最後のドアを閉めろ!(1)(新装版)

saigo no door wo shimero

最後のドアを閉めろ!(1)(新装版)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神41
  • 萌×218
  • 萌12
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
16
得点
315
評価数
75
平均
4.3 / 5
神率
54.7%
著者
山田ユギ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
最後のドアを閉めろ!
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784862631640

あらすじ

飲んでこの痛みを忘れたい!特別にかわいい後輩・齋藤が結婚し荒れる永井は、その夜、本田と飲み狂いうっかりホテルへ。「なぐさめセット」と称したキスに流されちゃって…。苦悩する永井に、今度はヨメに逃げられたと齋藤が泣いてすがってきて…。どうなる3人の恋バトル!!大人気作品の新装版!

表題作最後のドアを閉めろ!(1)(新装版)

本田賢三,年下ノンケ
永井篤,後輩がかわいくて仕方ないノンケ

その他の収録作品

  • 最後のドアを閉めろ!?その後のおまけ

レビュー投稿数16

BLの世界に嵌った思い出の作品。

1巻と2巻両方読んでのコメントです。

本が好きで雑食上等とばかりに色んなジャンルを漁っていたので、もともとBLも読んではいたのですが、この作品との出会いが決定的なダメ押しになりました。

本当に大好きな要素がこれでもかと詰まっています。
うまくまとならないので思い付きを箇条書きで失礼します

・気の強い美人受け(けれどちゃんと大人の男)
・普段は落ち着いていて余裕のある(ように見える)受け大好きな黒髪攻め、
・ギャグと切ない要素のバランスの良さ。
・ケンカップルな2人の軽妙なやりとり。
・男同士のリアルをそこはかとなく感じさせてくれる日常と会話のセンス。
・ダメなところを自覚しているからこその葛藤とそれを結局受け入れてくれる寛容で男前な攻め。
・作品全体のバランスの良さは本当にみごとだと思います。しっかりエンタメしつつも人間らしさも描かれていて、尚且つ、ありきたりにはならない作家さんの個性もあります。

本田さんカッコよすぎなんですよね。しかも、かっこよさのラインが絶妙なんですよ。探したらその辺にいそうなリアルを感じさせてくれるカッコよさ。不動の攻め様ですよ!
永井さんは愛すべきキャラです。美人でありながらやんちゃなとこもありつつ、エッチの時は意外と大人しくて攻めに翻弄されてしまうところがあります。ツンデレなんですよね。なんだかんだ言いながら攻めを思って涙してしまうくらい攻めが好きですしね。

沼に嵌って10数年経つのですが最近になって好きなカプの傾向はこのカプが元になっていると気づきました。
どうやら自分で思っていた以上に好きだったみたいです笑
我ながら気づくの遅すぎですが、この記念にレビューを書かせていただいたしだいです。

最後にもう一度繰り返させていただきたい!
この作品を読み萌えを知り、かれこれ10数年、抜けられない沼にはまることになりました!

5

さすがユギさん

この作品を読んですっかり山田ユギさんのファンになりました。

最初、三角関係だからせつない感じなのかな?と思っていたら、ギャグ多めでテンポよく進んでいきます。でも、シリアスな場面はガッツリと読ませてくれます。斉藤のポジションは永井のアイドルですね。斉藤は無意識に?永井を誘惑しまくってます(笑)

本田と永井がお互いに意識しあうようになる過程はすごいのめり込めますね。キャラも人間味溢れてて、すごい共感出来るし。

ユギさんの書くリーマンって素敵だなぁと思います。お気に入りの一冊になりました。

2

面白い!!楽しい!!

大好きな作家さん。
山田ユギさんは、ハズレがない。
その中でも結構上位の作品です。
元気になりたい時とか、楽しいもの読みたい時に手に取る作品です。

もぅ〜楽しすぎ!
三角関係のものなんですが、
齋藤が可愛くてしょうがない永井が
ふとした瞬間に齋藤に悩殺される所、
いちいち笑っちゃいます。
そんなにのけぞんなくても…(笑)
後、本田と永井の出会いも好きです。
なんか男のかっこいいやけ酒の夜って感じだったんだろうなぁと
勝手に想像します。
永井のマンションで齋藤と本田がはちあわせて、
永井が本田を殴っちゃう所、
帰る本田の背中がせつなくてせつなくて。
1巻最後で永井が初めて本田を受け入れる所、
「もういいや」って、なんかいいですよねー。
読んでて嬉しくなりました。

