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中立作品

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女性あーちゃん2016さん

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可愛いんだけど

笠井先生なのでマストバイ。ちびっこの話し言葉はすごく可愛かったのですが、どうしてもストーリーになじめなかったので中立にしました。本編200Pほど+あとがき。

家族を亡くし養護施設で育っている充希。どうにも馴染めず帰りたくないなあと考えていると、天使のようにキュートなちびっこに声を掛けられて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
マギア(攻めに仕える魔導士)、詩乃(11歳♀)、攻め宅使用人少々。

++

ちびっこテオドアのたどたどしい言葉遣いは超ラブリー。「ちょなたに、こよいの、とぎをめいぢゅる」「だから、よとぎが、ひちゅようなのだ」等々。言っている内容とのギャップ萌えもあるのかも。

ただ!

お話についていくのがしんどかったでした。弓月先生と相性が悪いんだろうなあ・・・最後の最後まで「いや、だから?」という心の声と戦いながらの読了でした。

弓月先生の既刊が大好きという方でしたら、笠井先生の挿絵も最高ですので、ぜひぜひとおススメしたいと思います。私は残念ながら惨敗でした。

甘露

香坂先生挿絵なので購入。攻めが獣、受けが甘露という独自?と思われる設定のお話で、篠崎先生の既刊がお好きな方でしたら、安心しておススメできると感じました。今回相性が悪かったのか読みにくく感じたので中立にしました。攻めは重厚、受けはキラキラで、香坂先生の絵と相性ばっちり、麗しかったんですけどねえ・・・。本編280P弱+篠崎先生のあとがき+恒例、香坂先生の4コマ漫画2P。

白金の髪に花のような容貌を持つオルテンセ。王子の妃候補である娘に毒を盛ったという容疑で斬首刑を言い渡されたのですが、王弟であるヴァンヘルムのとりなしにより助け出され・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
トマス(受け側仕え)、エリース(トマスの妹、ハーレイ侯爵娘)、アレン(攻めの側近)、エド(王太子)、アンジェリカ(王太子妃候補)、フィリップ(ロジャー卿長子、受けに惚れている)、貴族あれこれ。

++攻め受けについて

攻めは、王族に時折生まれる「牙を持つ獣」。獣は武勇に優れ冷徹、無慈悲でいつも渇望しているという設定。食べるものの味がしないらしいです。王弟ですが、宮廷で活躍しているというより、人々から恐れられているため、宮廷でのイベント出席は稀 という感じです。

受けは、珍しい甘露、その中でも希少な男性の甘露。甘露は獣のための餌らしく、涙、血がとても美味しいとのこと。(オメガみたいに、フェロモン、ヒートは無いです)当初助け出してもらった対価として「血」を提供しようとしていました。父親の駆け引きの道具とされていて、皇太子妃に一番近いとされ、取り巻きもいたのが、冤罪により一転立場が地に堕ち、という状況。泣き叫ぶなどいうことはなく、冷静に打開しようと耐え忍ぶという印象の方です。キラキラ美形なんですよー、たまらん。

ビジュアルは攻め受けとも大好物なんですけど、誰が黒幕か分からず、話の終着点が読めなかったからか、なんとなく読みにくかったでした。そのため評価が中立にした次第です。美人さん好きな方でしたら嬉しい一冊だと思うんですけど。

うーん

みずかね先生なのでマストバイ。なんだけどキャラ萌えしなかったので中立にしました。読みやすいんですけどね、この表紙の麗しい攻めのビジュアルから想像するのとはちょっと違った。本編240Pほど+あとがき。

雨宿りで一時身を寄せた富豪の家で、酷い待遇に見えるのに笑顔を浮かべている奴隷のカレンを見初めたルフィウス。富豪に頼んでカレンを宮殿に連れて帰り・・・と続きます。

++

なんだろう、読んでいてつい突っ込んでしまったのです。
「王様が雨宿りでまあ富豪の家に立ち寄った・・」「奴隷を見初めちゃった・・」
なれそめとして、これまでにも読んだことある王道パターンとは思うのですが、なんか今一つ馴染めなかったのは何故なんだろう。理由がよく分からず申し訳ないです。

そんな感じで始まってしまって、攻めの受けに対する気持ちも今一つぴんと来なかったというか。攻めのモノローグ的記載は笑うべき箇所だったのか?

