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女性kurinnさん

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今の私の好みにピッタリの作品

2月に発売された「前世で婚約者だったオメガが、異世界でアルファ王子となって俺を囲う気です」は捻りを効かせたお話でしたが、今巻は定番の異世界転生ものだったと思います。

凄く今の私の好みにピッタリで「そうそうこういうお話が読みたかったの!」と思いながら読んでいました。そして信頼のある滝沢晴先生なので、もちろん凄く面白かったです。

プロローグからしてセオドアのサミュエルに対しての執着と、その他に対する冷徹さに痺れまくりました。暴君ですよ!暴君!

更にサミュエルが前世を思い出してからの過去と現在の話の入れ方が絶妙でした。このサミュエルの生き方がまた良いのですよ。前世を思い出すまでのやらかしまでちゃんと責任を持つ誠実な人柄なんです。

サミュエルにちょっかいを出す王太子とセオドアとの攻防や、BLだからか「聖なるオメガ」のリオが登場してセオドアを狙ったりと、凄く焦ったいんです。

養子といえども我が子として愛情を注ぐラムリー公爵夫妻がとても素敵で、甲冑を着る義母にクスッとしました。また公爵家の使用人たちがセオドアの思いをずっと応援してたことに胸熱でした。

サミュエル以外はどうでも良いと一貫して態度を変えないセオドアの八面六臂の活躍が楽しめる作品でした。最後までページを捲る手が止まらなくて一気読みでした。こういう攻めを待ってました!

個人的な好みで言うならヒールは最後までヒールでいて欲しかったし、処刑くらいして欲しかったです。でもサミュエルの性格にはこの結末が自然なんでしょうね。

エピローグも最高でした。お話のまとめ方も凄く良かったです。

6月発売の作品も楽しみ!

最近、異世界転生ものを好んで書いていらっしゃるようですが、今回の作品は異世界転移ものでした。
タイトルに溺愛と入ってるしそれが誰なのかも一目瞭然なので安心して読めました。

ただ、リッカが異世界に転移したキッカケと彼が経験した出来事はとても悲惨で、テレビ画面でしか山津波の映像を見たことない私でも想像出来るくらい描写は秀逸でした。

転移したリッカを発見して治療して保護者となった稀代の魔法使いであるエリューンとのほのぼのとした生活、そのエリューンと幼馴染みである国王オーガスとの愛人のフリをしての王城での生活、常にリッカは前向きで明るいんです。

ですがこの明るさに隠されたリッカの深層心理を知ると、とても苦しくてやるせ無さを感じてしまうんです。そんなリッカを静かに見守るのがエリューンで、どうにかしてやりたいと手を差し伸べるのがオーガスになります。

このオーガスが本当に良い男なんですよ。思慮深くて実行力があって愛情深い、文句なしに王として申し分ない存在でした。ですが彼が王だからこそ2人の仲はなかなか進まないんです。

そんな折に魔獣の増加という出来事があり、それがキッカケで2人の仲が急激に深まることになります。あらすじにある膨大な魔力を持ったリッカ、そしてリッカが元の世界から唯一持って来た物が思わぬ働きをする事になります。

こうなって欲しいなと思ってた事がその通りになって、終盤のシーンにとてもワクワクしました。

実はオーガスの側近であり護衛でもある魔剣士のトージュの秘密に凄く驚いて、なるほどと納得もしました。この辺が実に上手いんですよ。流石でした。
これから読む方は一言一句じっくりと考察しながら読んでみて下さい。

このトージュとエリューンのお話が6月発売予定の新刊なんですよね?凄く楽しみです。

個人的に好きなキャラは王城でリッカの世話をしていた専属侍従のクルトスでした。感情を見せずにオーガスの指示に従う様子にプロとしての矜持を感じました。

圧倒的画力

私の中でとても上手い作家さまが何人かいらっしゃるのですが、その中でも西本ろう先生は群を抜いていらっしゃると思っています。ただ綺麗なだけじゃないです。

1巻でセフレから両思いになった2人ですが、学校という狭い枠の中でお互いの気持ちに寄り添うように関係を深めて行く様子が良かったです。

ですがおばちゃんは心配性なので誰かに見つかって、その誰かが悪意を持っていたらと読んでて気が気じゃありませんでした。

でも蓋を開けてみれば決して悪意はなくて、むしろ今後は2人の味方になってくれるような気配を感じて安心しました。

2人の顔の良さはもちろんですけど、瑞々しい表情にとても引きつけられました。
前巻から何かとkeyになってるピアスですが、最後に登場した人物を見ると波乱の予感がするんです。

楽の気持ちは心配なんかしてませんが、絶対に宝が嫉妬する案件だろうと思ってしまうわけです。
どういった人物か想像は付くのですが、彼が宝を見た感想が凄く知りたくてワクワクしてます。

