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とらのとら みずかねりょう
ちゅんちゅん
ネタバレ
タイプの違う優しい2人のクロニクル 横浜から青山の大学通う千宙(攻め)は大学の入学式で一目惚れした秩父から通う菫(受け)と仲良くなりたくて、距離を詰めすぎず離れすぎずと絶妙な間取りで仲良くなっていきます。 通学が遠い菫が一人暮らしを検討していると知るや菫の気にいる物件を探し、ルームシェアへ持ち込みます。 タイプが違う2人ですがとても馬が合い、お互いを尊重しながら生…
とらのとら
こひしゅが
宗一(28)×小鳥(24) 年上攻め、年下受け とらのとら先生の文章は本当にその場の空気が伝わってくる。 宗一と小鳥の二人がはじめて会う場面も、そこそこの頻度で宗一が訪ねてくる期間も。恋愛感情すら知らない小鳥は当然、宗一のことが好きかも――なんて考えも出てこない。 なのに小鳥のぎこちないような、心を開き切ってないような、気を遣った会話や態度から見える微かな恋の兆しを感じてす…
とらのとら先生は「元愛人と年下の犬」で知り、あまりの文章のうまさとシチュ設定の好み一致で即ファンになりました。 情景描写、心理描写どれをとってもうまいんです。 同性婚が認可されてから20年ほど経っている舞台。 同性愛とか異性愛とかの概念がないというか、どっちもあって当然、みたいな空気感が良い。 恋愛の意味での好きという告白も、なんの抵抗もなく受け取ったり。二人のいい感じの空気…
とらのとら 斎賀時人
ちろこ
とらのとら先生、私が最近ハマってる作家さんです。 この作品、ぜひ書籍化して欲しいなと思います。 雰囲気がとっても良いんですよ。レトロな世界観がオトナで、隠れ家的で、この令和の時代にあってどこか昭和な時代も想起させる匂いが芳醇で、すっかり魅了されてしまいました。 それというのも、文章に色気があって、叙情的な文字の旋律が美しい。 BL小説なんだけど、一般小説でも十分に通用するような趣きです。…
たくさんの片想いたちの恋。 それぞれ違う片想いのドラマがあって、恋のカタチは皆それぞれ違います。でも、共通しているのは皆本気で恋をしているということ。 だから前に進めない者もいるし、前に進める者もいる。死ぬほど愛した想い人を諦めた者もいるし、諦めずにずっと待ち続ける者もいる。 一生懸命に恋に向き合ってきた集大成の物語だったと思います。 最終巻としては、あーー良かった…!! こんな…
とらのとら yoco
今巻もスゴかった…… 虎雄と禮一郎の2人以外の登場人物たちもしっかりと主人公です。 どの人物の視点に立っても、手抜き一切なしのストーリー構築がえげつない。サブキャラなのにサブキャラじゃない濃厚な視点展開がこの3巻になっても衰え知らずでした。 虎雄と禮一郎に関して言えばもうこの2人の仲は盤石です。 なんの心配もなく、ただただあまあまイチャイチャを楽しむのでOKです。 あ、もう一組い…
magubo
BLの結婚ものにあまり惹かれないのですが、高評価だったので読んでみました! 先生があとがきでおっしゃられていますが、今回敢えて制度として同性婚が認められた世界という設定にしたと。 私には、それがとても良かったです。 現代ものでふんわり結婚と言われても…と違和感が強いタイプなので、そういう世界だときちんと言ってくれたので、2人がずっと一緒にいたい→結婚と考えたのがスムーズに捉えられまし…
まさか続きが読めるなんて。 特にナンバリングもされていなかったので、1巻完結かと思ってました。 あのカプのその後、あのキャラのその後、あそことあそこはどうなるんだろうかと色々と消化不良な面もあったので、続きが読めてすごく嬉しいです。 虎雄と禮一郎のメインカップルのみに収まらない、様々な恋愛のドラマが幾重にも重なり合っている作品なのは前巻でもご存知の通り。前回の展開に肉付けされた内容と、新…
hanahan
最後まで幸せいっぱいの素敵なお話でした。 生きていく上で一番大切なモノを選んだ2人に癒されたぁ。 初の紙書籍とのこと、電子書籍の他作品も読んでみたいと思いました。
umeair
とらのとら先生、今年初めて読んだ「結婚したら海のそばに住もうね」が本当に本当に好きで、 先生の既刊も読んでみたいと思い、こちらを手に取りました。 電子で129P。 短いけれど、私の中で間違いなく、大切に大切に読み返したい本の一冊になりました。 都会の喧騒の中にひっそり佇む古書店、どこかタイムトリップしたようなその静謐な雰囲気を、 先生の文章から胸いっぱいに吸い込んで… 特に…