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萌×2作品

PREMIUM レビューアー

女性kurinnさん

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もっと読みたかった(;_;)

一巻のレビューで光星の同級生の立花が彼に片思いしてるから展開が早そうと書いていたのですが、彼より展示会で一緒になった陶芸家の和田の存在によって光星と光の仲が一気に進んでしまってました。

スローライフに興味があったので三巻までは行って欲しいと思ってたけど、案の定二巻で完結でした。残念です。もっとじっくり田舎暮らしが読みたかったのですが、主題が分からなくなるのでしょうがないですよね。

好意はあると思ってましたが光に比べて光星の思いは一巻ではハッキリしてませんでした。だけどこの巻では光の腰が引けるほど言葉と態度に表していて、思い切りの良さと童貞ということにギュンと来ました。そして2人のエッチのシーンが短いのにとても色っぽくて快感に震える光の様子が凄く良いのです。童貞なのにテクニシャンなのは陶芸家だからなのかと妄想してしまいました。www

個人的にウケたのは光星の同級生の立花と陶芸家仲間の和田がくっ付いていた事でした。何となく彼等は合うだろうと思っていたので納得でした。

また新連載が始まるそうなので楽しみに待ちたいと思います。

エロが苦手な方へ

tamura-k先生の作品は「悪役令息になんかなりません!僕は兄様と幸せになります!」のシリーズが好きなので、ヴィオラ文庫から今作が出ると知りとても楽しみにしていました。

子爵令息のジェレミーが第三王子のお茶会で迷子になり、そこで第二王子のアルヴェルと出会うことで彼に一目惚れされて婚約者になるお話なんです。このアルヴェルがとても一途にジェレミーが成長するまで大切に待ってるんです。

そんな中でアルヴェルを勝手に旗頭にしたクーデターが起きると情報が入って、アルヴィルはその首謀者を捕まえる為に2人は離れ離れになるのです。そしてジェレミーは前世の記憶を思い出して、自分は殺されて失意のアルヴェルは違う人物と結ばれる運命を知って、ジェレミーは混乱しつつその場を逃げ出すのです。

そこからジェレミーの逃走劇とアルヴェルの苦悩や心無い世間の噂話が展開されて凄く面白かったです。2人は離れ離れなので最初しか甘さはありません。でもジェレミーの生存を信じて探し続けるアルヴェルの一途さを知り、ジェレミーの記憶の通りに物語が進むのだろうかとページを捲る手が止まらないのです。

例えジェレミーが無事でもこのままではアルヴェルと一緒になる事は難しいほど世界の噂は残酷で、アルヴェルがそれをどうやって解決するのかも見ものなのです。

逃げ続けるジェレミーをアルヴェルは見つけられるのか、どうやってジェレミーの不安を解消してあげるのかとか、かなりスカッとするお話でした。

また魅力的なジェレミーが周りを味方に付けつつ、逞しく成長して行く様子も面白かったです。
エロを期待する人は読むべきではない作品です。

クスッとしてさせてくれるお話

切江真琴先生の作品を読むのはこれで4作目ですが「恋のゴールがわかりません!」を超える作品にはまだ出会えていません。それでも既読の2作よりは今作は面白かったと思いました。

こちらの作品は雑誌掲載の表題作と書き下ろしの2篇が収録されているんですが、「うらはらとはらはら」は本編で受けの湊のお気に入りのイケメン2人の恋のお話でした。

本編ではこのイケメン2人がお互いに好きあってるのが透けて見えるので、勘違いしてる湊の言動にクスッとさせて貰うことが多かったです。そして湊の話から早々にその2人の関係に薄ら勘づいている航が鋭いと思いました。湊の理想そのものの矢城が航の店に来店した折に、さりげなく釘を刺していたことを後で知りグッと来ました。

余裕があると思っていた航が実はと知り、また湊がやっと自分の気持ちに気が付いた辺りはキュンと来ました。とは言っても2人は長いことセフレだったのでそれなりにエチシーンは多かったです。