大好きなシリーズです

最初の本が出たのが2019年でたつるは4コマ漫画の「Tつる」のイメージが強くなってしまってるので、こちらの本を読んだ後にその1冊目を読み返してみました。

当時はまだシリーズが続くと書いていたので様子を見て萌にしていたのですが、今なら間違いなく神にしていたと思います。2頭身キャラにはなってませんが、たつるの前向きで明るいキャラは始まった時からで凄く共感が持てました。

そして三者面談で現れた山岡の叔母が今巻で再登場してます。この叔母が出張って来た事でどんな辛い展開が…と身構えていたのですがたつるはたつるでした。むしろ社会人になって働き出してるので更に強くなっていました。

たつるの好きなところはどんな時でも攻撃的になったり、排他的になったりしないところなんです。
ちょっとふざけてて調子が良いんですが、決してチャラかったり無責任ではないんです。

生真面目な山岡と絶妙に力の抜けたたつるが、お互いに無いところを補ってて良いCPなんですよ。
しかし、あんな田舎町での繋がりが濃ゆくて、しかも町長がと驚きました。www

たつるを守りたいが故に山岡一族から遠ざけていたわけですが、蓋を開けてみれば元凶が居なくなったので絶妙に2人に追い風となってました。

個人的に好きだったのは山岡の叔母と意気投合してるたつるでした。www



そして同時収録作は超ブラコンのあの人のお話で、思わぬ恋のお相手に勝手に「そう来たか!」と思ってしまいました。だけどお相手を見てしまうと納得でした。いつか弟CPにバレた話が読んでみたいと思ってしまいました。広里かな先生よろしくお願いします。

気になってたよね⁉︎

「love nest 」の最後でお子ちゃまたちが爆誕してたのですが、天星のお兄さんとの関係がちょっとだけ唐突に感じられたのですが、こちらのお話はそれを補っていました。双子ちゃん凄く可愛いくて天使ちゃんでした。

面白かったのが育児休暇を取ってるレイには懐くのに、父親の天星には人見知りをする双子ちゃんの様子でした。可愛がりたいのに出来ない天星が気の毒で面白いです。www

双子ちゃんたちがいるのでエッチしたいのに出来ない可哀想な2人に現れたのが、Ω化してしまった天星のお兄さんでした。双子ちゃんたち出会った時から懐いてました。www

お兄さんという救世主を得てやっとエッチが出来た上に、天星にも懐くようになってました。

お兄さんは前巻であんなだったのに姪っ子たちのベビーシッターを頑張る姿にホッコリさせて頂きました。そしてスパダリ天星が娘ちゃんたちに人見知りされる様子に爆笑でした。

「love nest 」を読んだ方は是非とも読んで欲しいです!

知りたかった事が知れたが…

冒頭からイチャイチャ感満載で戸惑ってしまい、前巻を読み直してから再び読み進めました。
ハネムーンでの幸せ一杯な2人の様子を見て安心したんですよ。過去あれだけすれ違っていたからやっと落ち着いたのかと…。

ですが私の読みは甘かったです。再びのレイのベータ化なんて、神様はまたしても試練を与えるのかと。

でもですね、天星には信頼感があるので何の心配もしてませんでした。彼のレイに対する並々ならぬ執着は分かってますから。

ここでマンネリにしないのが紺色ルナ先生の凄いところで、高校の同級生の宝生を登場させるところで第三者の目を通しての2人を知る事が出来るんですよ!宝生から見た高校時代の2人の関係に激萌でした。当時から宝生を牽制してた天星にも激萌です。

そして前巻で気になってた天星のお兄さんのその後に驚愕しました。知りたかった事が知れたのですが想像も出来なかった展開です。

今巻の激萌ポイントはバースに囚われない思いを確かめ合ってからのレイの変化でした。これこそが運命なのでしょうね。

2人の子どもたちとお兄さんの関係にホッコリして、やはりこのお話が好きだと思いました。
しかし、息子たちが居なくなった西園寺の実家はどうなってるんでしょうね。いつかその辺も読んでみたいです。あの両親に天誅を!www

安心感のある作品

実は伊勢原ささら先生の作品を読むのは、昨年発売された「ピノと、彼の初戀」が久しぶりでした。そしてその作品が素晴らしかったので今作も購入する事にしたんです。今作もとても素敵な作品でした。

今作の特徴としては読んでいてとても安心感のあるところなんです。良いワクワクはあっても嫌なドキドキは無いという、私の身体にも精神的にも元気を貰える作品でした。

それはひとえにエリオというキャラクターのおかげなんです。とても信頼があって魅力的な人物でした。彼が現れたことでリュカの村の中での立場が変わって行く様子にワクワクしました。理想の攻めでした。

