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秀香穂里 山田ユギ
H3PO4
ネタバレ
麻取と元締が結ばれてしまうというファンタジー けれど、そこに行き着くまでの物語がしっかりと描かれていて、他のレビュアーさんも書かれてましたが、映画化や二時間スペシャルドラマにしてみて欲しい。 悪者は、やはりというか王道の信頼していた上司ですが、コレまた随分と昔から腐っていたようで。そういう意味で攻めの元締が極悪人にならずにラブストーリーに組み込めるような感じに仕上がっています。 最後は足…
剛しいら 山田ユギ
あさだ2枚
「座布団」のレビューでも書きましたが、このシリーズは初助の物語です。あとがきに初助の人気ぶりについて書かれていましたが、そらそうだよと。多くを語らず、要に対して厳しさも優しさも持ち、一途だけれど遊びも粋に。そして去り際は人に見せない。創作物の登場人物らしい格好良さでありながら、時代や業界が今自分が生きる世界とは異なるため、ひょっとしたらこんな人もいたかも知れないと思わせる絶妙な具合です。 「座布…
神レビュー揃いで気が引けるのですが… この絶賛の嵐、自分も相当気負って読み始めまして、それが良くなかったのかもしれない。ただ花扇はセットで読むべき! 収録されているお話では「座布団」が1番好きです。落ちの要の行為と葬儀のギャップ、軽妙でかなりワクワクできる入りでした。ただ要の魅力のピークがここで…初助師匠がカッコ良すぎるのでどうにも要に惹かれにくく、心を掴まれることがなかった。この作品は要…
英田サキ 山田ユギ
攻めの高津戸ですが、彼は学生時代に親友だった泉巳から突然離れていきます。 「やっと離れ離れになれて清々するよ」 仲良い友達と思っていた奴からこんなの言われたらトラウマになる〜 泉巳は結婚して一児をもうけますが奥さんは他界。一人で子育ていています。義兄でヤクザの椹木にも支えられ、なんとか生活してるんですが、そこに高津戸が突然現れて… 泉巳は奥さんをなくした失意で呆然自失のときに、…
愛想尽かし、たかが恋だろ、をコミックスで読んでいたのですが、実はこれが関連作だとは知らずに手に取りました。 読み進めるうちに「あれ?この主人公CP記憶にあるんだけどなぁ」と思いながら読んでました。後書きを見て、あ!そうだ、コミックスで読んでたんだ、と分かりました。 今回のお話は、椹木と柊也のラブラブ?がベースにあります。椹木のヤキモチが年上の攻めなのに可愛くて萌。柊也を理解しているが故…
久我有加 山田ユギ
フランク
再読。 なんかもっとヘタレ攻めと男前受けだったような記憶が……。 それは2巻かなぁ? 受けの仁は「笑い」にトラウマを持っているのに、土屋からしつこく漫才の相方になってくれとつきまとわれる。 人に笑われるなんてまっぴらごめんだ!と思う仁の心の変化が丁寧に描かれているけど、なかなかしんどい。
カラフル
流石表題作となった「花扇」は圧巻でした。前巻から紡がれた謎めいた部分の多い初助師匠の生涯のパズルのピースがこれで埋まったという納得感のある話でした。 名落語家の初助師匠の知らざれる壮絶な生い立ちと最初で最後の愛が描かれていました。昭和の戦後の激動の中を生きた初助師匠ならではの凄まじい生き様でした。 その後の芸の道以外は浮き草のように後腐れなく生きる初助師匠の礎になった出来事の数々に…
愁堂れな 山田ユギ
北の漁場の続編、東京でエンが囲われていた井上が出てきます。 その前に、祐二の伝説に憧れて弟子にしてくれと言う沢田も出てきますが… 予想通り、井上がエンを追いかけて大間までやってきます。生きてる限り逃げられないと脅しにかかるのですが、祐二を守るために井上のもとへ行ってしまうエン。パターン通り(-.-;) ややこしい底辺の風俗に売られてしまうのですが、すんでのところで祐二に助けられます。…
かどうかはわかりませんが、マグロ漁船といえば男の職場、男臭い攻めを期待しちゃいます。 受けはマグロ漁師を父に持ちますが、継いでほしいという思いを無視して東京に行ってしまいます。そこでたちの悪い男にひっかかってしまい、暴力による性交渉、最後にはシャブ漬けされてしまいます。 幸いにも?逮捕され収監されることでその男からは離れられ、実家に帰ります。帰って知るのは父親の死。残された家と船。一人でマ…
山田ユギ
はるのさくら
前作で日下の元ルームメイトで、別の出版社勤務の編集として登場していた長谷川が攻め様のこちら。 受け様は、長谷川が店番をしている時に訪れる常連客の上野。 愛想が良くて天然タラシの長谷川。 ゲイの上野から誘われて、カラダから始まるのだけど、上野が抱えているのもが気になって深みにはまっちゃったのか。 駆け引きってか、やり取りが大人の恋って感じで、ほほぉーってにまにましちゃいました。 男…