ひとつひとつ上げたらキリがないですが、
笑える所、せつない所、ドキドキする所、読んでて嬉しくなる所、
たくさん詰まってます。
何回読んでも飽きないです(^_^)

2

憎めない斉藤と抜けてる永井と包容力の本田

2001年版を読んだのですがこちらに案内されてきました。
BLにはまった初期頃に初めて読んで、その後山田ユギさんの作品を読み漁りました。
やっぱりこのお話が一番何回も繰り返し読んで毎回のめり込みます。
本棚整理してたのですが、やっぱりこの本は残します。

本田が可哀想というか一番大人というか。25歳でこの包容力!斉藤と同じ年なのに。

永井もねえ。切ないし泣いてて可哀想だし、これで諦めがつくかと思ったら、斉藤が披露宴翌日に嫁に逃げられ永井に頼り切ってきて。
斉藤は永井がいなくても強い子出来る子したたかな子だと思うんだけどなあ。

何度もう斉藤のことは放っておきなよ!と思うのに毎回永井は斉藤を優先しちゃって。
大人なんだから大丈夫だって!君だけだよ斉藤が一人じゃ心配なのは。あー惚れた弱みですね。

本田は何回我慢してきたのか。
しかも斉藤は攻めですよね?きっと。
永井、逃げてー!逆だよ!
性悪猫はどっちかな?でもなんか斉藤が憎めないんですよね。

それにしても喫煙率が高いですよね。あといつもビール飲んでるし、ちょっとバブリー感が…。
本田と永井の部屋はどれくらい離れてるのかな?
すぐ会いに行ったり来たり。毎回タクシーなの?

今でもこの三角関係はすごいなあと。
何年経ってもこんなに目が離せなくてハラハラして面白くてハマっちゃう三角関係はないです。

また時間をおいたら読むんだろうなあ。

0

色褪せない

本田(黒髪男前年下攻め)
永井(美形苦労人,多分主役)
斉藤(腹黒?可愛い)

さすが山田ユギ先生としか言いようのないテンポの良さ。エッチシーンの後に盛大に咽せても面白い強さ。
女と寝る攻め大好きで、サラリと涼子をお持ち帰りしているあたり、雄な本田最高なんだよなぁ。結局やってないらしいが。残念。こういうところに山田ユギ先生作品のトレンディドラマ味(時代…)を感じる。おニャン子クラブとか言い出すし笑
時代といえば永井も本田もバカバカ煙草吸うんですけど、特に本田の色気がすごい。なんでもない小さなコマでもなんかエロい。山田先生マジック。

0

かなり大好きな作品

記念すべき100レビュー目は山田ユギ先生!

この作品かなり大好きですw
とにかく面白い。
いきなり、大好きで可愛がっていた後輩が結婚。
その後輩の結婚相手の元彼と一夜の過ちwww

奇想天外のように見えて、あり得るように見えてしまう!
そんなリアル感w
しかも後輩は奥さんに逃げられてしまって
結果変な三角関係に!

ここまで面白いBL三角関係はなかなかないな~と
思っています。
これは凄く名作ですね。
古い作品だけど、全然色褪せなくて、今でも時々
読み返します。そして爆笑w

3

約15年!

手元にありますのが新装版ですのでこちらにレビューをば。
間違いなくユギ先生の代表作ですね! こんな内容でしたということではなく、ただただ自分の萌えポインツを連ねてまいりたいと思います。

・スーツ萌え
スーツ良いですよね、スーツ!
どこを捲っても大体スーツ! スーツ萌えを10年以上こじらせている身といたしましてはスーツ祭りはなによりのご褒美です。

・本田のすべてが萌え心をくすぐる
主役であるはずの永井さんがちょろっと霞んでしまうくらいに攻めの本田(えろ魔人)さんが素敵ですね。斉藤の結婚でハートブレイクした永井さんの気持ちがグラついたのも、分かるんです。
タバコを持つ手もお酒を飲む仕草もそしてスマートになにかとこなすあたりも。それでいて年下。年下攻めはオイシイ!

・永井さんの不思議なかわいらしさ
忘れよう、やめよう、仕方ない、諦めよう……とそういうスタンスが可愛らしく見えるひとつの要因かなと思っています。
そういう弱さと斉藤を好きだという弱み(とここではします)を本田さんが知っちゃったからこそ、そして知られているからこそのふたりの関係ですよね。秘密を共有しているからこそ、関係性がより近くなる。

・斉藤がかわいい子攻め
かわいい子が攻めているのもすごく好きです。
またこのかわいい子にもかっこいい人にも攻められているわけで、一冊で二度おいしい枠だと私は思います。かわいらしさを武器にするのも、斉藤くんの場合そこまで嫌味がなくむしろさっぱりしているので、キャラクタとしてもとっても魅力的!