最後までちょっと読んでいて馴染めなかった一冊でした。王様ビジュアルは大好きだったのに、めちゃ残念でした。先生申し訳ないです。

スパダリ

みずかね先生なのでマストバイ。表紙は神なんだけど、攻め受けとも特に萌萌~というのではなかったので中立にしました。本編300Pほど+あとがき。変態要素なし丁寧語攻めがお好きな方には堪らん一冊かも。

東京の私立中学校の教師の和真。学校のトラブルで2日徹夜した後、気が付いたらエルヴェ国とやらの召喚の間に横たわっています。呼び寄せたのは大神官のリゼットで、何やら孫のシリルの花婿にするため、と告げてきて・・・と続きます。

攻め受け以外に登場人物は
リゼット(受け祖母)、国王夫妻+息子、王弟、騎士団長ぐらいかな?ちび竜とかペット的生き物はいらっしゃいませんでした。

++

受けは神官の家に生まれてきて、両親を過去に事故で亡くし、祖母と二人神官として頑張ろうとしている美人さん。騎士団長さんからは言い寄られるぐらいにモテてるんだと思いますが、あれこれ未体験初心っぽい。べろちゅーされて腰砕けてる感じでした。おとなしめ性格良好。花婿を迎えたら魔力が増し安定するらしいです。

攻めは社畜の果てにお亡くなりになったのを召喚された教師。最初もっさりしてたけど整えるとハンサムさん。あれこれ知見あるし合気道でジェラルド撃退するし、すんなり受けに惚れるし、優等生な印象です。特殊なパワーある訳ではないけど、受けを愛したら受けに力を与えられるって立ち位置。

攻め受けともめちゃ惚れる要素がなくて、お話もさらっと読み終えてしまったので、中立という一冊でした。

挿絵は最高。みずかね先生の描かれる衣装の麗しさ。1枚二人の立ち姿&受けの魔法陣の絵があってですね、ああたまらん。魔法陣大好き。風がぶわっと紙面から吹いてくるような一枚です、みずかね先生ファンでしたら是非是非。

すりこみ

逆月先生おっかけ&ルビーさん信じて購入。



信じたけど、ちょっと今回は自分の萌ポイントを全く突いていなかったので、申し訳ありません、中立にしました。軽めキャラな受け(転生前記憶持ち、中身はおっさんっぽく感じる)がお好きな方でしたらもうちょっと評価上振れするのかも。
本編400Pほど+あとがき。執着っていうか、ぴよぴよひよこがお母さんにくっついていく「すり込み」って言う方が近いんじゃないかなあ?WEB公開分に書き下ろし追加しているそうです。

7人兄弟の末っ子と生まれ、12歳の時に戦奴として売られたリョウ。拷問吏のラウロの助手として砦で働いていたのですが、ある日敵国の聖騎士が捕らえられ、連れてこられ・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
隊長、イェール(受けに意地悪する戦士)、ラウロ(拷問吏)、ドラン(攻めの伯父)ぐらいでは。イェールがビジュアル的にさいこーーーーーーーーーーーに良い!もうちょっとカッコよく感じたかった~

++攻め受けについて

受けは転生記憶持ち(マッサージとかの経験あり)で売られた戦奴。見た目が良くないラウロとフラットに接したことから気に入られ、ラウロの助手にしてもらい、戦いを避けてます。(おそらく剣なんて絶対持てない)
ラウロ不在のため、出来もしない拷問を「やれ」と指示され、やむを得ず前世の記憶、「イカされたくでもイカせてもらえない」という方法を拷問としてみるので、なんだろう、自分にとって良い状況に転ぶためだったら何でも頑張ってしちゃうって感じの方ですかね・・・?

攻めは魔眼持ちということで、親の愛、周囲の人とのあたたかな触れ合いなんて全く無かったらしく、フラットに接してくれた受けに惚れちゃうってところでしょうか。うーん。ビジュアルは恰好いいのかもしれないんですけど、バトルで「きゃあカッコいいー」と目が♡になるところは無かったでした。他人とのふれあいが心地いいと目覚めていくイケメン ってところでしょうか?

