5組10人のエピソードが楽しめる! しかしともすればバラバラになってしまいそうなそれぞれのエピソードが、主人公の出生の秘密や事の起こりの事件と絡められ織り込まれ、ヨダ国の存亡へと展開していく様は見事としか言いようがありません。 …
壮大な長編「精霊を宿す国」の最初の一冊です。 主人公達が出会い、唯一無二の半神へとなっていく様が描かれています。 精霊を体内に宿す依代とそれを操る操者。その宿した精霊の力を使い国を守る神獣師、精霊師。大国に挟まれ精霊の力で自立独立を守るヨダ国。 設定が壮大かつ緻密で、その上で魅力あふれる登場人物達が己の宿命と唯一無二の半神の為にもがき生き抜きます。 この青雷の巻は物語のスタートでありこれか…
もこな。
主人公のオルガは物語の当初14歳と年相応もしくはそれ以上に幼いのですが、キリアスという半神に出会い、自身の出生の秘密を知り、様々な経験を通して国を守る神獣師へと成長していく様が見事です。 また、佐伊先生の作品はストーリーと恋愛の絡め方が素晴らしいと思います。最初は小さな想いだったものも、あの経験があったからこそ今、このキャラはこの境地に至っているのだと納得感があります。互いにぶつかり合い、困難を…
この「青雷」は我慢我慢の一冊だと思います。かくいう私も登場人物の多さと人間関係と神獣師という設定に難儀して、何度も何度も冒頭の人物紹介に戻ってなかなか読み進められませんでした。 更に登場人物に共感出来なくて途中で断念するか…でも「黄金の星」買ってるし…と、途中で他の本に寄り道しながら何とか読み終わりました。 「黄金の星」まで読んでますが、こちらの「青雷」はこちらの世界観に慣れる練習だと…
こちらの作品の存在は知らなかったので「青雷」を読んだ時は、登場人物の多さと設定の複雑さになかなか頭に入って来ずにとても苦労しました。 ですが前巻の終盤辺りからグッと面白くなって来て、「黄金の星」では「青雷」で腹立たしかった人物の裏側を知ると、彼等の苦しみとか悲しみとか覚悟を知りガラリと印象が変わって来るんです。 やっとこちらの世界観が理解出来て来たと思いました。 光蟲の神獣師であるイ…