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女性kurinnさん

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感無量

ずっと追い続けて来たシリーズですが、あのルーイとゼスの子ども達のお話を読めるとは思っていませんでした。そして今回は2人の長男であるサヤとお相手はあのユルールですよ!年の差凄すぎます。

でも、なんていうかサヤも番候補を急かされてはいても、相手は自由に選べるところが親世代とは違っていて平和な時代が訪れたという事が分かって感無量でした。

ルーイもゼスもユルールも良い年のとり方をしていました。ゼスのお兄ちゃんのハシが名前だけしか登場しなかったのが寂しかったです。だってこの平和はハシの決意によってもたらされたのだから。

ユルールとサヤが子どもの頃のシーンが微笑ましくて、終盤のルーイが語るサヤが誕生した際のユルールの行動にホッコリしました。

確かに親子ほど歳が離れてるのでユルールの心配する事は理解出来たし、ちょっとしんみりしてしまいました。でも、だからこそ一緒にいる時間を大切にして幸せになって欲しいと思いました。

個人的にはサヤの双子の姉弟であるサイハンの番候補が凄く興味が湧きました。

期待と違った

コオリ先生って凄く人気なんですね。私はコオリ先生のアカウントはフォローしてなかったんですが、SNSのフォロワーさんがRPしてて驚きました。BL繋がりじゃなかったからです。www

そして今回はオニショタでDom/Subユニバースじゃあないですか!前作の「高嶺のSubは擬態する」が凄く好みだったので凄く期待してました。

なんですが、どうも八雲の性格が好きになれなくてですね、終盤まで冷めてる自分にビックリしてしまったんです。個人的な話になってしまうんですが、薬や治療法が分かってるのに自分の身体を大事にしない人に嫌悪感を持ってしまうんです。八雲の自分を大切にしない、体調を疎かにしてヘラっとしてる態度が受け付けなかったんです。ここら辺が自分では努力してるけど、どうしようも無かったとかの設定だったらまた違ってたかもしれません。

あと、星那との関係に罪悪感を感じるのは理解出来たんですが、誰にも相談出来なかったところです。周りは手を差し伸べていたのにって思って冷めてしまったんです。

プレイをしなくて不安定になるのはSubだけなんでしょうか?こちらの作品にはDomにそういう設定は無いのでしょうか?星那は「早熟」なんですよね?何かしら問題があると思うのですが。

好きな事を詰め込み過ぎてて、この辺りの設定が凄く甘いなと感じました。

そしてせっかく魅力的に育った星那なので、彼をめぐって争う女性たちを冷たくあしらう所とか読みたかったです。八雲だけを特別扱いするところとか。www
母親のシーンがあまり無かったのに母親の元パートナーの登場シーンとかいります?

続巻凄く楽しみにしてたけど

前巻ではスーロンとキュルフェを連れて家に戻るところで終わっていました。そして2巻では家に帰ってからのドタバタと、4年ぶりに学園に戻ることになり見違えるように変化したサミュエルに皆が驚愕するというお楽しみが待ってました。

実は驚いたことにサミュエルってば理想の結婚相手としてモテモテだったんです。性格良くて家柄も良くて痩せれば美少年だと皆は知っていて、知らぬは元婚約者のビクトールだけでした。彼がサミュエルと婚約破棄したのはサミュエルに想いを寄せる令息の仕業だったんです。でもビクトールの偉いところはそれでも選択したのは自分だと反省してる点でした。

そしてビクトールを奪ったエンゼリヒトが転生者だったので、出会いのタイミングを早めたことによって全てのストーリーが変わってしまったらしいです。(まぁどうでも良いけど)

なのでスーロンとキュルフェがサミュエルと出会って救われたことにより、彼等の祖国は思いもよらない未来へと進んで行くことになります。

サミュエルの規格外の強さとか魔力が弾ける描写とか、学園に久しぶりに来たサミュエルに皆が魅了される描写とか、美少年だったビクトールの末路とか、未来を変えてしまって容貌が激変してしまったエンゼリヒトの件とか凄く面白いんですよ。

ただ、悲しいかなそこにBL要素としてサミュエルとスーロンとキュルフェとのイチャイチャが入ったことで、凄くテンポの悪いお話になってしまってたことが残念でした。そして2巻が出るまでに一年経過してしまった点も残念でした。勢いのまま続巻で出てればと思ってしまいました。