攻め受けとも惚れるタイプじゃなかったし、お話もふーんで読み終わってしまったし、受けがライトな感じがダメだったのかなあ・・盛り上がらなかった一冊でした。わーんごめんなさーい。

巣ごもりプラン

奈良先生おっかけで購入。作中に出てきた巣ごもりプラン、いいなあと思ったものの、攻め受けになんか萌えるところがあったかと言われると?だったので萌寄りの中立にしました。本編190P弱+あとがき。

ベータの両親から生まれた3兄弟(全員オメガ)の長兄、芹。フラワーコーディネーターの仕事をしている最中に出くわしたアルファと無理やり番になってしまい・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受けの弟二人と、その番。次兄の巡がめっちゃ好き。シャーシャーいうタイプの猫って言われてアルファに可愛がられている挿絵(コメディテイスト)が1枚入ってまして、ああ奈良先生やっぱ好き、神♡と思う気持ちです。良い~

++攻め受けについて

攻めは勢いで抱いて番にしてしまったことを申し訳なく思っていて、とても受けを大切にしようと頑張っている方。やんちゃなお仕事だったみたいですが、すっぱり足を洗って受けのためにしっかり働いているんです、エライ。勿論アルファだからお仕事もばっちり。(ああ、お背中にやんちゃ時代のタトゥたっぷりです、迫力ある~)

受けは長兄、兄弟3人で頑張ってきたから真面目な堅物寄りな方。攻めを巻き込んでしまったというように感じているので、ちょっと遠慮気味とでも言えばいいか?
そんな二人の気持ちがちょっと掛け違っているような状況なのを、巣ごもりプラン♡っていうので、解消するってお話とでも言えばいいですかね。

その巣ごもりプランが良いんですータブレットで頼んだら24時間いつでもワゴンで持ってきてくれるし、汚れたシーツなんかは出しておけばいつでも引き取ってくれるし、作中では露天風呂付お部屋だったし。いや相手はいないし、要らんけど、露天風呂付お部屋で、食べたいものを食べたい時にさくっと持ってきてくれるってのが良いなあ・・と、うっとりした次第です。

西野先生なので、あれこれぐずぐずになっておられますので、色事がお好きな方でしたらよろしいでしょうし、奈良先生の挿絵は変わらず絶好調ですので奈良先生ファンの方にも良いと思います!

奈良先生追っかけで購入。さらっと読んでしまったのと、キャラとして萌える所があったかと言われると?だったので中立にしました。読みやすいし、サブキャラはめちゃかわいいんですけどね…。

結婚詐欺師としての腕はぴかいちな真(まこと)。その日はなんだかヤバいという勘はあり、案の定、黒猫をかばって車にはねられます。絶命かと思いきや、眼の前に現れたのは黒髪ロン毛のスーパーイケメン。なんだか頭の中の考えを読み取るわ、ひかれたと思った黒猫が出てきて5歳くらいの天使のような可愛い男に変身するし・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ルイ(攻めの使い魔、ルキーシュ大好き)、真に救われる予定の方々とその周囲の方々あれこれ。ルイと真の掛け合い漫才が楽しい。

++攻め受けについて

いやこれどっちが攻めっすか?と最後の方まで悩んだので、ここには書かないようにします。

真は、うーん・・・育った環境の問題なのかなあ?息をするように詐欺するというタイプのようです。金を貢がされたら、その時点で気付けよ(# ゚Д゚)と思うんですけど、上手い按配に騙されちゃうんですかね・・・なんか寂しい。イケメンに愛され(フリをされ)、騙されちゃうんですかね。そう考えると真には腹立つんですよね。

ルキーシュはその真に、このままだと地獄行、だから1000人救済しろって伝えてきた方(死神?神?なんしか人外)。ほっておくはずなのに、真のやりようを見ていて、「あ”ーーーー違うから!」と放っておけなくなったんですかね?あれこれ関与しているうちに、「死者の幸せとは?」「幸せって愛って何?」と考えだしちゃうんです、二人して。

そんな二人+ルイが救済する人と出会っていくお話です。この三人、いい組み合わせだなと思うんですけど、BL要素が個人的には上手くハマらなくて。二人ともめちゃんこイケメンで、目が♡になってしまったからかな?こっちが攻めやろ!と確信もって読める方が安心するのかも(私は)と思った一冊でした。

初めましての先生(デビュー作?)だったのですが、みずかね先生なのでマストバイ。読んではみたものの、どこか少しずつ萌ポイントがずれていて、うーん惜しいという気持ちでいっぱい。申し訳ありませんが中立といたしました。本編270Pほど+あとがき。