そして本編で湊を当て馬にしてくれたイケメン営業マンの矢城と湊の上司でかっこ可愛い喜多の書き下ろしも良かったです。ヘテロで今まで付き合って来たのはみんな女性と言っても、実は気が付いてなかっただけで喜多はゲイだったのではないかと思ってしまいました。そしてオープンゲイだった矢城は良い男でした。矢城の部屋で2人が髭を剃るシーン激萌でした。

こちらを読んでもしかして評価が良くなかった2作はたまたま話が合わなかったのではと思い、今ハマってるジャンルでもある「腹黒甘やかし王子は女装悪役令嬢を攻略中」を時間があったら読もうと思いました。

寂しいけど

大好きなシリーズで前巻のレビューではずっと続いて欲しいシリーズだと書いてたのに終わってしまいました。寂しいけど3組それぞれのCPらしい結末で、これ以上の終わり方は無いのではないでしょうか?

個人的にクロちゃんが可愛くて大好きなので、冒頭から鴻太に抱きつく様子が堪らなかったです。あの可愛らしさ犯罪級ですよね。やっぱり終わって欲しくないと何度も思ってしまいました。

そしてシーナと福永さんCPのお話も素敵でした。福永さんならきっとああするだろうと心配していなかったので、シーナが悩んで葛藤してる時も安心して読んでいられました。そしてシーナの決断には最初から胸熱でした。シーナ大好きです。

最後にもっとも新しいCPの大吉と宗春ですが、宗春と一緒に居る為に残ると即答した大吉の決断力に痺れました。なのに肝心なところで臆病なのが若さ故なのか可愛いです。

元気で読めるうちに完結を見届けることが出来るのがどんなに幸せなことなのか最近つくづく考えるので、このような素敵な作品を産み出してくれた鳩屋タマ先生には感謝しかないです。ありがとうございました。

デビューおめでとうございます

また楽しみな作家さまがデビューされました。文章力も構成力も文句なしだと思いました。サクサク進むお話はテンポが良くてストレスを感じませんでした。そしてキャラがとても魅力的でした。

1番驚いたのはハシュナの一人称で書かれている点でした。受け視点のお話は数あれど最後まで一人称なのは初めてに近かったです。この一人称によってハシュナがとても真面目な人物だと言うことが伝わって来て、星詠みだと偽った事にずっと罪悪感を抱える人物像が上手く書けていました。

なので後半のハシュナがその枷から外れる瞬間と、ガルディに向き合うまでの気持ちの動きが凄く良く分かりました。また、ハシュナ視点のみなのでガルディのバレバレの本音がいつ届くのかも楽しみでした。

1番キモかったのがナジュム国の王でしたが、彼の圧政に苦しむ民がハシュナを支持する場面がドラマティックで、皆が呪いのような呪縛から解放されるシーンが見事でした。

次作も楽しみにしております♪

これは良かった!

本編レビューでは受けのナナキの性格が好きになれないと書きましたが、こちらのコミコミさんの小冊子では彼の精神状態が安定してて一度も怒りを覚えていないので気持ち良く最後まで読むことが出来ました。

そしてルドヴィクスは番を得たことで安心して国の政に向き合う事が出来てる事が伺えます。更にナナキとフジコの為に彼が取った行動が泣かせるんです。やっとアルファらしい公王になったと思いました。離宮の中庭に建てた離れが思い出の小屋を模していて、そこで3人で寛ぐ様子にホッコリさせて頂きました。

その前にも収穫祭でナナキの為に用意した物もあるんですが、そこはやり過ぎだろうとスンっとしてしまったので評価には入れてません。入れてたら一つ下げてしまうので、本編より好みだと評価したかったのでそこは入れてません。

まだ評価は難しいかな

と言うのは内容的にはお話の序章だと思うからです。きっと次巻から物凄く面白くなって来るでしょう。なので期待を込めて萌2とさせて頂きました。英田サキ先生が原作を担当すると知りとても楽しみにしていました。

そして人気絶頂の西本ろう先生の漫画です。否応でも期待が昂ってしまいます。ですが先に述べたようにまさにお話の序章で終わってるので、もっと先を読まないと評価は出来ないです。

比嘉(加藤)の妹の死の謎より、個人的には志堂があそこまで転落した理由が知りたいです。そして志堂が何を隠してるのか気になってしょうがありません。

気になってしまったのが比嘉と志堂の顔がたまに別人に見えることです。画力のある作家さまですがこの筋者を描きなれて無いのか、主役2人が浮いて見えてしょうがないです。DKとかはお上手ですよね。

個人的にはもっとエロシーンを減らしてお話を増やして欲しいですね。

20周年おめでとうございます!