婚約者が2人必要な理由は分かりましたが、個人的には攻めが1人の方が好みです。

デビューおめでとうございます

新人賞受賞作を加筆修正した表題作と書き下ろしの続編の「ウチのαは趣味と察しと諦めが悪い」で構成されてました。癖がなくてとても読みやすい文章で、サクサクと読み進められました。

ただ、欲を言えば書いて欲しかったことが書いてなくて、ページが残り少なくなり始めた時に嫌な予感がしました。

紗和の性格は凄く好きでした。性差別に負けずに強く生きていく姿とか、世間に媚びずに有言実行する姿に好感が持てました。司にも言いたいことを言って、受け入れることは受け入れても寄り掛かろうとせずに頑張って1人で立とうとする姿が凛々しいんです。

反対に司のほうが紗和という存在に惹かれて執着していたような気がします。
最初はこのお話は司がアルファなのでスパダリで全てを解決して爽快な話になるのだろうと思ってたんですが、全然そんなことはなくて個人的にはガッカリしました。

父親に押し付けられてたブライダル事業の結果とか、紗和にかかって来てた弟からの電話の用事とか、気になってたところが全て放置でストーカーのファンの話に肩透かしを食らった気分です。

このお話が続くのなら上記が書いてない理由も分かるのですが、違うなら作品の完成度としては低いと思いました。

また、司と紗和との最初の出会いの齟齬とか発情剤をしかけた犯人もハッキリさせて欲しかったです。なんだかスッキリしないまま終わってしまい読後感が悪いです。

迂闊で虚弱

前作よりはかなり構成が読みやすくなってましたが、ユリウスとジェラリアが身体を繋げるシーンが多くて、その他のお話の流れが駆け足になってしまったように思いました。

そして思ったのがこの作品にはスパダリ皆無なのです。え〜っそこなんで気が付かないの?って何度思ったことか!
さらにジェラリアが出歩かないように注意されてたにもかかわらずに、侍従の格好で歩き回ってた時はバカなのかと呆れました。

前作から気になってたのは直ぐに気を失う点や体調を崩すところなんですが、そんなんで仕事が出来てたのか信用出来ませんでした。
演技には自信があるそうですがそんな場面は一度も無くて、かなり迂闊で虚弱な人物だとしか思えませんでした。

もっと分からない人物は隣国ダンガイトの王子ルイードでした。後半のキャラが登場時から崩壊してたし、彼がジェラリアに惹かれた理由がちっとも分からなくて読んでて苦痛でした。

勿体つけて話を進める手法も匙加減が大切だと思いました。これは登場人物の会話にも言えました。それ、まだ話してなかったのと呆れた程です。

匂わせといて期待させて答え合わせまでワクワクするパターンは大好きなのですが、こちらの作品はそれが上手くいってなかったのでフラストレーションが溜まりまくりでした。

これはあくまでも私の個人的な好みなので、好きな方もいらっしゃると思います。ただ、私はこちらの作品に好みのキャラは居ませんでした。

ちょっと興味を惹かれて購入

はじめましての作家さまでした。前から存在を知っていたものの、ちょこっと興味を惹かれたので購入してみました。とても読みやすい文章でしたが、そこでその人の視点が入るのは…とweb小説あるあるでした。

伏線とかは大体が想像通りでしたが、内容を詰め込み過ぎてて読んでて疲れるのも確かでした。この辺りがベテラン作家さまとの大きな違いだと思いました。

個人的にはジェイド(ジェラリア)の考え方が苦手で、常に他人が望む自分を演じて来たからこそ今の仕事をしているとありました。でも、人は誰でも理想とする人物像をモデルに人格形成して行くのでは…と思っているので、この考え方にとてもしらけてしまって、更にトラウマを刺激されてPTSDを発症するシーンが多くてしんどかったです。

確かに彼の生い立ちとか後の体験は気の毒で凄惨なものでしたが、そこを凄く強調してるのが好みじゃなかったです。

1番ガッカリしたのは母親の形見の指輪を湖に投げるシーンでした。ここで一気にジェラリアが嫌いになったほどです。まぁ、まだまだ若いので仕方がないとはいえども、亡くなった母親と親しかった亡き王妃の2人の想いを繋いでやって来た遺品をあのように一時の気持ちで処分しようとする人間性が好みじゃありませんでした。

2巻まで購入してるのでこの評価が上がることを祈って次を読みたいと思います。

今度こそはと思ったけれど

朝香りく先生の作品を読むのは3作目になります。最初が萌2で次が中立だったのでもしかして合わないのかなと購入を迷いましたが、あらすじを読んで興味を惹かれたので今度こそはと思い購入してみました。

