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萌×2作品

女性sugichanさん

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中華ファンタジーが好きならお勧め

アニメを見て「絵が綺麗なのに話が良く分からない!」と思って原作を読み始めました。「魔道祖師」はドラマで見て分かりやすかったので、本作のアニメがちょっと分かりにくいんですかね。
ただ、原作は良かったです。ストーリーそのものは壮大な中華ファンタジーで、アクションあり謎解き要素ありで面白かったです。ファンタジー要素が多くてよく分からなかったり、一方で説明が冗長だと感じる部分もありますが、二人の関係性が徐々に近づいていく感じに共感しました。中華ファンタジー好きならお勧めです。

キャラクターが魅力的

ファンタジー要素が強い話ですが、出てくるキャラクターが魅力的で読みやすかったです。メインのレイランドとカインだけでなく、カインの双子の弟スウェンと王太子のベルセリドも魅力的なキャラクターで嫌味がない。実は本当に悪い奴はあんまり出てこない作品なので必要以上にイライラせず読めました。
レイランドがカインを好きになっていく過程もじっくり楽しめますし、前世の記憶が蘇って二人が和解するシーンは感動的でした。が、後半に情報が多すぎたのでラブ要素が少なくそこだけが残念でしたね。前世では友人だったので恋人関係になっても甘くなりすぎることはないのかもしれませんが、せっかく300年という壮大な時間をかけたのだから、もっとロマンチックで熱っぽいイチャイチャがあっても良かったなぁと思いました。

大恋愛だけど絡みは少なめ

身分差あり、戦争あり、幼少期からの成長あり、と時代背景としても時間軸としても壮大なスケールで描かれており、ストーリーはすごく面白かったです。この時代をテーマに扱った一般作品は暗い話になりがちですが、本作はBLらしくレイモンドとエドワードの大恋愛を柱としていたのでその点では暗い気持ちにならずに読めました。
ただ、内容が濃いので仕方ないのかもしれませんが、二人の関係性の成熟に関してもさらっと描かれていたのが残念でした。レイモンドとエドワードのHシーンもさらっとしていて、二人が両想いになってどんな関係性を築いていたのかもっと知りたかったなぁと。展開は面白かったですが、BLらしい男同士の絡みという意味で物足りなかったのでこの評価としました。

ファンタジーが強いかも

砂原先生と言えば言ノ葉シリーズ!の人間なので、ハートフルファンタジーなのは予想していたのですが、言ノ葉シリーズに比べるとファンタジー要素が強く感じました。ただ、最初と最後で印象の変わる作品で、ストーリー展開はハラハラしつつも一気に読める楽しさがありましたね。また、どういうオチになるのかと大まかに想像できても、細かい謎まで全部当てるのは難しく、ありとあらゆる伏線をしっかり回収する展開にとても感動しました。安心して小説を読みたい方には向いていると思います。
個人的にファンタジー設定はあまり好きではないのですが、今作はストーリー展開としてはミステリー要素もありかなり面白かったです。ただ、人間模様をガッツリ楽しみたい方は「言ノ葉」シリーズや「心を半分残したままでいる」の方がおすすめですね。今作は受け攻めともに高校生なので、人間模様としては物足りなく感じてこの評価になりました。

あいとまこと コミック

森世 

地雷がないなら

有名な作品だったので読んでみたいなぁと思いつつも、オメガバース、3P、近親相姦と個人的な地雷が多く・・・ずっと購入するかどうか悩んでいましたが、結果読んでよかったと思います。好き嫌いが分かれる作品だと思いますが、ストーリーは王道です。満たされない穴を埋めるような関係性で、恋愛というよりお互いへの絆の要素が強く、BLに少女漫画要素を入れてほしくない私にとっては理想的なストーリー展開でした。
ただ、Hシーンはプレイ(道具など)特化型なので、ラブラブHに興奮するタイプの方(私もそうですが)は結構しんどいと思います。オメガバースの設定があるからこそ双子設定が生きていましたが、オメガバースに期待する番とのいちゃいちゃラブラブHはないです。
なので、BL的な萌要素があまりなかったという意味でこの評価にしました。ただ、物語としては斬新で魅力的だと思います!

評価が難しい

最後まで読むと良さが分かる作品で、ストーリー構成や展開は間違いなく「神」です。・・・が、半分くらい読んでもBL要素がほぼなく、最後まで読んでも謎が残りました。「面白いけどBL的な萌要素としてはそこまでないかも」と思い、総合評価として「神」はつけませんでした。とはいえ、ストーリーもしっかりしているし、何より最後の方はかなり泣けるのでおすすめです。男同士のラブストーリーが軸になっている作品ではないかな、と思っただけなので、ストーリー重視でちょっとBLを求めている方にはマッチするはずです。

ここからは私の感想ですが、最後まで読んでも、遼一は透が好きなのか?については釈然としませんでした。三希はほぼ透といえど、やっぱり人格は別だし、三希はあのラストで幸せになれたのか?透は遼一と上手くやっていけるのか?と色々気になってしまいましたね。でも、最後のシーンで三希は消えたのではなく、透の中に統合されたんだと思える箇所があります。そこはすごく良いのですが、だとしたらやっぱり遼一は三希が好きだったんじゃないかと思うのです。あまりにも三希の印象が強いので、もう少し透との描写があればよかったのになぁと思ってしまいました。でも、内容はとても良かったです。