作者買いです。ゆりの先生の「〜パブリックスクールの恋〜」シリーズが好きなのですが、今回は私が今ハマっているジャンルなので特に楽しみにしていました。そして神子ですよ!ドラゴンとかも大好きです。

ただ、三度の転移と二度の回帰とあったので、複雑過ぎて頭がついて行くかは心配でした。ゆりの先生の文章力ですから、そんな事はなかったですけど。凄く分かりやすかったですが愁斗のラフィールに対しての遠慮がちな態度は凄く焦ったく思ったのと、読み手は気が付いている事象を登場人物達が全然気が付かないのはイラっとしました。焦らすのお上手でした。www

終盤になってあの人が怪しいとは思ってましたが、他に裏切り者が居ないかじっくりと読ませてくるのは流石でした。でも、守護ドラゴン頼りの謎解きよりはもっとラフィールに活躍して欲しかったと思いました。そこだけが残念かな?
あと怪しいあの人は当て馬だと思ってたのに、思いっきし黒幕だったので肩透かしでした。もっと愁斗に嫉妬して欲しかったです。

それと92ページの6行目ですが「バルツ王国へ出国した」ではなくて「クシュテール王国へ出国した」の間違いですね。担当さまよろしくお願い致します。

この数年後のお話を待ってます

前巻の評価は萌にしたんですが、今作は一つ上げて萌2にさせて頂きました。場面展開が早くてサクサク読めるのですが、やはり最後の方は駆け足感が凄かったです。読み応えあるんですが盛りだくさん過ぎました。

前半の耀仁の新しいドラマの内容と相手役への苦手意識から、とうとう当て馬登場かと覚悟していたんですが、ただの迷惑なだけの人で肩透かしでした。

ただそこからの耀仁の引退と花嫁修行からの結婚が駆け足に感じてしまいました。更に結婚式から儀式と出産に至っては早すぎました。ドラマと引退は切り離せないとしても、結婚と儀式と出産は分けれたのではないかと思ってしまいました。内容を詰め込み過ぎていてとっ散らかっている印象になってしまってるのが残念でした。

そしてお話では触れられていませんでしたが、白狐でなく天狐が入ってしまったためか、子どもたちが冬雪が目が覚めたときに成長していた事を残念だと思ってないのが腑に落ちませんでした。赤ちゃんから2歳あたりになるまでを見逃したなんてとても悲しい事だと思うし、成長が早くて手が掛からなくなることは親としてありがたいのでしょうか?凄く疑問でした。

こちらのお話は現代版ファンタジー要素が凄く強くて、俳優として仕事してる時の業界がリアル過ぎるだけに主軸をどちらにとって良いのか難しいのだと思いました。

なので芸能界を引退して陰陽師として活躍してる耀仁の話とか、規格外の三つ子がどう活躍するのか読んでみたいです。そして冬雪にどうして天狐が入ったのか理由をハッキリして欲しいと思いました。

湊じゃないけど…

どーしても院長が好きになれず、湊じゃないけど私にとって天敵のような扱いなのです。なので院長の家族関係が分かって来ても、意味ありげな表情がムカついてムカついて前2作から評価を下げました。

そして気になってしまったのが湊が静真の母親に認められる人間になろうと意固地になり過ぎてる点です。静真の気持ちは彼の母親より軽いものなのでしょうか?なんだか違う方向に向かっているようで残念でした。まぁ、最後には期限を設けてましたが…。

それと湊が女装エチした時に静真の興奮をマイナスに捉えてしまう卑屈さにも冷めてしまったんですが、その後の静真のフォローは良かったです。気に食わない時に黙り混んでしまう悪い癖が出てしまってました。

お互いの仕事に対してリスペクトしてるのは良かったですが、最後に私の嫌いな院長が絡んで来てたので(理由は想像出来る)次巻も出張って来ると思うとちょっと憂鬱になりました。日ノ原巡先生は院長に何をさせたいんでしょうか?