・嫉妬要素ありのベッドシーン
いわゆるネトラレ属性とまではゆきませんが、本田さんと永井さんのセックスについて回る[嫉妬]のパワー!
好きだから独り占めしたいけれどそれでは男らしくもなく、でももちろん許すものでもなくしかしよくよく考えれば別段合意でキスをしたのでもないし本田<斉藤なのは重々分かっているうえでの付き合いだから我慢……しない!できない!それは違う!仕置き!! な本田さんのガルガルエロ魔人セックスがすごく好きです。
永井さんは自らの優柔不断さを呪いながら本田さんにたくさん愛されるがよし、と私は思います。

1巻ではノンケ同士のふたりがひょんなことから恋人の関係にまで発展する、その過程が描かれています。
明るく、ハッピーでクスッと笑える幸せなスーツBL! ふと思い出しては、読み返しています。

2

さすが・・・

丸ごと一冊ひとつのストーリー。

さすが・・・ユギさんです。

面白くて、ガハガハ笑うところ満載。
えーっ!?ってビックリするところ満載。
うぅぅぅっ。。。とキュンとなるところ満載。

ワタクシのツボとピッタリ過ぎて・・・
ものすご~く面白かったです。

受けの永井さん、男っぽくてカッコイイ~。
男前でモテるけど、でも好きなオトコ達の前では
ふつーにカッコ悪いところも見せたり。ステキです♪

このキャラ達には思い入れたっぷりに、
一緒になってワーキャー言いながら読めましたw

1

眼福かつキャラ作りも精巧

 こういう3人の関係性、好きだなぁ。ゲイじゃないけど同性の後輩・斉藤のことが好きだった永井。斉藤が結婚してしまい傷心の時に、新婦側の同僚・本田に慰められるところから2人の関係が始まります。とにかく2人ともイイ男! 2010年以降にデビューされたBL漫画家さんではもう拝めないであろう、彫深なタッチ。ぱっと見た時少しレトロに感じるかもしれませんが、若い方にも是非読んでみてもらいたい、私は大好きなタッチですね。ツンデレ受けってやはり攻めよりは可愛らしく描かれることの方が多いと思うのですが、この作品の受けの永井は本田に負けず劣らず女性にもモテる色男として描かれていて、そこも萌えポイントでした。男よりも女にモテる受け、好きなんですよね。

 肝心のストーリーも、笑えるシーンとシリアスなシーンがちょうどいいバランスで混ぜられていて、最後まで面白く読みやすかったです。永井も本田もゲイじゃないからこそ、それでも会いに行かずにはいられなくなっていく、性別を超えた心の惹かれ合いが本当に素敵でした。年上なのに涙脆い永井が萌えのツボを絶妙に突いてきます。そして、登場する女性達もいいキャラしてるんです。BLに登場する女性ってまだまだバカそうだったり、男に媚びたりする性格に描かれることが多いですが、この作品では純粋に恋していたり、メインの2人とも対等な立場で話していたり、雑に扱われていないんですよね。こういう女性達が、もっと増えてもいいと思う。段々斉藤も永井に絆されてきたみたいなので、これからどんな風に2人と関わっていくのか、楽しみですね。

1

ノンケ✕ノンケの恋の行方

二巻まとめての感想です。

山田ユギ先生は、自分的にはなにを読んでも萌えの部分でもお話の面白さでも、まさに「ハズレのない」作家のひとり。

男前の攻めと美人受けが失恋をきっかけに、慰め合ったのをきっかけに…という、BLではわりとありがちな導入ではあるのですが、そこにいろいろな人間模様が絡んできて、終始ワチャワチャドタバタしながら愛を深めていきます。

脇役の後輩くんや元カノなどもがっつりなんども絡んできて、三角関係の様相を呈しますが、鬱陶しさは皆無。むしろ適度に攻めを煽る良いスパイスになっています。
ケンカップルという感じのふたりですが、甘い雰囲気の時はもう、すっごく甘い。時々見せる攻めの嫉妬、からの情熱的な愛情表現がたまらんです。
また、ユギ先生の描く美人受けが、本当にいいんだよなあ……。
リーマン好きな方、スーツ萌えの方、誰にでも、安心してオススメできる作品だと思います。

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