完結ってまだ信じたくないなぁ…が率直な感想。
というか「ギヴン4人」の音楽がもっと見たかった。
上ノ山くんと真冬の恋愛ももう少し見守りたかった。
最終巻。評価に迷います。
佐藤真冬の物語としてはキレイに完結していて、
今まで出会った全ての人の後押しがグッときました。
他、亡くなった由紀が真冬の中に溶け込んで泣いた。
死んじゃった彼には今はもう言葉に出来ない想い。
引き継いで形にしていくのも胸熱です。
上ノ山くんが、由紀が、柊のが、真冬を揺さぶる。
雨月が真冬の背中を押すのも良いですね…!!
5巻との対比になってて、
今度は雨月が動けない真冬を導いていってーーー。
その辺りは間違いなく神なんですけど、
秋彦や春樹の存在があまりにも薄すぎて…(;ω;)
モブみたいになってるのがもぅ無理…やだ(;ω;)
最終巻なのにギヴンの音楽が聴けなかったことが辛い。
5巻の圧倒的興奮が忘れられません。
今思えば恋愛面もバンドの一体感も5巻がピークだったな…。
沢山悩んで、ぶつかって、
デビューまで色々あった彼等が乗り越えた先の音楽。
きっと深みが増してカッコ良くなったんだろうなぁ。
ギヴンの音楽が聴きたかった。
ギヴンの音楽が聴きたかった。
ギヴンの音楽が聴きたかった。
(無事デビューはできたみたいだし)
(ライブしてるシーンはチラッとあるけど…)
佐藤真冬の物語としては「神」
ギヴンの扱いがあまりにもアレで「趣味じゃない」
間をとってとりあえず中立であげます。
ここで終わったら真冬と由紀の物語になっちゃうのに
なんでここで完結しちゃったのかな。ホントマジで…。
ラストで上ノ山くんの存在感が霞んじゃってるやん…。
この物語って上ノ山×真冬だよね???(;ω;)
せめてあと1冊。
ギヴンの物語が必要だった気がする。
現段階の感想はこれに尽きちゃいます…。
ちなみに定例の4コマの描き下ろしはありませんでした。
読むのしんどかったな。
なんだろう…この重い読後感は…(。_。;)
8巻から引きずってた問題は一応解決したけれど、
全くスッキリしないまま終わった気がしてならん。
(私の感性が鈍ってるだけかも。すみません;;)
既刊と比べちゃうと、
希星や栗栖の時のようなカタルシスが全くない。。。
結局なんの為に登場したのかな?って思っちゃう。。。
楢崎&寺島の関係って稀少だとは思うんですよ。
お互いが強固に想い合ってて、仲がめッッちゃ良くて、
ケンカすることもないし、互いに深く信頼し合ってて。
一番難関そうだった家族の理解も得て両家公認の関係。
その対比にぶつける役割として登場したのが、
・マイノリティの壁を崩せずに苦しんでいる みのり
・家族の間に壁が出来てしまって馴染めない 柊真
だったということなのかな…。
これって範康も同じ役割持ってんじゃんと思ったけど、
敢えて楢崎の初体験の相手にした意味は伝わりました。
上にも書いたけれど楢崎と寺島は盤石の関係です。
でも(当たり前だけど)完璧な人間ではない。
無自覚にため込んだ負の感情を浮き彫りさせるには、
『初体験の相手』がキーになっていたんですよね…。
(ここにきて高校時代のたわいもない軽口が、)
(寺島の首を絞めているという伏線になってて…)
(マジでしんどくて、、、寺島ーーー!!!涙涙)
私はこの9巻で反省をしました。
巻を追う毎に寺島が頼もしくカッコ良くなっていくから
完璧な男前受けに成長してるな~と捉えてたんですよね。
栗栖に迫られたときの対応とか、
希星への遠回しなフォローとか、
過去の実績から柊真への対応もサラッと…と思ってたら。
寺島はパニック起こしちゃって、、、
柊真が可哀想になるほど寺島が酷かったんだよー!
これやられる側だとまぁまぁトラウマだよ!?!?
当たり前だけど寺島も普通の年相応の子どもでしたね。
なんか男前受けとして完璧を求めてた自分に反省です。
寺島は9巻で不安に揺れる表情が多くて、
切なくなる場面が多くて も~~キュンキュン(;///;)
弱い部分がいっぱい見られてリアルな男の子でした…!
その辺りは以前のような神興奮したのですが…。
楢崎&寺島はこれでめでたしめでたしなんだろうけど、
みのりがすごくモヤモヤしたまま終わってて後を引く。
楢崎&寺島とは違う道を歩んだって事でまとめてたけど。
これで終わりかよ!?っていう。
柊真もこれで終わりなのかなぁ?
家族問題は良しとして性嗜好の悩みはどうなるんだろ。
みのりも柊真もパッと出てきて
中途半端にフェードアウトしていった印象が残りました。
(だからどうしても「登場させる意味とは?」となる…;)
(でもダラダラとこのネタ続けられても嫌だし、)
(フェードアウトで良いんだけど後味が悪いな…)
あとは単純にみのりというキャラが無理でした。
楢崎に手を出した理由にも触れたけれど、
その理由で教え子の○学生に手を出すのか…??
(パリピ大学生の出来心って言ってくれた方が幾分マシだった気がする)
8巻とは違うベクトルのモヤモヤだけが残ったな…。
乗り越えた後のカタルシスや多幸感が薄めに感じました。
(涙のホットケーキエピや寺島家ニューフェイスなど、)
(多幸感たっぷりで微笑ましいエピも盛り込まれてます)
(ただ私は本編の尾を引きすぎて浸れなかっただけ…;)
次は10巻。ブルスカ10周年。
今度こそスッキリ萌えを楽しみたーーーーい!!!!
余談ですが、
特装版小冊子は年末年始のイチャラブ♡♡良き♡♡
個人的にメイト特典のリーフレットが神萌えでした!
(寺島の笑顔が可愛すぎて胸がキュ~~ってなった///)
(めっちゃ可愛い守りたくなるすごく良い笑顔…)
想像以上に空気を読んで理解するお話でしたね;
読解力と察し力が試されてるのかなと思うほど、
設定がふわっとした雰囲気系でした。
結局あれは何だったの…?って感想が
もー各所に散らばってるので考えるのをやめました。
とりあえずロッドとジェオとテオが幸せならいいや。
1巻は神評価でした。
親友を殺された男×殺した人狼の因果関係が切なく、
"人ではない人狼"と人間の共存は果てしなく難しい。
どうなるんだろうとドキドキハラハラ見守ってきました。
4巻の率直な感想は「よくわかんなかった」です。
細かい部分がボカされたまま完結しちゃいました。
カミオは何しに出てきてどこへいったのか、
解放した人外はどこへいったんだろ?とか(多分森)、
ロッドは町長の説得に失敗したってことかな?とか、
細かい部分が気になりだしたらキリがないほど回収されてません。
こればっかりは好みですね。
想像の余白があってお好きな方もいらっしゃるかも。
私はキッチリ説明が欲しいタイプなので残念でした。
とりあえずロッドとジェオの想いが通じ合って、
テオと一緒に幸せに前へ進んでいるので良かったです。
(最初の因果関係とか)
(ロッドが大人で冷静に理解出来る人だったので、)
(結局なんの障害でも波乱でもなかったなっていう)
理解するのに必死で物語を楽しむ余裕がなかったので中立であげます。
1巻2巻がとても好きでした。