朝香りく先生の文章はとても読みやすくてテンポも良くて、ルフィウスの心の声に何度もクスッとしました。この心の声がダダ漏れなので読者はルフィウスのカレンに対する気持ちに安心出来るんです。

ただ、難を言えばこのルフィウスがカレンを溺愛するシーンが長すぎたと思いました。残りのページ数を確かめながらもしかしてこのお話はこのままで終わり、ルフィウスが面白い人だというのを堪能するコメディなのかしらと疑うほどでした。

ちゃんとカレンが王宮で学んで知識を付けたり、同じ屋敷にいた奴隷の子どもたちを呼び寄せたりして自分のやりたい事を実現して行く過程もちゃんとあるんです。

でもなんていうか読みたいのとちょっと違うと思ってたところで、漸くルフィウスの政策に反対する貴族たちが動き出すんです。「え〜!ページ足りる?」って思うんですが、凄いことにちゃんと綺麗に収まってるんですよ。

けれども読みやすい文章だけにあっさりしてるんです。知識を得たことや大事なものができたが故に生じる不安とか、とても良い着眼点があっただけに山場の持って行き方が残念だと思いました。

個人的にはカレンが1番だと揺るがないルフィウスがとても素敵だと思いました。なのでちょっと隣国の王女が気の毒でした。この王女も悪巧みの一味だった方がメリハリがついて良かったかもしれません。それと今回裁きを受けた公爵がどのような処分になったのかも書いてあれはスッキリしたかもしれません。

あとルフィウスがカレンに惹かれた出会いは私的にはあり得ないかなと思い今回は萌にしました。

2巻!

キス=セックスでキス至上主義者の真白が透と恋人同士になってからの2巻で、彼等の関係がちゃんと発展するのかを確認するお話となっていました。
相変わらずキスの時の舌の描き方がお上手でした。

どちらも普通の大学生とは言い切れないCPですが、個人的には透の感情の方がとても理解できました。なので中盤まで何処かズレた真白の価値観に、忌避感を持ってしまってました。こういう彼氏は嫌だと思ったんです。

なので前巻ほど盛り上がれない自分が居ました。

ですが終盤でやっと透の気持ちを慮ることが出来て、彼氏として真白が頑張った時にまたまた真白のイメージが良くなったんです。
ありのままの真白を愛する透はもちろん良い男でした。

ただ、今の私の好みとはちょっと違ったなと思うので萌です。個人的には続編要らなかったかな…。

好きな設定ではあるけれど

秀香穂里先生の作品を読んだのは「溺愛アルファは運命の番を逃さない」以来になります。そちらのレビューには先生の作品にはイマイチ萌えないと書いていたのですが、今回は好きな設定ということもあり久しぶりに購入してみました。

とても読みやすい文章だし好きな設定なんですよ。でもなんていうかアッサリし過ぎていて、ページを戻って何度も読み直すほどの萌はなかったんです。サクサク読めてしまいました。

登場人物たちもとても魅力的なんです。でも個人的な印象として、盛り上がりを見事に避けて走って行った感じがあります。全てが薄味なんです。もうちょっとクドくてドロドロしてても良かったかもしれません。

まぁ、主人公の奏歌が目指した通りのハッピーエンドで「めでたし、めでたし」なんです。
好みとしては黒幕が捕縛されて極刑になった方が良かったかな?エロが少なめなのは良かったです。

楽しみにしていただけに…

とても期待して読み始めた下巻でした。恋人同士になっても当て馬とか出てきてハラハラしたストーリーを楽しみたい、と思うのは誰にでもあると思うんです。途中まではその新人である雨宮の不気味さを楽しめました。

勇生を狙っていると見せつつ…実は…という辺りは楽しめたし、意外にも勇生の男らしい面も凄く良かったんです。

ただ、途中で雨宮のターゲットが陽久と勇生になったのまでは理解出来ましたが、最後まで雨宮が2人に関わって来るのには閉口しました。

私は陽久と勇生の恋愛を読みたいのであって、第三者は要らないのです。3Pとかしてる訳ではありませんが、あそこまで出張って来る意味が分かりませんでした。

上巻は神でしたが下巻は「これじゃない」感が強くて萌にしました。上下巻同時発売の罠ですね。
2月発売の上下巻を購入するのが怖くなりました。