そしてなんと言っても「花術師」が花を咲かせる描写が見事で、あとがきで先生がモデルの花があると書いているのですが、その花が何か想像出来るだけにリュカが次はどんな花を咲かせるのかと予想するのも楽しかったんです。

エリオはリュカにとっては幼馴染みのお兄ちゃんのうちの1人なので最初は恋愛的な要素は皆無なのですが、エリオを慕う歳下の美少年のマキシムが現れたことで彼を意識するようになります。その過程が凄く良いのですよ。今の私の好みにドンピシャでした。

鋭い読者さまならエリオの正体にピンと来ると思います。私の予想も当たってました。ですが飽きさせること無く最後まで楽しむ事が出来ました。流石でした。

麻々原絵里依先生の描かれるエリオもリュカも、もう1人の幼馴染みのカミーユもイメージ通りでした。またリュカの相棒であるレムが可愛いんですよ。

また個人的にはツンデレキャラのマキシムがお気に入りでした。そして「花術大会」の最後にリュカの咲かせた花が見せた光景の描写が見事で私も会場にいた1人になった心地になりました。

まだほんの序盤だけど

じつはここ最近の藤峰式先生の作品は合わなくて、暫く購入していませんでした。
ですが今回は試し読みでビビッと来るものがあり、電子で購入したのですが結果大正解でした。

今作は藤峰式先生お得意のオメガバですが、オメガは「魔女」と呼ばれて森に住んでいます。蔑みの対象であるために彼等は老後の心配をするという世知辛い世界観でもあります。

魔女たちは協力関係にあり「魔女集会」で情報交換や親睦を深めていて、その「魔女集会」の帰りに見つけたのが赤ちゃんドラゴンのロイなのです。

このロイですが人型になると28歳なのでバートがアラサーと言うたびにクスッとしてしまいました。人型になれるドラゴンの秘密は作中にあるので、ロイの正体はすぐに気が付くのですが、どうしてロイが森にいたのか、終盤でロイを連れ去った人物が誰なのかはまだ謎のままです。

今回はファンタジー色が強く仔竜の時のロイがメチャクチャ可愛くて、そんなロイを可愛がるバートが人型になったロイに段々とときめいて行くのが面白いんです。

最後にバートがロイの正体を知ったところで終わってましたが、バートは諦めそうですがロイがどういった行動を起こして来るのかがとても楽しみです。

藤峰式先生の作品なので逆転劇が起こるのではと期待してるので、次巻を楽しみに待ちたいと思います。

次巻が待ちきれない!

両思いになって同棲までして、それでも他作品に比べるとBLらしさは希薄だと思ってました。
でも、14巻目にしてとてもBL色が強くなったように感じました。黒沢ではなく安達に目を付けた取引き相手が登場してたからです。

でも考えてみればゲイにモテそうなのは安達なんですよね。恋愛経験の無い安達が黒沢に誠実であろうと、当て馬に隙を見せまいとする様子に激萌でした。そして酔った安達を迎えに来てからの流れがまさにBLの流れでした。

次巻には黒沢が安達に惚れたキッカケとなるあの女社長が登場です。まだ付け狙ってるのかしら?例え2人の仲をバラしたとしても悪者になるのは時代の流れ的にバラした側だと思うのですが…。

やたらと若作りしてるのでどんな動きを見せるのか楽しみです。ついでにパワハラ、セクハラで社会的に抹殺されて欲しい…。

顔面が…良い

前巻のレビューで孝宏は宮田トヲル先生史上1番の美形だと書きましたが、やはり間違いなかったです。www
キラキラした顔面が良すぎました。ガン見ですよ。

内容も凄く良かったです。孝宏だけでなく奏多も相手に対して誠実で凄く好感が持てました。イケメンの孝宏だけでなく性格の良い奏多もちゃんとモテてて、孝宏に気持ちを伝えようとする直前の女子による告白イベント、そしてそれを見てグッと堪える孝宏の表情に激萌でした。これぞ高校生BLの醍醐味ですよ!

この作品の魅力は現実味のない高校生ではなくて、この子たち居そうだなと思えるところなんです。
ただ、今回モヤっとしたのは奏多の取材のはずがイケメンで歌の上手い孝宏を何とかTVに出そうとした大人たちでした。

ああやってスターが生まれるのかもとは思ったものの、視聴率ありきの姿勢に大人の汚さを感じてしまいました。機転を効かせてあの使用にしなければ、勝手に編集されて違う趣旨の内容になったのではと恐ろしくなりました。

奏多があんな感じなので2人のなかは今回も進まないのかなと思ってましたが、DKの好奇心舐めてました。でも、DKらしくて好感が持てる範囲です。

まだまだ高一なのでこのままじっくり丁寧にお話を進めて欲しいです。