ファザコン気味な大学生の秋斗は、父へのクリスマスプレゼントを何にするか考えている時に車にはねられ、気が付いたら、見知らぬ世界。電気は無いわ、スマホは無いわ、壁は無くて屏風の置いてある部屋で真っ白な浴衣みたいなものを着て寝ていて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
陽太丸(ひなたまる、二歳未満、攻めの子)、宇月親王(攻めの弟)、朝露の君、安倍の四郎(陰陽師)、右大臣、陽太丸の養育係(3姉妹)、などなど。職位名でよぶこともあるので「誰あんた」も少しありましたが何とか読み切れました。

++攻め受けについて

攻めは天皇陛下、自らを「朕」呼びする方。尊大だし、最初は機嫌悪悪だし、お子様にも冷たいし。せっかくのイケメンがだめだめ。最後はお子様にも優しい表情見せる方になりますけどね。ちょっと惚れる要素が少なかったかも。最初が肝心だと思うんだけどなあ。

受けは陽キャ前向き、平華京のしきたりやら階級やらそんなもん知ったことか的ハカイダー。陽太丸を最初っから最後まで大事にする良い方ではあるのですが、陛下を押し倒した時は「わあ大丈夫か」と一瞬ビビりました・・

陽太丸は可愛くて良い子だったですが、攻め受けとも目が♡になるタイプではなく、お話もうーん、そこもうちょっと詳しく!と言いたいところあり、ちょっと惜しい気がした一冊でした。(みずかね先生の手になる直衣姿絵は最高です☆)

四十八手

オオカミパパさんファミリーの続編。キャラは嫌いじゃないんだけど、お話をさらっと読んでしまって萌え上がりを感じなかったので中立にしました。四十八手等、色っぽいシーンがお好きな方でしたら良いのかな?本編220Pほど+あとがき。

兄妹4人できゃあきゃあ言いながらクリスマスを楽しんでいた大神家。そんな夜に突然訪問者がやってきて「千明さんの弟です」と言ってきて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
お子様方4人、虎太郎(千明の異母弟)、虎太郎の両親、祖父ぐらいかな?虎太郎の両親がなあ・・・うーん。

++

あれこれあってですね、オオカミパパと千明が四十八手に挑まないといけなくなったんですよ(笑)。まあそれは麗しい挿絵もございますので、お楽しみになれる方がいらっしゃるかと思います。それはさておき。

千明と虎太郎の父と、虎太郎の母がねえ・・・千明のお母さんが一人で千明を育てることになった経緯はまあ分かった。うん。そして最後仲良しになるのも平和でいい。うん。でもなんだかしっくりこなかったんです。愛憎ってそんなもん・・・?って感じてしまって。

オオカミパパと千明が大好きな方は是非四十八手楽しんでください。ちょっとサブカプ?にひっかかってしまって、今一つ納得いかなかった一冊でした。先生ごめんなさい!

刺繍する人

先生買い。刺繍がテーマの一つになっていたのですが、受けがちょっと苦手で、申し訳ないです中立にしました。読めないかもとビビりましたが、刺繍話は面白かったので、最後までなんとか読めました。「苦手なものがあったとしても、スルー出来るスキル」があればもっと楽しめたんだろうなあ、とちょっと残念です。本編280P弱+あとがき。

農民の両親に愛され育ち、刺繍が大好きで大得意のフィン。織物と刺繍が盛んな国なので、王族には専属の針子(刺繍する人)が付くことになっています。昔、第一王子に助けてもらったことがあるフィンは針子に応募しますが、担当になったのは冷酷、恐ろしいと知られる第五王子で・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
女王、第一王子(キラキライケメン)、大臣、針子仲間、受け両親、攻めに仕える女官、ぐらいかな。第一王子が好き♡

++苦手だったところ

受けが、人間と蜘蛛の怪物の種族との間に生まれた方で、口の中から特殊な糸を出すことができるという設定だったんです。

・・・。

蜘蛛がどうにも苦手でして冒頭に蜘蛛の怪物の設定が出てきた時に、「もうだめだ・・」と気が遠くなりました。蜘蛛が超苦手な私でもなんとか読み終えることが出来たので、あまり気にしない方でしたら、大丈夫だと思います!

お話としては、刺繍話は素敵だし、「不器用、人を信じない王子」と「純粋純真で一生懸命な子」との恋話で、ドラマティックな要素あり、楽しく読めるのではと思います。第一王子の腹読ませない感も良かったしなあ。蜘蛛が大丈夫でさえあればもっと楽しめたのに。残念。